特集 2016年4月14日

短すぎるガードレールって何なの?

ガードレールには実は種類がある

いままで無分別に「ガードレール」と呼んでいたけど、これまでに出てきた写真のうち、本当のガードレールは実は1つしかない。他のは微妙に意味や役割が違うやつなのだ。
まずこれ。ガードレール。
まずこれ。ガードレール。
よく見るやつだ。これがガードレール。主目的はあくまで車を守ること。歩道と車道の境界にあれば、結果として歩行者も守られる。
これはガードパイプ
これはガードパイプ
横に延びる部分がレールじゃなくてパイプになってる。ガードレールと目的は同じなんだけど、見通しがいいのでたとえば後ろに隠れた子どもを見つけやすい。
これは横断防止柵
これは横断防止柵
これも普通はガードレールっていうと思うんだけど、ガードレールでもガードパイプでもなく、横断防止柵という。

車を守るためではなく、歩行者が横断歩道のないところで思わず渡っちゃうのを防ぐためにある。ガードレールほど強くない。
左と右で種類と目的が違う
左と右で種類と目的が違う
面白いのはこういうところだ。これ、左と右で目的が違う。

左側の白いのは、巻き込み防止用のガードパイプ。右側の緑色のは、横断防止柵。見分け方としては、支柱が車道の裏側にちゃんと隠れてるのがガードパイプだ。

こんなのまったく意識してなかった。なんとなくガードレールだと思ってた。でも違うんだ。

本当のガードレールにも実は種類がある

これでガードレールが分かった。でも実をいうと、ガードレールの中にも種類があるのだ。
たとえばこのガードレール
たとえばこのガードレール
ふつうのガードレールだけど、実はこれは「B種」のガードレールだ。

ガードレールは、強くなる順にC、B、A、Sの4種類に大別できる。街でふつうに見かけるのはCかBだ。どうやって見分けるか?
「B」って書いてある!
「B」って書いてある!
ガードレールの支柱を覗き込むと、上に「B」と書いてあった。でもいつも書いてあるとは限らない。そういうときは、レールの厚みを計ればいい。
だいたい3ミリ
だいたい3ミリ
レールの厚みが約2ミリならC種、3ミリならB種、4ミリならA種だ。もちろん厚いほど強くなる。いつでもガードレールの種類が分かるように、メジャーは常に持ち歩こう。
これがS種です
これがS種です
S種の見分け方は、山が3つになっていることだ。街中ではそうそう見かけない。この写真も高速道路で撮ったものだ。

S種の中にもさらに最強に強まったSS種というのがあって、レールの上にさらにパイプが通っているらしい。でも残念ながらまだ見たことがない。
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