特集 2014年4月8日

どうやったら早く乾く?ハンドドライヤーメーカーにきく

どうやったら早く乾くのか?やる気のないあれはどういうことなんだ?メーカーにきく
どうやったら早く乾くのか?やる気のないあれはどういうことなんだ?メーカーにきく
トイレにある手を乾かす機械、ハンドドライヤー。

いつのまにかあれはよく乾くものという認識になり、がっちり生活に浸透した。外出してトイレに入れば必ずお世話になる。

これだけ使うようになった今、正しい使い方を学ぶべきじゃないだろうか。それとたまにあるあのやる気のない個体についても知りたい。

「これどうやったら早く乾くんですか?」メーカーを訪ねた。
2006年より参加。興味対象がユーモアにあり動画を作ったり明日のアーという舞台を作ったり。

前の記事:フラッシュで赤目になりたい

> 個人サイト Twitter(@ohkitashigeto) 明日のアー

東京エレクトロン株式会社の社長井上聖一さん。同名の大企業もあるがこちらはハンドドライヤーを日本で最初に作った会社
東京エレクトロン株式会社の社長井上聖一さん。同名の大企業もあるがこちらはハンドドライヤーを日本で最初に作った会社

ハンドドライヤーを作った会社に歴史からきく

――これそもそもなんていうものなんですか?

「うちではエアータオルという名称です。まあ各社、ジェットタオルとかパワードライとかいろいろありますけど総称してハンドドライヤーといいますね。

弊社は昭和35年創業でハンドドライヤーを製造したメーカーとして日本で一番古い会社なんですよ」

――当時すでにあったものなんですか?

「アメリカにはすでにありましたね。当時の社長がなにかでアメリカに渡ってこれは流行ると思って製造にふみきったんだと思うんですけど」

ハンドドライヤーの使い方をきくといいながらも、つい歴史から入ってしまった……すいません、そういうのがやっぱりおもしろかったのでつづけます。
歴代製品。最初期はもう風でなく液がでてきそうだ
歴代製品。最初期はもう風でなく液がでてきそうだ

手ぬぐい、ロールタオル、紙に割って入った

「当時はロールタオルとかもっと前は手ぬぐいくらいしかなかったものですから。

ロールタオルはガラガラ引っ張ると新しいタオルが出てきますが汚れたものは中に入っていくでしょう。

お客さん用のトイレとかはいいんですけど、その後、保健所の衛生規範がきびしくなってきて『乾燥にはペーパー、もしくは熱風乾燥機を使って手を乾かしてください』となったんですね」
今や工場などではドライヤーと殺菌が終わらないとドアが開かない仕組みに設定しているらしい
今や工場などではドライヤーと殺菌が終わらないとドアが開かない仕組みに設定しているらしい。高度に手のボワ~を管理化された社会

初期のハンドドライヤーは遅すぎて普及しなかった

――昔のってどんなんだったんですか?

「物としては同じですね。手を感知して温風を送るもの。

ただモーターの性能が今のと全然ちがっていまして、風を送るといっても扇風機の風よりも弱いくらい。とにかく風が弱いので中にヒーターを入れて、早く乾かす努力はしてたみたいですけども」

ハンドドライヤー、乾かね~なと思っていたが、そもそもが乾かないものだったようである。乾かないから温風がついた。スタートからしてそこなのだ。

そこで殺菌灯をつけ乾かすためのものじゃなくて殺菌するためのものとして食品や病院関係に導入されていく。

とはいえやはり乾くのが遅いので普及はむずかしかったようだ。ロールタオルが7割、使い捨ての紙が3割でドライヤーの比率が0.0何%くらいだったそうである。
これより古いのは会社にもないそうだ。とはいえ未だにあるところにはあるという。
これより古いのは会社にもないそうだ。これ古い病院で使ってるの見た気がする。
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台所のファンみたいな風になる

その後プロペラで風を送ってたのが台所のファンのような羽根で風を吸い込んで出すタイプになったり徐々に性能はよくなっていく。

――そもそもここしか作ってなかったんですか?

「昭和47年くらいまでかな、弊社が特許をもってて販売独占してたんですね。

特許がきれてからPanasonicさんですとかみなさん大手ですからどんどん自社の製品をつくりはじめて、そこで競争がはじまって今あるんですけども」

――機械は簡単なんですか?

「単純ですよ。センサーで感知して風を出して手を抜けばとまる、ただそれだけですから。差をつけるのむずかしいですよね」

――各社性能が変わらない?

