特集 2016年12月15日

タイで顔を大きくしたついでにトリックアート美術館に行く

チェンマイにもトリックアート美術館ある

話は変わるがトリックアート美術館だ。(デカ顔からトリックアートに話が移るうまいブリッジを考えたのだが思いつかなかったので「話が変わるが」で済ませたい。なにとぞ。)

熱海、日光、高尾山、那須など観光地としての力が十分にあるところにトリックアート美術館は存在する。

トリックアートを目的にその土地に行くことはなく、土地の周辺地図にあると分かるとなんとなく行ってみようかとなるのがトリックアート美術館なのである。

おそらく雨が降っても関係ないのがトリックアート美術館のいちばんの強みだろう。豪雨の中観光地巡りはちょっと嫌だ。
これは5年前に行った那須のトリックアート美術館
これは5年前に行った那須のトリックアート美術館
そんなトリックアート美術館だが、個人的には行ったら絶対楽しいので、旅行に出かけたときに見つけたら行くようにしている。

今回は事前に地図で見つけて「チェンマイにもあるのか!」と興奮しながら即チェック。出発前から行く気満々であった。
ここがチェンマイのトリックアート美術館「Art in Paradise」
ここがチェンマイのトリックアート美術館「Art in Paradise」
何がLOVEなんだろう
何がLOVEなんだろう

おばちゃんのテンションもあがる

ということでチェンマイのトリックアート美術館「Art in Paradise」に入った。3階建てである。でかい。
これはトリックというかとんちだ
これはトリックというかとんちだ
最初に現れたトリックアートは「エスカレータに見せかけた階段」で少々イラッとしたがそのさきに現れたものはなかなかすごかった。滝だ。
床一面の滝の絵
床一面の滝の絵
見ての通り、滝も凄いが中国人観光客と思われるおばちゃんのテンションの上がり具合もすごかった。

いいポジションを仲間内でバトンタッチしていくのでなかなか終わらない。ものすごい人気だ。
いいポーズ
いいポーズ
人はトリックアートを前にすると無防備だ
人はトリックアートを前にすると無防備だ
ぼくは別のを撮りながら待機。
ぼくは別のを撮りながら待機。
しばらくしたら場所を譲ってくれたので、ようやく撮れた写真がこれ。
床がめちゃくちゃ反射しとるやんけ。
床がめちゃくちゃ反射しとるやんけ。
床の反射は残念だった。だがこれは最初のトリックアートである。先は長い。

どこまでも続いていく微熱

撮った写真が膨大なのでささっと見ていこう。
よく”偽りだらけのこの世界”というが、ここ以上に偽りだらけの世界もなかろう。
よく”偽りだらけのこの世界”というが、ここ以上に偽りだらけの世界もなかろう。
普段ならしないポーズをしている。単にはずかしい大人になってしまったのかもしれない。
普段ならしないポーズをしている。単にはずかしい大人になってしまったのかもしれない。
夏はどこまでも続いていく。青く染まった同じトリックアートの中で。
夏はどこまでも続いていく。青く染まった同じトリックアートの中で。
しかし、どこかしらのトリックアート美術館に行ったことがある人はわかるかもしれないが、見れば見るほど日本にあるのと同じようである。なんなんだろう。トリックアート財団みたいなのがあって、世界中におなじようなトリックアート美術館を作っているのだろうか。
ただ量が多いんです、ここは。
ただ量が多いんです、ここは。
こういうのが無限にあります
こういうのが無限にあります
キングコングも生首になる台もトリックアートとしては「あるある」だが組み合わされてるのは珍しい気がする
キングコングも生首になる台もトリックアートとしては「あるある」だが組み合わされてるのは珍しい気がする
前のページで人にやらせたこと(デカ顔)を、こんどは自分がやってるようだ。どこまでもトリックアートとという「微熱」が続いていく。

ご当地らしさもある

楽しいのは楽しいのだが、写真を撮ってもチェンマイだとわからないので旅を無駄にしている居心地の悪さもすこしあるだろう。

もちろん完全にタイらしさがないわけではない。たとえばタイっぽい遺跡もある。
多分アユタヤ。左の仏像だけ。
多分アユタヤ。左の仏像だけ。
ただ、そのすぐ横に日本と
ただ、そのすぐ横に日本と
カンボジアがある。
カンボジアがある。
あと、このパンダコーナーもチェンマイが関係しているらしい。
数年前チェンマイでパンダブームがあったそうだ
数年前チェンマイでパンダブームがあったそうだ
実際はこう
実際はこう
2009年にチェンマイ動物園でパンダの子どもが生まれたので当時大フィーバーになったそうだ。そのおかげでこのようなエリアがあるのだと思われる。

もっとわかりやすいのもある。
雑誌のなかに入れるトリックアートもあった。
雑誌のなかに入れるトリックアートもあった。
多くはないがこのくらいあれば大丈夫だろう。

こんな感じで3時間いて写真を800枚撮った。古代世界やエジプトの遺跡、でかい手足、ご存知エイムズの部屋もあった。楽しみすぎだ。この写真をいったいどうするつもりなのか、自分でもわからない。

とにかく行ったことがない人はぜひ一度行ってみて下さい、という話でした(一人で行くと写真撮ってくれる人がいなくなるので注意して)。

日が暮れるほど楽しんだ

普段取らないポーズや変顔をしてしまう魔力。撮った写真が面白いのであって、撮られている間の被写体の不安さ。

こう見るとデカ顔とトリックアートは共通するところがある。というかデカ顔はほとんどトリックアートだ。

そう考えると全世界のトリックアート美術館のある地域でデカ顔はウケると考えていいだろう。夢は広がるばかりだ。
一見不要に思える…
一見不要に思える…
この部分が描けるようになることが、トリックアーティストとしての第一歩なのかもしれない。
この部分が描けるようになることが、トリックアーティストとしての第一歩なのかもしれない。
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