特集 2016年7月1日

ヲタ芸を練習して地下アイドルのライブに参加してみた

アイドルはヲタ芸をどう思っているのか

ヲタ芸を少しやってみて僕には気になったことが一つあった。「アイドルはヲタ芸をどう思っているのか?」ということだ。
良い機会なので練習の休憩中にCheer Zelop!の松浦はるさんに聞いてみた。
「私はヲタ芸をやってもらえるとうれしいです! 一緒に楽しんでくれていると感じられるので、やってもらえるのはありがたいです!」
アイドル自身がうれしいと感じるのなら、ヲタ芸は良いものだと思った。ヲタ芸をやっている本人達も楽しいし、アイドルもうれしいのであれば理想的なwin winの関係だ。
またぴんきーさんも、
「ヲタ芸がライブにハマったときは、アイドルもファンも「今日のライブは一体感がある!」と感じる日があるんですよ。逆に「今日はあんまり良いライブに出来なかったな」とファンで反省する日もあって。ファンとアイドルが、ヲタ芸を通じて最高に近づく瞬間があるんですよ!」
と熱く話してくれた。これに関してはCheer Zelop!の二人も同意していたので、アイドルライブは、ファンとアイドルが一緒に作っていくものなのだなと知った。
地下アイドルのライブに行く理由は「アイドルが好き」というだけでなく、その一体感に魅力があるのかもしれない。

休憩中に良い話が聞けたので、ヲタ芸を勉強するやる気がさらにでた。
頑張ろう。頑張ってヲタ芸を勉強しよう。

ぴんきーさんによるヲタ芸講座 ~掛け声~

ヲタ芸は技も大事だけど「掛け声」も大切とのことで、次はMIXと呼ばれるものを覚える。アイドルの曲が始まる前に、

「あ~よっしゃ行くぞー!!タイガー!!ファイヤー!!!」

というような掛け声を聞いたことがある人もいると思う。この掛け声がMIXと呼ばれるもので、アイドルのライブではほぼ必ず行われる。
僕はMIXの存在を知る前はファンの人は「ソイヤ!ソイヤ!!」とみんなでひたすら「ソイヤ!」と言っていると勘違いしていた。一世風靡セピアをリスペクトしていると思っていた。
これが基本形。暗記が必須なくらいライブでは使われる。
これが基本形。暗記が必須なくらいライブでは使われる。
試しにみんなでMIXを叫んで見たら最高に気持ちよかった。大声をだすからストレス発散にもなりそう。
試しにみんなでMIXを叫んで見たら最高に気持ちよかった。大声をだすからストレス発散にもなりそう。
MIXは他にも日本語バージョンや、アイヌ語バージョンなどもある。アイドル固有のMIXもあるらしく派生の数はかなり多い。英語バージョンと日本語バージョンは、使用頻度がかなり高いので覚えておいた方が良いらしい。
こちらはCheeky ParadeというアイドルのMIX。栄養素、、、?
こちらはCheeky ParadeというアイドルのMIX。栄養素、、、?
他によく使用される掛け声として、歌詞と歌詞の間にアイドルの名前を叫ぶパターンもある。
歌の一小節の終りに「あー、〇〇(名前)」とアイドルの名前を呼んだり、「超絶可愛い!〇〇(名前)!!」と叫んだりする。
ホワイトボードを使って続くぴんきー先生の熱い授業
ホワイトボードを使って続くぴんきー先生の熱い授業
ちなみに僕はクソ真面目なので、メモを取りつつ授業を受けていました
ちなみに僕はクソ真面目なので、メモを取りつつ授業を受けていました
ヲタ芸にもルールが色々とあるらしく、アイドルグループによっては特定の掛け声を禁止しているところもある。ヲタ芸をやってしまうと、他のファンに迷惑がかかる場合があるからである。

またヲタ芸が禁止で何もできないライブなどは、ファンが立ち尽くして見ている姿から「地蔵現場」と呼ばれたりもするらしい。アイドル用語も色々とあっておもしろい。
その他の教えてもらった用語

現場
アイドルのライブや握手会などのイベントで、実際にアイドルに会える場所

在宅
ライブなどに行かず家で応援するファン。中傷的な意味で使用する場合もある。

マサイ
ライブ中に真上に飛んでいるだけの人

打つ
ヲタ芸をやること。

他界
ファンを辞めること。

DD
「誰でも大好き」の略称。特定のアイドルが好きなわけでなく、色んなアイドルが好きな人のこと。
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