「それは昔からもうずっとそうですわ。

今まで販売店やってたけど次は自社で開発しようとなっても、ここに搭載されるモーターって限られてるんですね。つけるモーターがおんなじだと当然出てくる風もおんなじで、そんな差はないんですよ。

うちは殺菌灯がついて衛生関係に強かったり、デザインがいいとこはオフィス向けだったり。でも中身は大体みんな同じなんです」

モーターの性能が変わらないんだから大体一緒。

いや、これは井上さん側の立場から言ってるので大手には大手の意見があることだろう。しかしどうしてもこういう身も蓋もないものいいを信頼してしまう。(そうしてわが家には安いものがあふれていく)
モーターの性能がかわったころの製品、MTシリーズ。下から見たかたち
モーターの性能がかわったころの製品、MTシリーズ。下から見たかたち

乾くようになってやっと普及する

――いつ普及したんですか?

「昭和60年くらいかな、シリースモーターになって能力が変わって、1分かかってたものが30秒とか乾燥までの時間が短くなってきた。

これはもう今の手をさしこむと風がジャーっと出てくるドライヤーですね。そこから一気に普及するようになってきた。

モーターの性能と衛生規範の浸透で、かつて王者だったロールタオルが1~2割、紙が7~8割、ドライヤーがやっと1割超えてきましたね」

当時の劇的にかわったハンドドライヤー見せてもらったが(……あ、古くて遅そう!)という見た目。あれでも劇的な進化だったのか。それ以前のハンドドライヤー、ほんといらいらしたんだろうな。
台湾の新幹線とかにもついてるらしい
台湾の新幹線とかにもついてるらしい

エコで流行る

「紙が主流になってましたが、今度は環境の問題で、紙は森林を伐採して環境によろしくないというので。ちょうど1992~3年以降くらいから急激に普及するようになったんです。

その後ここ15年くらいは省エネがさけばれてますね。どこかの会社が戦略的に電気代かかりませんよとやってそれに右に倣えになったと思います」

――バブルのときは?

「各社売れてましたしバブルのピークすぎても売れ続けましたね。

ペーパーは切れる、ゴミ箱が要る、いっぱいになったら清掃員が片付けないといけない。そういう面でドライヤーはゴミも出ないですし。

ドライヤーは最初のコストはかかるけどね、一回のコストは0.0何円と意外にかからないんです。買ってしまえさえすればお金かからないしお客さんからのクレームもないし増えていきましたね」

こうして長い流れを知るとエコとか省エネっていうのも普遍的なものではないのだなと思う。
……井上さん、あのスノーボードなんですか?
……井上さん、あのスノーボードなんですか?
「これうちで作ったんですよ、ものすごく大変でした」という光るスノーボード。なぜこの会社が!
「これうちで作ったんですよ、ものすごく大変でした」という光るスノーボード。なぜこの会社が!
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もう一回パワーアップする

――売れたのはどのタイミングなんですか?

「さきほどのモーターが変わったときにひとつのブームがきましたね。でもジェットタイプが出たときが一番だったかなあ。

三菱さんがジェットという言葉をつかったんですけど、風の吹き出し口をギューッと細くすることによって消費電力が小さくてもパワーを出せるようになったんですよね。その代わり音もうるさいですけど。

うちでは1996年のこの製品あたりから吹き出し口が細くなります。そのときは一番ピークで作れば作るだけ売れたって時期がありましたね」

わかる、このタイミング。なんか最近すごいパワーのものが出てきたなという時期があった。ぶわ~っとでかい音でこれなら早く乾くとハンドドライヤーを使うようになってきた。

ああいうのもちゃんと背景があったのか。おれがハンドドライヤーを認めたとき、それには理由があり世間もちゃんと認めていたのだ。
消毒用のアルコールなどをセンサーで感知して出す機械が今は好調なんだそうだ
消毒用のアルコールなどをセンサーで感知して出す機械が今は好調なんだそうだ

壊れないので今は売れない

「昭和50年くらいまでは国内生産100%だったんですけども今は2%くらいですかね。数がへったわけではなく全体が増えた。今どこのお店入っても、ついてるのはほとんどドライヤーだと思います。

98%は三菱、Panasonic、TOTOのビッグ3、三菱さんが一番多いかな。あとわれわれのような細かい会社がいっぱいある」

――どのメーカーがすごいとかありますか?

「性能的にはだいたいみんな変わらないんでね。お客さんが選ぶのもほとんどは価格で決まってるみたいですね」

――今もよく売れてますか?

「市場自体ピークはすぎましたね、もう飽和状態というか、大体どこもいっぱいいっぱいで。

一回出たらこれ壊れないんですよ。10年、20年前につけたものまだ使ってますからね。

たとえば多店舗展開してるチェーン店だと新規開店もすればつぶすものもあるんです。そのとき使えそうなものを倉庫に入れておいて新しい店ができるときに使う。

逆にこわれるとそのメーカーはだめっていうので売れないしそういう意味では難しいです。消耗品の方がいいですね」

消耗品の方がいいと言い切ってるのがすごい。くるとこまできてる業界なんだなという空気がある。

――すごく古いの使ってるとこあります?

