特集 2014年7月16日

動く歩道を歩く歩道

お出かけの装いが必要だ

歩く歩道が完成した。折角だから歩く歩道を動く歩道の上で歩かせてみたい。動く歩道を歩く歩道だ。
ちょっとこれじゃはしたないですわね。
ちょっとこれじゃはしたないですわね。
歩く歩道のお出かけだ。が、裸足で出かけるのはレディーとして流石に憚られる。
一気に和らぐ異質感。
一気に和らぐ異質感。
と、いうことで靴を履かせる。するとさっきまでとは打って変わって普通に人の足に見える。むしろ美脚だ、美脚。ならば。
もう普通の光景。
もう普通の光景。
更にズボンも履かせてみた。するともう全く普通の光景。外出しても全くなんの問題もないだろう。
!

いざ歩道

動く歩道へ行くために早起きをする。動く歩道は人を乗せるためのものであって歩道を乗せるためのものではない。歩道が歩いていたら迷惑になるであろうと、人がいない時間を狙って始発電車で向かう。
凄く足元を踏みしめている…
凄く足元を踏みしめている…
朝早く起きて準備をしていると、歩道も緊張しているのかグッと足元を踏みしめて動く歩道に向かう心構えをしているように見える。
歩いてる。確実に歩いているよ、歩道。
歩いてる。確実に歩いているよ、歩道。
最後の確認にともう一度歩かせる。よし、ちゃんと歩いてる。歩く歩道だ。歩く歩道の名を動く歩道から奪うんだ。行くぞ。
空いている。
空いている。
始発に乗って、一番近いと思われる動く歩道にやってきたらやはり朝一、電車が到着した直後以外はほぼ人通りなし。歩く歩道が動く歩道を歩くのにバッチリなシチュエーションだ。
心なしか躍動感に満ちているように思う。
心なしか躍動感に満ちているように思う。
ようやっとやってきた歩く歩道。待ちきれぬのか、今にも駆け出しそう。少し前までの悪夢から覚めて今はペガサスのように見える。なぜこいつは常に神話っぽいのだ。

翻弄される歩道

よし、行って来い、歩道。動く歩道を歩くんだ、歩道。
スイーッ
スイーッ
ああっ、なすすべもなく流されていく歩道。置いて電源を入れようとした所、そんな間もなく流されていく歩道。思っていた以上に動く歩道は強敵だ。
この角度、歩道でもなんでもないな。
この角度、歩道でもなんでもないな。
何とかして動く歩道を歩け。電源を入れて動く歩道の上に置いたら即座にハイヒールを一つだけ脱いで歩き去っていった。

なんだこいつは、シンデレラか。なぜにこんなファンタジックなのか。
誰も追っかけなさそう。
誰も追っかけなさそう。
なんとか歩く歩道を動く歩道上で歩かせることが出来た。動く歩道と歩く歩道、これで今後は間違うことは無いと思う。
歩く歩道、頑張ったな。
歩く歩道、頑張ったな。
最後に、何度もコケてもひたむきに頑張っていた歩く歩道にねぎらいの言葉をかけたい。お疲れ様でした、歩く歩道。

何度も悪夢が見えた今回の企画だけれど、最終的に歩く歩道が可愛く見えてきた。後ろ足を常に踏ん張っている感じが可愛い。

それもこれも、すべてメカマンモスありきである。ありがとう、メカマンモス。ありがとう、タミヤ。メカ歩く歩道が発売されることを心よりお待ちしております。
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