特集 2025年9月30日

友人の結婚式のスピーチのために国会図書館にまで行く

小学校の頃からの幼なじみ・フユちゃんが結婚式を挙げました。そこで友人代表スピーチをすることに。

最初は、「頼んでくれて嬉しいな〜」としか思っていなかったのですが、当日が近づくにつれてプレッシャーが増大&肥大。

国立国会図書館でスピーチ集を読みまくり、当日、極度に緊張した記録です。

大阪で生まれ育ちました。工作と漢字が好きです。チェキで盆栽を撮影したり、豆腐を千切りしたりしています。

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フユちゃんと私

フユちゃんからの招待状を見ると、会場は大阪府吹田市の万博公園にある「迎賓館」でした。

ここ、すごくすごく立派な会場です。

きっと新郎新婦の親族、友人がたくさん出席するゴージャスな式になるのでしょう。

自分の半径2~3mにいる人たちが、つっかけ履いて来るような会ではありません。フユちゃんにとっても、原田さんにとっても、ふたりの家族や友達にとっても一世一代の日です。

自分の胸の中に、勲章としてキラキラしていただけの結婚式スピーチが、「失敗できないミッション」に様変わりしたのです。

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①色んな結婚式でスピーチを見聞き

失敗しないためには、やはり成功例を実際に見聞きするのが一番です。

そこで見えてきた型が2つあります。

これは鉄板中の鉄板です。活躍をほめやすいし、一緒に頑張ってきた話もしやすいからです。

具体的なエピソードはほぼ知りません。

「フユちゃんは高校のテニス部で部長になったが、顧問がとびきりやばい人だった」というのは耳にしていました。

マイナスな内容に思えますが、存外ナイスな話題です。

「ケンカもしたけど、今でも仲良くしてくれている」とすれば、長年の友情&新婦の懐の深さを伝えることができちゃいます。しかし…

唯一怒られたのは、私がフユちゃんのゲームキューブのコントローラーのボタンを、爪でスクラッチするように連打したときだけです。(すごく跡がつく)

結婚式まであと数ヶ月、フユちゃんが「スピーチ頼んだけど大丈夫…?」と申し訳なさそうに尋ねてきました。

や、やばい!頼りなさがバレかけてるぞ!

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②国立国会図書館であらゆるスピーチ集を読む

実際の結婚スピーチでみちびきだした型は、フユちゃんと私の仲では応用が難しそうです。そうなれば

書物をひらくしかない!

さらに、

「新しいスピーチ集1冊だけだと、なにかとりこぼすかもしれない…古いものもたくさん読まなければ…!」と温故知新の強迫観念に襲われました。

日本で発行されたほぼ全ての書籍を収集・保存している国立国会図書館に行きました。

 

⏩ スピーチする人と新郎新婦の関係で例文が細かく分かれている

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