「ありますね。北海道の歯医者さんから昭和35年発売のを直してくれっていうのがきて、もう40年以上使ってるんですよね。

われわれも持ってないんで、これ新しいのにかえるから交換してくれないかって言ったんだけど、その歯医者さんは、いやあ、ずっとこれで開業当時からやってきて自分の息子みたいなものだから直してくれって。そのとき撮った写真をカタログに使ってるんです」

ハンドドライヤーが自分の息子。そんな境地があるのかと思う。物持ちのよさもきわめれば人生が豊かになる。断捨離の対極だ。
この写真。物持ちのよさをきわめれば家族化する
この写真。物持ちのよさをきわめれば家族化する

形は2つある

――種類はたくさんあるんですか?

「特殊なものはありますけどだいたいこの2つです。

一つは壁にかけるタイプ。1方向から風が出てシングルタイプと呼んでます。

もう一つは下に手を入れるタイプですね。手の表裏、両方から風がくるダブルタイプ。両方からくるので乾きようはこちらの方が早い。

それに壁掛けは高さが高いと水がひじにたれてきますけど、ダブルタイプ、おばけ型って呼んでるんですけどこれだと水が下にいくので理にかなってますね」

――じゃあ下に手をやる方がいいんですね

「その代わり場所をとりますね。たとえば喫茶店の小さなトイレだったら壁掛けですね」

なるほど、この下に手を入れるタイプに出会ったらチャンスタイムだと思っていい。倍早く乾く。
シングルタイプ。壁掛け。上からしか風が来ない。
シングルタイプ。壁掛け。上からしか風が来ない。
ダブルタイプの方が効率がいいがスペースをとる。「おばけ型と呼んでます」なるほど。
ダブルタイプの方が効率がいいがスペースをとる。「おばけ型と呼んでます」なるほど。
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風速スイッチがあった。とろとろの風は店側が設定したものだったのか
風速スイッチがあった。とろとろの風は店側が設定したものだったのか

やる気のない個体は店の設定だった

――そこにスイッチがあるんですね

「これは、手ではあけられません。外国ではよくいたずらされるんですね。

反対側にあるのは空気の取り入れ孔です。この場所は各社いろいろ特徴あります。うちは衛生的ではあるけど耳に近いところで風をひっぱってきてるんで音が大きい」

――あっ、風速の調節がついてる!

「できます。ヒーターのオンオフと風のスピードですね。消費電力はけっこう変わってきますね。カタログのそれだと温風あり強風で消費電力684ワットのところ温風なしで弱だと114ワットになったり」

変わりまくりである。しかし一回の使用料は0.0何円の世界らしいのであまり変らないような気もする。

――お店で、弱いなあって思うところありませんか?
「あります。出荷時は中に設定してるんですが、お店のほうで弱めてるところもありますね。

うちとしては全部強にしたいんだけども、お客さんが電気代もったいないからって場合もありますよね」

――デパートはパワーある気がするんですが、業態によってパワーの出る出ないありますか?

「それはないんじゃないですか。あるとすれば病院は入院患者さんがいたり音をきらうのでパワーが弱いですね。それくらいですかね」
けっこうちがう消費電力
けっこうちがう消費電力

メーカーとしては強にしてほしい

――あ、でもパワーが弱いと長時間使いますよね

「結局トータル的なコストは変らないんですけど心理的なものなんでしょうね。

うちなんかはたまに飲みに行ったりするときに弊社のがついてて『風が弱いな~、ちょっと横開けてパワーアップしておきたいな~』って。

だって他の方が見てね、東京エレクトロンは風弱いね、とか言われたらね。病院行くと逆にうるさいと迷惑なんで"強"にしてあるのを弱くしたりとか」

――実際にやってるんですか?

「たま~に、やるときありますよ(笑)」

おおお、やってるのか、勝手にメンテナンス……やる気のないハンドドライヤーGメン、ここにいた。
設定を弱めてるとメーカーの社長が変えにくるぞ!
設定を弱めてるとメーカーの社長が変えにくるぞ!

効果的な使い方は

――効果的な使い方ってありますか?

