大きさを錯覚する部屋というものがあると本で読んだ。
同じ場所に立っているのに大きく見えたり小さく見えたりするのだ。観光地のトリックアート美術館などにあるようだ。錯視の業界では(そんな業界あるのか?)それは「エイムズの部屋」と呼ばれているらしい。
エイムズの部屋をもちあるけば視界にあるものの大きさを自在に変えることができるのではないだろうか。
新年早々、部屋を持ち歩くとか言い出してすまん。(林 雄司)
エイムズの部屋の不思議さを知ってください
これがエイムズの部屋。エイムズの部屋の作り方はネットで検索するといくつか出てくるが、今回はこのページを参考にしました。ありがとうございます。
のぞき穴から覗くと、反対側に同じ大きさの窓が並んであるように見える。大きさと距離が違うにもかかわらず。
窓の近くに物を置くと、同じものでも窓の大きさとの対比で大きくなったり小さくなったりするのだ(もちろん本当に大きくなるわけじゃなくてそう見えるだけ)。人形を使って説明すると…
同じものが大きくなったり小さくなったりするのは衝撃である。こんな箱を通すだけで。大きいとか小さいという感覚は絶対的ではなく、簡単に錯覚してしまうのだ。
つまり、この箱があればきみのほうが大きいとか僕のは小さいとかそういう悩みから解放されるのではないか。
どんどん街のものの大きさを自在に変えてしまおう。錯覚をポジティブに使うのだ。