特集 2014年7月25日

山手線駅恋愛相関図

イレギュラーに物語が見える

まず単純に表にしてみよう。
!
これは各駅における外回りの行き先表示。気になるものを強調表示し右側にコメントしてみた。

たとえば田町はなぜか早々に品川表示をやめて渋谷を見据えてしまう。隣駅だからもういいかってことなのかとおもいきや、恵比寿における渋谷表示や、目白における池袋表示などと比べると、これは妙だ。田町の「品川嫌い」がわかる。何かあったのか。

あるいは西日暮里における唐突な五反他表示も謎だ。内回り、外回り合わせても行き先に五反田が出てくるのは西日暮里だけだ。何かあったのか。

ほら、だんだん駅同士の関係に物語を見出したくなってきたでしょ?こういうことです。

前回記事でまとめた内回りは下のようになっている。
!
内回りで特徴的なのは、田端の扱いである。御徒町、上野、と田端を行き先に掲げてきたのが、鶯谷、日暮里で消える。田端まだなのに。それが西日暮里で復活。

棟の田端は田端で気まぐれに巣鴨を表示。次の駒込では巣鴨は登場しない。

どうも内回り、外回り含め、上野~田端間では妙なことが起こりがちだ。新宿あたりのシステマチックさと比べるとこのエリアの奔放さが際立つ。なんなのかしら。

東側の駅が変

また、今回外回りも見てみて面白かったのは、内回りと比較すると登場する駅に違いがある点だ。
!
外回りだと目黒はけっこう人気なのに、内回りだと1駅しか目黒を行き先として表示していない(恵比寿だけ)。

また、原宿なんて人気がありそうなのに、あまり登場せず、そればかりか外回りでは1つも表示されないのだ。なんだろう、品川から原宿に行く人とかいないのか。みんな新宿からやってくるのか?

さて、で、このような不規則さを人間関係にたとえてみようというわけだ。ただ、上の表だと分かりづらいので「思い・思われ」を別の形で図示しよう。
!
分かりやすくしよう、と意気込んだものの、これがベストな表示の仕方かどうかわからない。すごく悩んだんだが。

ややこしいので見方を説明すると、下のようになる。
!
青い■は各駅における外回りの行き先表示を示していて、その行き先の駅は左の緑色の駅名になる。

それのちょうど90度逆が内回りの行き先だ。つまり、緑色の■が内回りの行き先を示していて、その行き先駅名は上の青の駅名になる。

うん、ぜんぜん分かりやすくないなこれ。もっといい示し方があったら教えてほしい。

ともあれ、これで分かってほしいのは2つのポイントで、ひとつは「青と緑が重なるマスは『相思相愛』」ということ。このようなケースはピンク色とハートで示してある。

もうひとつは、全体を見た時、パターンが崩れている場所にイレギュラーな表示があるということだ。ひとマスだけ孤立しているようなところがそういう事例だ。そう思って見ると、やはり右下のほう、西日暮里から神田あたりが変だ。
!

両思いは「恋愛強者」のもの

さて、ハートマークの位置を見てみると、青い帯と緑の帯の交差点にあることがわかる。

これはつまり、両思いは強者のもの、ということだ。
<もどる ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

デイリーポータルZを

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