「シールなどで各社『もみ手を』とか『まっすぐにさしこんで』とか早く乾く方法を書いてます。でもたいがい見ないですよね、みんな。それぞれいいようにやってますね」

――でもまだ遅い気がするんですよ

「シールに書いてあるやり方はもちろんよく乾くんですけど、実際われわれメーカーの人間はこうしません。

ここ。一番風が出る吹き出し口はここなんですけど、できるだけ手を吹き出し口にちかづけて水をきっていく。今は水を飛ばすし飛ばすにはちかづけたほうが早いから。たぶん5~6秒で乾きます。シールのやり方でやると10秒でも乾かないんじゃないですかね。

デモンストレーションのときはこうやってやるんですよ。お客さんも"たしかに早く乾くね"って」

ならその方法をシールにすれば……とも思うが「吹き出し口のぎりぎりのところで」とかそんな指定できそうにない気がする。

なんというか「降りそうな人を見つけてその前に立ちましょう」とか席に座るための方法が書いてある電車とかあったらイヤだろう。

※そもそも吹き出し口に手がふれると衛生的にアウトなので気軽にマネしないほうがいいかもしれない
壁掛けタイプのコツ。ここにできるだけ近づけて水を切っていく
壁掛けタイプのコツ。ここにできるだけ近づけて水を切っていく
適当にやると30秒くらいかかる。長い。
適当にやると30秒くらいかかる。長い。

実際に体験する

「ご自分で一度やってみますか?自分で乾いたと思うところで手をぬいてください」

というので自分なりの方法で一度やってみた。水をきるように意識し、風量は中。時間は20数秒だろうか。

「まだ乾いてないですよね? 30秒くらいでもかんぺきな感じはしないですよね」

たしかにそうかも。つづいて井上さんが見本を見せてくれる。ブオー。

「見てください」

え、もういいんですか! 6秒くらいですか!?
つづいて井上さんが水をきるやり方で見本を見せてくれる
つづいて井上さんが水をきるやり方で見本を見せてくれる
…5、6、秒、えっ、もう終わりですか!?
…5、6、秒、えっ、もう終わりですか!?

たしかに早い……が

――……でも井上さん、手の甲は乾いてないですよね?

「そう、これはね、ごまかしなんです。

裏もやると10秒ちょっとくらいですかね。デモンストレーションのときはこうやってさわってくださいって。でも実は裏はちょっと濡れてます(笑)」

いいところに気づきましたね、というようにこっそり舞台裏を教えてくれた井上さん。その横顔はほんのちょっとだけ池上彰っぽかった。
「裏面はごまかしなんです」……そんなまさか!?
「裏面はごまかしなんです」……そんなまさか!?

ハンドドライヤーはじめて物語

――井上さんはハンドドライヤーをはじめてさわったときのことっておぼえてますか?

「昭和60年61年くらいかしら今から33年前、プー太郎だったんです、私。プラプラしてて、なんか仕事したいなって思ってたときに、仲間内で『いや、こういうのが流行ってるんだけど』って話をきいてそれがあそこにあるMTって機械だったんですね。

『ついてるところあるから見に行こう』って。ステーキ屋さんだったかなあ、フォルクスっていうあそこでたしか見たような。

手をさしだしたときに、手を押される感じがはじめての体験で。これはなんか売れそうだねって」

30歳くらいのときだそうだが、トイレのドライヤーをみんなで見に行ってるのがカラーテレビがやってきた感じがしていい。技術が革新するとき、それは大の大人がわざわざふらふら見に行くときだ。

――当時は今より時間かかったんですよね?

「それでも早いと思った。手がドン!とこう風で押される感じがしましたね。

でもその前もたぶん使ってたんでしょうね、比較するものがなかったらそんな印象うけませんからね、記憶が定かではないですけど」

井上さんが衝撃をうけたモデルはハンドドライヤーがモーターを変えてやっと普及したときのものだ。業界自体のインパクトが個人の体験「手がドン!」の一言に集約されている。

その後井上さんはここからハンドドライヤーを買って企業にレンタルする商売をはじめる。のちにこの会社に入って社長になる。

それもみんなでフォルクスに見に行ったからだ。大人のぶらぶらは人生を変える可能性もある。
取材協力
東京エレクトロン株式会社
http://www.electron.co.jp/index.html

風がゆるいのもなんか許せるようになった

世の中のやる気のないハンドドライヤーにかつを入れてやりたいと思っていたがそれは機械が古かったり、お店側が設定を弱くしたりそれぞれの事情があった。だって壊れないのだから、古いのもそのままにするだろう。

相手を知れば知るほど許せるという何か世界平和の根本的なところに近づいていってるのではないか、これは。

――今後ハンドドライヤーが劇的に早くなったりしないんですか?

「ん~、大型化するしかないですね。モーターも大きくする、音も大きくそれはがまんするのであれば早く乾くことはありますね。あとはもう別の方法ですよね、電子レンジのようなものでやるとか」

手が乾くのが先か、爆発するのが先か。今後の技術革新を注意深く見守っていきたい。
かざってある一番古いモデルに電源を入れてみようとなったが「……くさいな。くさくてこわいな」と中止になった。結局風はもう出なかった
かざってある一番古いモデルに電源を入れてみようとなったが「……くさいな。くさくてこわいな」と中止になった。結局風はもう出なかった
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