特集 2015年6月30日

技術力の低い人限定 巨大ロボットバトル(通称:ギガヘボコン)レポート!

1回戦第13試合
豪腕機人DXヘボリオン(ウナゴリラ)
vs
ハリボテエレジー(taka)
さて先ほど決勝戦でもご紹介したハリボテエレジー、1回戦ではこのような姿であった。
パイロットは別のチームで出場していた子だが、初戦敗退してしまったため乗せてもらっている
パイロットは別のチームで出場していた子だが、初戦敗退してしまったため乗せてもらっている
そして豪腕機人DXヘボリオン。さかのぼること数週間、事前に開設していた出場者用のFacebookスレッドに、ある日「完成イメージ図」としてこんな画像がアップされた。
マジか
マジか
これをダンボールで作ってくるんだろうか、ダンボールとはいえ作るの大変そうだな、中には人が入るのか?このサイズ、竹馬か……?
謎に包まれていたDXヘボリオン。しかし、当日現れたのはこんなマシンであった。
完璧な再現度!!!
完璧な再現度!!!
ちょっと予想していた再現方法と違ったが、あの画像にあったロボットがそのまんま目の前に現れた。二次元のまま!
そしてこのDXヘボリオン、何を隠そう今大会最大の巨大ロボである。身長約3m。でかい。
裏
もはやハリボテですらなく、垂れ幕に近い。残念ながら2速歩行はせず土台の下部にある車輪で動くが、その移動速度はカタツムリ並。

そんなヘボリオンの必殺技は爆裂拳である。手の先についたラジコンヘリが直接敵に体当たりすることで、パンチを繰り出す。はたして必殺技は効果を発揮するのか!
試合開始と同時に猛突進するハリボテエレジー!
試合開始と同時に猛突進するハリボテエレジー!
そのままスピードを緩めることなくヘボリオンを突破、圧勝!
そのままスピードを緩めることなくヘボリオンを突破、圧勝!
その間、わずか2秒!!

ハリボテエレジーの突進に対して一切の踏ん張りを見せなかったヘボリオン。さすが紙製、圧倒的な軽さである。
ちなみにこの紙はユポ紙という選挙の投票用紙などに使う用紙を使用したという。戦いには負けたが、その破れなさと手触りのよさは圧倒的であった。

試合に負けてもいいからインパクトを取りにいく。ヘボコンにおいてはむしろ正統派なマシンだったといえよう。
1回戦第8試合
おこさまひろば号(仮名)(りんりんTV)
vs
超ニワンゴ(あさぎ)
2秒で決着シリーズ、もう1本続きます。

昨年行われた第1回のヘボコンでは、出場ロボットを電車に置き忘れた上に、そのまま捜索をあきらめ会場入りせず飲みに行ってしまう人が登場し(というか登場しなかった、というべきか)、話題となった。

そして今回、その流れを受け継ぐ新世代が現れた。それがこのおこさまひろば号である。
一応マシンはある。ある、が…
一応マシンはある。ある、が…
家を出るときに肝心のマシンを車に積み忘れ、そのまま駐車場に置きっぱなしにしてしまったそうだ。
何かないか、と代わりに探したのがスーツケース。これをミニテーブルから転がす、位置エネルギー方式での出場に急遽変更。
余談ですが女の子の衣装は西ヘボコンに登場したヘボ子のコスプレ
余談ですが女の子の衣装は西ヘボコンに登場したヘボ子のコスプレ
対する超ニワンゴは、足回りになんだか強そうなロボットキットを搭載した、パワー型ロボ。
ニワンゴはニコニコ動画の運営元のキャラクターです
ニワンゴはニコニコ動画の運営元のキャラクターです
足回りは強そうだが、養生テープでボディが固定されている点、羽部分が薄い点など、肉弾戦では耐久性に難がありそう。とはいえ、少なくともこの1回戦においては、まったくそのあたりの心配をする必要はなかったのですが…。
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(1)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(1)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(2)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(2)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(3)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(3)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(4)
あまりに一瞬の出来事だったため細かいコマ割でお送りします(4)
単身、きれいにすっころんで、おこさまひろば号の敗退!

もしこれで優勝していたら「現場であり合わせの道具で作ったロボットが優勝した」ということでそれはそれで伝説のイベントになったのではと思うが、やはりそこまではうまく行かなかったようだ。

ちなみにおこさまひろば号、本当はこんなロボットだったそうです。
カードが出たり早着替えがあったり要素が多い
カードが出たり早着替えがあったり要素が多い
早着替えは攻撃方法なのだろうか、どうやって戦うのか。謎も多いが、今となっては全ては自宅駐車場の闇へと消えたのである。
1回戦第9試合
ロボキャッチャー(ゆえ)
vs
多脚くん(高橋ちゃん)
ロボキャッチャーは2台のキャタピラを搭載、連携して動くことによって網で相手を絡め取るロボットだ。
2つのダンボール、それぞれにコントローラーがついており、独立して動く
2つのダンボール、それぞれにコントローラーがついており、独立して動く

2台のキャタピラが縦横無尽に動き回り、相手のロボットに網を絡ませる。…というと自動操縦のようだが、それぞれ別々のコントローラーがついており、自分で操縦する必要がある。

網は足元に絡めれば相手を転ばせることができるし、タイヤに巻き込み移動不能にさせるという手もある。作戦としては十分実用的といえるだろう。

対する多脚くんは、サンドバッグに車輪を履かせたもの。
おそろいのシャツがおしゃれ
おそろいのシャツがおしゃれ
ラジコン操作で前進/後退するたびにサンドバッグが揺れる。
相手の激しい攻撃を食らっても、サンドバッグなので衝撃を受け流せるのでは……という期待もある。

しかしここは相手が悪かった。相手は強力なパンチも繰り出してこないし、むしろ優しく包み込んでくる。包まれたその網が車輪に巻きつき、身動き取れなくなってジ・エンド。そんな結末ではないだろうか。

まあ、そんなにうまくは行かないのですが……。
じわじわ前進する多脚くんに対し、まずは向かって右のロボットを動かし、捕獲用ネットを展開するロボキャッチャー
じわじわ前進する多脚くんに対し、まずは向かって右のロボットを動かし、捕獲用ネットを展開するロボキャッチャー
ネットをさらに広げるため、左のロボットを動かしに向かう、ゆえさん。しかし…
ネットをさらに広げるため、左のロボットを動かしに向かう、ゆえさん。しかし…
その隙を突いて多脚くんが右のロボットを押し出し!
その隙を突いて多脚くんが右のロボットを押し出し!
ロボキャッチャー、作戦は悪くなかったと思うのだが、いかんせん片方ずつ操作する制御方法は隙が多すぎた。せめてラジコンだったら2つとも持って交互に動かせたのだが、有線なのでロボットの近くに行かなきゃ行けないのだ。

しかしヘボコンにおいて、作戦とはたいてい失敗に終わるものである。むしろいかに失敗させるかが見せ場ともいえる。そういう意味ではこの、ゆえさんのあたふたぶり、満点をたたき出したといえるのではないだろうか。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