特集 2014年4月21日

肩をトントンって叩かれて振り向くと頬に指が刺さるいたずらを自動化しました

バンドやろうぜ

まずは本体を支える肩掛けバンドから作りはじめよう。
二つ以上作る物がある場合(今回は本体とバンド部分)、自信がない方から作るようにしている。なぜなら、失敗しても早い時間なら店が開いてて材料を買い直せるからだ。
バンドと金具を買ってきた
バンドと金具を買ってきた
個人的に、バンドやベルトに苦手意識がある。なんかこう、シュッササッ、とやってベルトの長さを調節する操作があるだろう。あれのやり方がよくわからないのだ。
通し方、あってますか?
通し方、あってますか?
それなのに、子供が生まれてから抱っこひもとかベビーカーの安全ベルトとか、こういうバンド類に接する機会が格段に増えた。子供にゆるゆるのベルトをさせていたら事故必至である。苦手なりに、やらなきゃいけない状況になった。
その経験が生きた!
その経験が生きた!
意外にスムーズにできて拍子抜け。育児をすると子供を通してたくさんのことを学ぶときくが、自分の場合はバンドの締め方であった。そこなのか。

肩の上の物を安定して支えるため、もう1本輪っかを作って、両脇の下を通してへの字型で支えるようにした。
まだ本体がないためバナナケースを乗せていますが、本番ではここに機械が乗ります
まだ本体がないためバナナケースを乗せていますが、本番ではここに機械が乗ります

計画的一石二鳥

今回、やるべきことは二つある。
「肩をトントンと叩く」「頬に指を刺す」の2点だ。
これ、一つのモーターでさ、両方できたら一石二鳥じゃない?

一石二鳥というと単なるラッキーみたいだが、一つの動力で二つ以上の結果を出すのは、メカ系工作を手作りのする場合のキモである。なぜなら動力まわりの回路が一つぶんで済んで楽だからだ。
そのためラッキーに頼らず、頭を使って一石二鳥に持って行かなければならない。
一石二鳥実験場を設置
一石二鳥実験場を設置
下の箱が肩、上の黒い柱が顔だと思って見てほしい。顔のついた物を使ったせいでわかりにくくなったが、上の黄色い人形は頭に乗っかってる状態であると思ってほしい。
つまりこう
つまりこう
これを人間に見立てて、動作を考えてみよう。
たとえばこういう金具を使うとどうか
たとえばこういう金具を使うとどうか
一つの金具の向かって左側で肩を叩き、右側を頬に刺す
一つの金具の向かって左側で肩を叩き、右側を頬に刺す
シンプルかつスムーズだ。ただ、振り回す金具が大きく重くなるので、モーターの負荷が大きそうだ。

そこで、もう一案考えた。こんな金具を使う。
○のところを固定しないでブラブラさせておく
○のところを固定しないでブラブラさせておく
肩を叩く動きはブラブラを糸で引っ張って実現。頬に刺す動きは同じ。
肩を叩く動きはブラブラを糸で引っ張って実現。頬に刺す動きは同じ。
こうすれば、ブラブラ部分は糸で引っ張るだけなので、モーターの負荷が軽い。これでいこう!
自分が楽をし、部品にも楽をさせることがこの手の工作のコツである。無理をさせようとすると大抵うまく動かないか、動画を撮る前に壊れる。

ベルトができて、動きも決まって、ここまでで不安要素が解消された。あとは淡々と、作るだけ。
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