特集 2018年11月5日

ゴマの姿がよくわからないので、育ててみた

7月31日、畑のゴマは大きく育つ

収獲したての煎りゴマ、とてもうまいのだが量がやっぱり問題だ。あの小さなプランターで育てるには限界があり、試食程度ならいいけれど、料理に使うとなると全然足りない。最初は試食できればいいかなと思っていたのだが、うまいとなると話は別だ。

そこで数日後、家庭菜園をやっている畑へと足を運んだ。そう、種が余っていたので、こっちにも少し遅れて蒔いておいたのだ。

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安心してください、蒔いてますよ。

さすがは大地に根付いた畑育ちのゴマだけあって、周囲の雑草にも負けず本来のスペック通りである1メートルまで伸びていた。

世話は野菜の収穫ついでに草をちょっと抜いた程度の無農薬ほったらかし栽培だったが、なかなか育てやすい植物だ。

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本来はこんなに大きくなる植物なんですね。種のパッケージにあった写真と同じだ。

8月29日、畑のゴマを収穫する

さて問題は収穫のタイミングだ。8月の後半ともなると、最初に実った下の方にあるサヤは茶色く成熟し、今にも種であるゴマがこぼれそうになっている(もうこぼれているのもある)。だが後からできたサヤはまだ成長の途中という、ふぞろいのゴマ粒たち。

これ、どのタイミングで収穫するのが正解なんだろう。オクラみたいに食べ頃のやつを一つずつとるのがベストなのだろうが、さすがにそれは大変か。

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そろそろ収穫したいのだが、さてどうしようか。
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サヤが育つにつれて、カメムシやらイモムシやらが増えてきている。さっさと収獲したいのだが。
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ほらもう、ゴマがこぼれちゃうよ。
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サヤの中から発芽している気の早いゴマも。早く収穫しなくては。
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でも上はまだサヤが青いし、花が咲いているんだよね。

あー、どうしよう。あちらを立てればこちらが立たず。こういうときこそ、収獲するベストのタイミングを人工知能にゆだねたいのだが。

台風が近づいていることだし、とりあえず成長の早い株を収穫し、残りは後日とも思ったが、とりはじめたら勢いがついて、全部一気に刈ってしまった。

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全部やっちゃえ。

ゴマを乾かして集める

畑からとってきたゴマは、ベランダにブルーシートを敷いて広げ、雨が降りそうになったら袋に詰めるというのを繰り返す。なかなかの面倒くささである。

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同じ場所で干している洗濯物に、ゴマについていたカメムシが飛び移っていたという弊害が報告された。

どれくらい干したらいいものかわからなかったが、二十日もすれば茶色くカラッカラとなった。

そろそろいいだろうと、持ち上げて逆さにしたり、袋の上からパンパンと叩いたりして、サヤの中のゴマを落として集めていく。

なんというか、いかにも昔の農作業っていう感じのアナログ仕事で、これがなかなか気持ち良い。

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イケアのバックって便利ですね。


こうして袋の底には、黄金色に輝く大量のゴマが集められた。最初に蒔いたゴマの100倍、いや1000倍くらいになっている。そう考えると大儲けである。なんだかゴマが砂金に見えてきた。

だが本当に大変なのはここからだった。ご覧の通り、そりゃもうゴミがすごいのだ。

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どうすればいいんだ、これ。

 

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