特集 2014年3月14日

子連れ狼は元祖イクメンだ

神社で子連れ狼

大五郎(クマのぬいぐるみ)を連れて、神社へ向かう。時代劇の「子連れ狼」でも神社のシーンが多かったように記憶している。
しとしと
しとしと
ぴっちゃん
ぴっちゃん
しと
しと
ぴっちゃん
ぴっちゃん
ビジネスという戦場に向かう前の、穏やかなひと時である。「しとしとぴっちゃん」という歌詞とは正反対の青空が広がっている。長かった冬もそろそろ終わりを迎え、東京にも春一番が吹く頃だろう。

しかしこの穏やかさは、嵐の前の静けさなのかもしれない。
階段という敵
階段という敵
穏やかだった時間は神社の階段の登場によって一瞬にして壊された。ベビーカーでこの階段を上るのはきつい。

きついかもしれないが、今日の僕は子連れ狼。これくらいのことで負ける訳にはいかないのだ。一段ずつ、大五郎と共に上っていく。
階段を上る衝撃で
階段を上る衝撃で
大五郎がずれていく
大五郎がずれていく
あっ! 大五郎!
あっ! 大五郎!
ちゃーん!
ちゃーん!
まるで映画「アンタッチャブル」のラストシーンのようであった。スローモーションで展開するシカゴ・ユニオン駅での銃撃戦と、色々なことが同時進行するブライアン・デ・パルマ監督お得意の演出。「戦艦ポチョムキン」をオマージュしたあのシーンではベビーカーが重要な役割を占めていた。

そんなことを思い出しながら、とりあえず階段の中腹まで到達した。
つかまつる
つかまつる
神社の階段はここからさらに続いている。
先が果てしない
先が果てしない
これ以上大五郎を乗せたベビーカーで階段を上るのは無理と判断して、ここで休憩することにした。

忍び寄る見えない敵

どこからか、カサカサと物音がした。

敵か?
ナーフを
ナーフを
抜け
抜け
ナーフを抜いて物音がした茂みの方を警戒する。
敵はこっちか?
敵はこっちか?
後ろか?
後ろか?
木陰に隠れて
木陰に隠れて
見えない敵と対峙する
見えない敵と対峙する
このまま見えない敵から身を隠し続ける訳にはいかない。

飛ぼう。
トォーっ
トォーっ
すー
すー
スタっ!
スタっ!
大五郎!
大五郎!
というシミュレーションを行った結果、ジャンプの着地で左膝を痛めてしまった。

アクションシーンはここまでにして、ビジネスの現場に向かうことにしよう。
ビジネスの現場に向かいます
ビジネスの現場に向かいます
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