干した食べ物は、なんだかとても美味いです。
イカの一夜干しもスルメも、乾燥シイタケも干し柿も、味わいディープ。噛めば噛むほど、じんわり舌が喜ぶ汁が、出てきます。
「なぜ干すと美味になるか」という、肝心の理由は、マンガ「美味しんぼ」で読んじゃー忘れ、読んじゃー忘れ、しているのですが……生の食べ物の中の、なんじゃら成分が活性化するせいなんですよ! ビタミンDとかアミノ酸とか(うろおぼえ)。
ああ干したい、食べ物干したい、と「干し欲」が高まってきたある日、「秋冬は乾燥してるので、食べ物を干すにはベストシーズン」との情報をキャッチ。
また「野菜は、一日干しただけでも、かなりウマい」「納豆を3日干して、山に持って行く登山家がいるらしいよ」等の情報もキャッチ。
でも、方法の詳細情報は分からず……。
これは、自分で試して干すしかない、干せばなんとかなるだろう、と、とりあえず
決行することにいたしました!
まずは問題の納豆。
あとは、無難にキノコチーム、まいたけ、しめじ、シイタケ。
「はじめての野宿(ベランダで)」でも使用した、自宅アパートのスペースに、新聞紙をひいて準備。新聞をとってないので、中華料理屋さんでいただいた、在日中国人向けフリー新聞で代用しました。ほんと、新聞とってなくても、「新聞紙」が欲しいことってあるよね。
まずは、キノコ類ほ干し干し。午前から夕刻まで、テキトーに。
出来上がり。思ったより、シワシワになりました。
で、炊飯器にお米入れて、ダシ、日本酒、醤油を適量入れて、キノコを全部突っ込んで炊いたところ。
……炊きあがるあいだの、香りが、す・ごーい!!!!!
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