広告企画 2018年10月19日

選挙カーは時速100キロ以上出すと候補者の主張が伝わらない

走るのはサーキット

今回、選挙カーを速く走らせるのがミッションである。

しかしさすがに公道でやるのはまずいだろう。この車でスピード違反とかで捕まると言い訳がしにくい。候補者が気を付けなくてはいけないのは公職選挙法だけではないのだ。

というわけで千葉にある本気のサーキットを借りた。

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このサーキットを借り切っちゃった。おれたちはやるときはやるのだ。

この日、サーキットはからりと晴れてスピード日和だった。

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本気のスポーツカーを目の当たりにすると「車って本当は速いんだな」と思う。

僕たちがサーキットに到着するとすでに本気のスポーツカーたちが走行会をしていた。当たり前だが本気の人たちのスピードはすごい。くわえて音もすごい。「ブオーン」ではなく「ビイイイイン」といった感じだった。およそ僕たちが普段乗っている車の音ではない。

ここに我々は選挙カーで乗り付けている。

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どうもー。

結局この状態のままアクアラインを走ってきた。昨日の夕方からそこらじゅうに出没したので、もしかしたら記事の公開前にTwitterで話題になってるかもな、と思い「西村、DPZ、選挙」などで検索してみたけど特に騒がれている様子はなかった。自意識過剰とはそんなもんである。

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車高の高さも手伝い、駐車スペースでの浮きようがすごい。

ところで、サーキットを借りたからといって誰でも速く運転できるわけではない。そこには速く走らせるための技術が必要である。今回は安全を最優先に考えて、普段このサーキットを走っているというドライバーさんに運転を依頼した。横田さんである。

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横田さん(赤)と候補者(青)。

せっかく選挙ポスターも作ったので、気分を盛り上げるためにサーキットの控室を借りて選挙事務所にした。こうなったらやれること全部やるぞ。

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先生もノリノリである。

それではさっそくサーキット走行に移りたいと思う。行きましょう、先生。

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よろしくお願いします!

上の写真では普通の選挙カーに見えるが、逆側、運転手側から見ると完全におかしい。

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逆側から見ると急にF1の解説者っぽくなる。

選挙カーには候補者の主張を道ゆく人に届けるための音響設備が備わっている。これにも出していい音の大きさが決まっているらしく、最大にしても法に触れない範囲で装置を組んでもらった。

映像とサウンドをちゃんと検証するため、カメラマンと音響さんもプロにお願いした。

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映像は「カメラを止めるな」みたいな人に(バッタネイション岩沢さん)。
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音響は池田さんにお願いした。プーテレの長編でも音をお願いしているプロである。

それではさっそく行ってみよう。選挙カーによるサーキット走行は、もしかしたら人類に民主主義が浸透してから初めてなんじゃないだろうか。

そう考えるとこれもひとつの歴史的瞬間である。

選挙カーは演説をしながらゆっくりとサーキットを一周し、最終コーナーを曲がったあたりから見たこともない加速を始めた。

来るぞ。速い選挙カーが、来る。

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「にしむら、にしむらまさゆきを、どうぞよろしくお願いいたします」
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「国会議員候補の、」
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「にしむら、」
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「まさゆきで、」
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「ございーー」
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「まーーーす!」

 

撮影のため、僕も選挙カーに同乗させてもらっているのだけれど、見た目以上に中はアクティブだった。なにしろ車の背が高いので、横風がなくてもカーブでものすごい外側に振られるのだ。ドライバーの横田さんはそんなことお構いなしに縁石ギリギリを攻めてくれる。

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横田さんは「これ以上攻めるとホイールキャップが取れる」と言っていた。
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これだけ速いと市民とのふれあいも一瞬である。
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ホームストレートではだいたい120キロくらい出ていました。

選挙カーは時速30キロから20キロずつ、速度を上げながらサーキットを周回した。

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途中から本気のNSX(スポーツカー)にも並走してもらいました。

 

周回を重ねるたび、ドライバー横田さんは絶好調になっていき、われわれ候補者は口数が減っていった。軽々しくサーキットを走りたい、なんて言うもんじゃないなと反省しました。

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酔った。

選挙カーが出していいのは時速100キロくらいまで

結果、だいたい100キロ~120キロほど出すとドップラー効果(高速で近づく音源は高く聞こえ、遠ざかる音源は低く聞こえる現象)で候補者の訴えが面白くなってくる。これから出馬を考えている人は時速100キロ以下に抑えることを心がけてほしいと思います。酔うし。
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こんな風に箱乗りしていいのはサーキットの中だけですから。

撮影協力:袖ケ浦フォレストレースウェイ株式会社アドバンス

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