成功といっていいのか。とりあえず温度は上がったが、 30分でわずか0.5℃上がっただけ。このペースでいくと 60℃になるにはあと24時間かかる計算だ。
それはつまり一日に24時間太陽が出っ放しでなければいけないわけで、地球がどうにかなっちゃわないと不可能だ。この方法は失敗に終わった。
太陽光をたくさん集めて沸かす
風を防いでもダメだった。いよいよ万策尽きたか。
絶望感からか、策は一つしか尽くしてないのにそんなことを言ってしまいそうになるが、ここはいったん基本に戻ろう。
自転車のサドルが熱くなるのは太陽光を浴びて発熱するわけだから、つまりはその太陽の光をたくさんサドルに集めれば、普段の数倍熱くなってコーヒーを沸かせるのではないか。
そして実はそれを実現する道具も持ってきていました。 |