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ちしきの金曜日
 
ダーツで百発百中をめざす
 

ぼくのまわりでダーツが流行っている。

勤め先の会議室に、なぜか電子式のダーツマシーンが置いてあって、みな息抜きとしてやっているうちにだんだんハマってきてしまったらしい。

ぼくもためしにやってみると、これがなかなか面白く、そして、難しい。どんなに練習しても、狙ったところにめったに飛んでくれない。

それで、こんなことを考えた。練習してだめなら、道具の力でなんとか百発百中を実現したい、と。

三土たつお



会議室のダーツはこちら

というわけで、問題のダーツがこれ。


会議室の壁になにか掛けてある
ダーツだ。なぜ。
これで息抜きをするのだ。でもそのわりに目が真剣になってる同僚のN西さん。

 

世間でダーツが流行りだしたのっていつごろだろう。

よくわからないけど、とにかく社内では今が旬の遊びになっている。つられて遊んでみると、へたな人でも運がよければ上級者に勝てるような遊び方もあったりして、なかなかゲーム性が高い。

ダーツというと、薄暗いバーでかっこつけながらやるものだという先入観があったのだけど、そうじゃなかった。ゲームとしてすごくよくできてる。

 


コントロールが定まらない

ただ、実際にやってみるとわかるのだけど、狙ったとおりの区画に投げ入れるのはかなり難しい。狙ったところのとなりに入ればいい方で、たいていは全然関係ないところに入ったりする。


ぼくもやってみるが・・。
狙ったところ(真ん中)に行かない。

これがかなりくやしい。

本当は常に狙ったところに投げたい。むしろ、2投目が1投目のおしりに刺さり、3投目がさらにそこに刺さるくらいが理想的だ。でもそんなことは無理に決まってる。

 

道具の力で百発百中をめざしたい

じゃあ、なぜ無理なのか。

それはまず、ノーコンなので、どんな位置からどんな強さで狙えばいいのかが分からない。第二に、たとえそれが分かったとしても毎回同じようには投げられないから。

逆にいえば、何らかの道具をつかって、毎回同じ位置から、同じ強さで、同じ角度で投げることが出来れば、2投目を1投目のおしりに刺すことだってできるんじゃないだろうか?

さっそく試してみることにしよう。


 

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