特集 2017年1月11日

は? みんな、とんそく食べないの?

辛子酢味噌、絶妙に少ない問題

ところで、豚足についている辛子酢味噌だが、どうも量が少ない。
コレ。
コレ。
1人で食べるにはまぁいいんだけど、複数人で食べると間違いなく足らなくなり、辛子酢味噌の乱が起きてしまう。

楽しいはずの豚足タイムが台無しである。
おいしいんだけど、すくねーのよ。
おいしいんだけど、すくねーのよ。

そこで、『味噌だれの素』である

利根川商店の『味噌だれの素』。こいつはいい。要は唐辛子が入った味噌で、いろんなタレのベースになる。
一瓶570円くらい。そこそこの値段するが、長持ちするのでコスパは良い。
一瓶570円くらい。そこそこの値段するが、長持ちするのでコスパは良い。
冷ややっこにちょっと乗せると酒のアテにいい。
冷ややっこにちょっと乗せると酒のアテにいい。
マヨネーズを混ぜるときゅうりなんかに合うし、そのままでもうまい(かなり辛い)。焼き鳥の『カシラ』につければ気分は東松山である(※)。

※…埼玉の東松山には、豚のカシラを焼き鳥みたいに焼いて辛い味噌をつけて食べる『焼き鳥』というややこしい食べ物がある。
スーパー等で見かけたら買いです。
スーパー等で見かけたら買いです。
味噌だれの素に、みりん、酢、砂糖、ごま油を適量加えて混ぜれば、豚足にピッタリの辛子酢味噌が出来上がる。
各材料の量は好みで。味噌だれの素がない場合は、味噌、豆板醤、ゴマ、おろしニンニクを混ぜれば近いものが出来ます。
各材料の量は好みで。味噌だれの素がない場合は、味噌、豆板醤、ゴマ、おろしニンニクを混ぜれば近いものが出来ます。
これまでチビチビしかつかえなかった辛子酢味噌だが、自分で作れるとなるとケチる理由などない。たっぷりつけてもいいのだ。

豚足ルネサンスの到来である。
豚足好きなら夢の、辛子酢味噌付け放題。
豚足好きなら夢の、辛子酢味噌付け放題。

炙り豚足辛子味噌掛け

豚足をそのまま食べるのもいいが、炙って温かいうちに食べるのもよい。

アルミホイルの上に並べ、グリルで焦げ目がつく程度に炙る。そこに焼き鳥のタレや辛子酢味噌を掛ける。
たまらんおいしさで、日本酒が絶対に必要。
たまらんおいしさで、日本酒が絶対に必要。
ゼラチンが溶けて全体に柔らかくなり、焦げた部分が香ばしい。冷めるとゼラチンが固まって全体がつながるのも面白い。

おでんに入れるのもよい

沖縄のおでんには普通に豚足(テビチ)が入っていて、コンビニのおでんにも豚足があるのだとういう。

なので、ちょっとおでんをこさえて豚足を入れてみた。
絶対おすすめ、おでんに豚足。沖縄では定番らしい。逆に言えば、沖縄以外ではあまりおでんに豚足は入れないので、沖縄の人は本土でおでんを食べるときにショックを受けないように。
絶対おすすめ、おでんに豚足。沖縄では定番らしい。逆に言えば、沖縄以外ではあまりおでんに豚足は入れないので、沖縄の人は本土でおでんを食べるときにショックを受けないように。
ホロッホロになるのだ、豚足が。煮込みすぎるとおそらくスープに溶けてしまうので、煮込むときはあまりぐつぐつさせず静かに超弱火で煮込むとよい。

もちろんスープにもコラーゲンが溶け込む。コクが増し、がんもなども汁を吸ってうまくなる。豚足シナジーである。
柚子胡椒で万全。
柚子胡椒で万全。

骨は煮込んでスープを取る

最初に肉を削いであまった骨。これをそのまま捨てるのはもったいない。煮込めばいいスープが出るのだ。
たっぷりの水で煮込む。今回はシャトルシェフ(断熱鍋)を使ってみた。
たっぷりの水で煮込む。今回はシャトルシェフ(断熱鍋)を使ってみた。
シャトルシェフで24時間煮込んだ状態。8時間ごとに火を入れて煮立たせた。
シャトルシェフで24時間煮込んだ状態。8時間ごとに火を入れて煮立たせた。
シャトルシェフで24時間煮込んで、さらに普通の鍋に移して1時間ほど中火で煮込んだ。

筋や軟骨はすっかり溶けて白濁スープになった。う、うまそう。
家庭で豚骨スープらしきものを作るのは、実は案外簡単。
家庭で豚骨スープらしきものを作るのは、実は案外簡単。
一晩室温において置いたら固まった、それほどにゼラチンが濃いのだ。
プルップルのコラーゲンスープ。
プルップルのコラーゲンスープ。
このスープで作る豚骨ラーメンは絶品である。次のページにつづく。
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