フユちゃんと私
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フユちゃんからの招待状を見ると、会場は大阪府吹田市の万博公園にある「迎賓館」でした。
ここ、すごくすごく立派な会場です。
きっと新郎新婦の親族、友人がたくさん出席するゴージャスな式になるのでしょう。
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自分の半径2~3mにいる人たちが、つっかけ履いて来るような会ではありません。フユちゃんにとっても、原田さんにとっても、ふたりの家族や友達にとっても一世一代の日です。
自分の胸の中に、勲章としてキラキラしていただけの結婚式スピーチが、「失敗できないミッション」に様変わりしたのです。
①色んな結婚式でスピーチを見聞き
失敗しないためには、やはり成功例を実際に見聞きするのが一番です。
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そこで見えてきた型が2つあります。
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これは鉄板中の鉄板です。活躍をほめやすいし、一緒に頑張ってきた話もしやすいからです。
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具体的なエピソードはほぼ知りません。
「フユちゃんは高校のテニス部で部長になったが、顧問がとびきりやばい人だった」というのは耳にしていました。
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マイナスな内容に思えますが、存外ナイスな話題です。
「ケンカもしたけど、今でも仲良くしてくれている」とすれば、長年の友情&新婦の懐の深さを伝えることができちゃいます。しかし…
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唯一怒られたのは、私がフユちゃんのゲームキューブのコントローラーのボタンを、爪でスクラッチするように連打したときだけです。(すごく跡がつく)
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結婚式まであと数ヶ月、フユちゃんが「スピーチ頼んだけど大丈夫…?」と申し訳なさそうに尋ねてきました。
や、やばい!頼りなさがバレかけてるぞ!
②国立国会図書館であらゆるスピーチ集を読む
実際の結婚スピーチでみちびきだした型は、フユちゃんと私の仲では応用が難しそうです。そうなれば
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書物をひらくしかない!
さらに、
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「新しいスピーチ集1冊だけだと、なにかとりこぼすかもしれない…古いものもたくさん読まなければ…!」と温故知新の強迫観念に襲われました。

