ちょっとは涼めましたか?
暑くて記事を読む気すら萎えそうな日々に、出来る限り涼しげな原稿を読んでもらおうとアイスの記事を書いたが、溶けたアイスは逆に暑苦しい雰囲気でした。狙ったつもりが逆効果。よくあるよね。
無理に結果をまとめるとすれば空調のきいた部屋では30分以内、そうでない場合は10分以内に食べよう、と言ったところか。
よくよく考えると、10分しか食品としての価値がない食べ物ってどうなんだろう。なんだか、3分しか地球に居られないウルトラマンみたいだ。アイスクリームって普段、何も考えずに食べているけど、ひんやりしたアイスが当たり前のように食べられるのって、実は奇跡なのかもしれない。
そういえば今のような冷凍技術がない中世。皇帝とか王様とか偉い人は手下を雪山に派遣し、新鮮な氷を溶けないように運ばせて食べたとかいう話をどこかで読んだ。そのときのカキ氷は、さぞかしおいしかったに違いない。
いつもこういう昔話を聞いたら思うんだけど、21世紀の僕らはある意味全員皇帝とか王様とかの生活をしているよね。年中氷を食べられるんだし。先祖に感謝ですな。(お盆だけに) |