特集 2013年6月23日

タオルで肉を作った人たち

自称ネタ屋

まずは株式会社NNがどんな会社なのか聞いてみました。
取材を申し込みに高柳さんに会いに行った際にこんな感じで名刺を出される。好きな色が選べます。
取材を申し込みに高柳さんに会いに行った際にこんな感じで名刺を出される。好きな色が選べます。
馬場「そもそもNNはどんな会社なんですか?」
高柳「分かりやすく言うとネタ屋です。」

ネタ屋。なんとなくデイリーポータルと同じ匂いがしてきました。
NNの製品の一つ「ウルトラちびマッチ」。こんなに小さくてもちゃんと火がつき使えます。
NNの製品の一つ「ウルトラちびマッチ」。こんなに小さくてもちゃんと火がつき使えます。
高柳「周りに面白い人たちが沢山いる。物を作りたい人も沢山いる。そんな人たちにネタを提供したり、場所を提供したり、作り方を紹介したり。好きなことを表現できる人を増やす。表現できるようになると、人の形が変わっていく。作り出すものの形が変わっていく。面白い人たちがより面白くなるという訳。そんな事を目指しています。」
こちらは立体手袋シリーズの赤鬼青鬼。鬼のお面とセット。子供用のみ。
こちらは立体手袋シリーズの赤鬼青鬼。鬼のお面とセット。子供用のみ。
立体手袋シリーズの日の丸富士山。手の甲に富士山が立体的に出来ます。
立体手袋シリーズの日の丸富士山。手の甲に富士山が立体的に出来ます。
実際のところ、株式会社NNはデジタルコンテンツ、アート、デザイン、音楽など様々な分野の企画、制作、販売などを行っています。また、そこから生まれた著作権等の管理運用も行っているそうです。

設立は2007年。デザインの学校で同期だった代表の藤沼さんと、アートディレクターの高橋さんの名前の頭文字をとってNNと名付けられました。
こちらはNN関連商品のヌーベル和三盆のガイコツ。香川県高松市丸亀町商店街の「おみやげもの」プロジェクトにて。
こちらはNN関連商品のヌーベル和三盆のガイコツ。香川県高松市丸亀町商店街の「おみやげもの」プロジェクトにて。
ネタ屋と言い切るだけあって、様々な面白い物の制作にかかわっています。上の写真のガイコツのパッケージに入ったガイコツ型の砂糖菓子もその一つ。
中身はガイコツ型の和三盆。伝統工芸に面白さが加わる。味もいい。
中身はガイコツ型の和三盆。伝統工芸に面白さが加わる。味もいい。
アートディレクターの高橋さんは言います。

「コストが高くて使われない面白い技術は沢山あります。採算が合わないと考えるのは視野が狭い。面白いネタは売れるはずでしょう。ちゃんとネタが見えるような新しい物を作る。その結果色々な人が注目してそれを使い始める。沢山使われはじめることでコストが下がり採算が合うという理論です。」

新しい物に飛びつく点はデイリーと似ているようにも思いますが、コスト感覚はかなり違うのか?

ガイコツのパッケージはわざと手書きの線の形状を活かして作られている。これにより側面の貼りつき具合が変わり、箱の形状が微妙にそれぞれ変わる。人の頭だから同じ形のガイコツは無いと言う考えからだとか。深いね。
ガイコツのパッケージはわざと手書きの線の形状を活かして作られている。これにより側面の貼りつき具合が変わり、箱の形状が微妙にそれぞれ変わる。人の頭だから同じ形のガイコツは無いと言う考えからだとか。深いね。
ザ・プリンス パークタワー東京×アーティスト高橋信雅のコラボレーショントートバック。ディレクションは高柳さん。
ザ・プリンス パークタワー東京×アーティスト高橋信雅のコラボレーショントートバック。ディレクションは高柳さん。
また、NNではネタにより新たな広がりが生みだされているそうです。ガイコツのパッケージは同じ香川県内で引き合いがあり、黒豆のお菓子の入った黒どくろの商品が発売されています。
高橋「人は自分たちがつなげようとしてもつながらない。でも、ネタが引き立てば、私がここはやる、こっちは私が持つと、勝手に人が出てきてつながっていく。」
ちゃぶ台を囲んでのインタビュー。小学校の頃の友達の家に遊びに来たような感覚。
ちゃぶ台を囲んでのインタビュー。小学校の頃の友達の家に遊びに来たような感覚。
ネタにより新たなつながりを生み、新たな物を作り出す。素晴らしいですね。

最初から最後までウッカリな感じにネタだけをやり散らかしているデイリーポータルと同じ匂いがすると最初に言ったのが申し訳ない気持ちになってきました。

続いて肉タオルの制作経緯について聞いてみます。
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