特集 2018年8月29日

中華渦巻きでなんでも中華になるか実験

銀座と雷紋の相性

日本橋から銀座に移動した。銀座の風景に雷紋は馴染むだろうか。
銀座で迷走してきた。
銀座で迷走してきた。
銀座和光と雷紋。
銀座和光と雷紋。
銀座の緑と雷紋。なぜだろう、シンガポールという単語が頭に浮かんだ。
銀座の緑と雷紋。なぜだろう、シンガポールという単語が頭に浮かんだ。
水族館っぽいものがあったので、雷紋を重ねてみた。意味はよく分からない。
水族館っぽいものがあったので、雷紋を重ねてみた。意味はよく分からない。

分からない

正直に書こう、この辺の写真を撮っている間、僕はなにも分からないで撮っていた。

どうしたらいいのか、まとまるのか、面白いのか分からないのだ。こういうことは年に4,5回ある(多いな!)。
冒頭にも使った東京駅と雷紋の写真。
冒頭にも使った東京駅と雷紋の写真。
この時の気持ちは、

「とりあえず写真を撮っておけば48時間後くらいの俺がなんとかしてくれるだろう」

だ。なんて他人事なんだ、48時間前の俺よ。
地下に行くとラーメン屋街がありそうである(実際、東京駅の八重洲地下にはラーメン屋街がある)。
地下に行くとラーメン屋街がありそうである(実際、東京駅の八重洲地下にはラーメン屋街がある)。

ポストにくっつけてみたりもした

とりあえず何でもやっておこうと思い、ポストにくっつけてみたりもした。
あれ、案外合うかも。
あれ、案外合うかも。
コインロッカーに付けてみたら、開けたらラーメン出てきそうな感じになった。おかもち感がある。やはり雷紋はラーメンのイメージなのだ。

中華っていうか、ラーメンのイメージなんだよ。
コインロッカーラーメン。
コインロッカーラーメン。

雷紋=ラーメン説

賢明で聡明であらせられる皆さんは、何を今更と思っているだろう。

よく思い出してみると、雷紋は中華料理と言うか、ラーメンを中心としたごく限られた場所にしか出現しない。

『雷紋=中華、中国』ではなく、限りなく『雷紋=日式ラーメン』なのだった。
ラーメンの丼に書かれた雷紋。よく見る。
ラーメンの丼に書かれた雷紋。よく見る。
過去に撮ってきたラーメンの写真を探してみると、やはりラーメンの丼に書かれていた。
日高屋のラーメン。
日高屋のラーメン。
幸楽苑のラーメン。
幸楽苑のラーメン。
そもそも雷紋には魔物を道に迷わせて追い払う魔よけの意味があるのだという。

調べてみると、元は古九谷(石川県の古い焼き物)に書かれていた文様で、それが大正時代に東京でラーメンどんぶりに描かれたのだそうな。

雷紋自体は古代中国でもあった文様だが、ラーメンと雷紋をくっ付けたのは日本人なのらしい。

参考:ラーメン丼の渦巻き模様「雷紋」の秘密
家にある九谷焼の皿(少し古い)。青い迷路っぽい模様も魔物を迷わせる魔よけの意味があるのだろうか。
家にある九谷焼の皿(少し古い)。青い迷路っぽい模様も魔物を迷わせる魔よけの意味があるのだろうか。
これも九谷焼だが、周りの雲模様みたいのが変化すると雷紋になるのかもしれない。
これも九谷焼だが、周りの雲模様みたいのが変化すると雷紋になるのかもしれない。

本格っぽい中華料理屋さんに雷紋は無い

雷紋の由来を知ってからよく見ると、本格中華っぽいお店の看板に雷紋が無いことに気づく。
いわゆる街中華ではなく、ガチ中華のお店。雷紋は見当たらない。
いわゆる街中華ではなく、ガチ中華のお店。雷紋は見当たらない。
雷紋っぽい模様はあるが、違う。
雷紋っぽい模様はあるが、違う。
黒くて格好いい店構え。雷紋は見られない。
黒くて格好いい店構え。雷紋は見られない。
ここのお店にも雷紋は無い。
ここのお店にも雷紋は無い。
中華街の門にも雷紋は無い。
中華街の門にも雷紋は無い。
本格中華のお店に雷紋は無く、来々軒というお店の看板と暖簾には雷紋があった。

なるほど、確かに中華料理と雷紋の組み合わせは日本の街中華特有の様式なのだ。
古き良き、町にある中華料理屋さんというイメージそのまんまな来々軒。
古き良き、町にある中華料理屋さんというイメージそのまんまな来々軒。
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