特集 2013年1月17日

エスカレーターの模型をつくる

工程1:ステップを作る

ダンボールによるクリートは、表の皮を1枚はいだときにあらわれる。インターネット上のダンボール工作の先人が「水につけると綺麗にはがれる」と言っていたので、そのとおり切って、水につけて、はがして、乾かす。
まず、分厚くていいダンボールを選んで、切り出す。
まず、分厚くていいダンボールを選んで、切り出す。
数秒水につけると、たしかに、ぺろーと綺麗にはがれて気持ちがいい。
数秒水につけると、たしかに、ぺろーと綺麗にはがれて気持ちがいい。
乾いたら、三角に折ってはりつけてステップを作る。
乾いたら、三角に折ってはりつけてステップを作る。
たくさん作る。
たくさん作る。
本当はもっときちんと寸法を測ったほうがいい。それに正三角形じゃなくて直角三角形に近い形である。まぁなんとかなるだろう(ならないとあとでわかる)。

工程2:エスカレーターを動かす歯車をつくる

ここまではステップの構造図そのまま(と言うか、かなり簡略化しているものの)だが、問題はここからである。ステップをぐるぐると回転させ動かすための構造の部分だ。
ちなみにエレベーターなんて箱に糸つければ完成だ。
ちなみにエレベーターなんて箱に糸つければ完成だ。
あとは上からひっぱるだけだ。なんて簡単な構造。
あとは上からひっぱるだけだ。なんて簡単な構造。
よくエレベーターマニアだと勘違いされたり、エレベーターとエスカレーターを同じくくりで語られたりするが、この対比をみれば、エレベーターなど、高度でエレガントなエスカレーターと同列で語るべくもない単純な機械だとわかっていただけるだろう。
エレベーターのことを悪く言いたいがために、こんなに雑に作っているのだろうと思われたかもしれないが、いまから作ろうとしているエスカレーターも、これと同レベルのものを目指している。要するに、動けばOK。がんばるぞ。

回転の駆動となる歯車部分は既成素材をつかうことも考えたのだが、主にどこに売っているかわからないという理由で、これもダンボールをつかうことにした。頼りにするのはやはりインターネットの先人の知恵である(こちらの小学生が作ったポップコーン製造機が特にすごかった)。
歯車1号。トイレットペーパーの芯を切って、表をはがしたダンボールをはりつける。
歯車1号。トイレットペーパーの芯を切って、表をはがしたダンボールをはりつける。
あとはこれを左右両輪つくって
あとはこれを左右両輪つくって
反対に内側をはがしたダンボールのチェーンをかませる
反対に内側をはがしたダンボールのチェーンをかませる
チェーンの穴にステップにつけた竹串をはめ込んでいく。
チェーンの穴にステップにつけた竹串をはめ込んでいく。
歯車の駆動がどの位置にあるのが正しいのかいまいちよくわからない。真ん中に1台だけでいいような気もする。しかし、チェーンに竹串をさすというアイディアが気に入ったのでこれを採用することにした。
試作1号機 トイレットペーパーの芯モデル
試作1号機 トイレットペーパーの芯モデル

工程2’ 歯車を強化する

うん、これダメだ。チェーンをかませてまわす手前で既にダメだった。
足りないのである。半径が。
足りないのである。半径が。
のっけから、左右両輪スタイルはなんか違うんじゃないかという気配が濃厚になってきたが、結局最後までこのスタイルでいくので諦めてほしい。どうしたかというと、歯車をでかくしました。
強化モデルの歯車素材は、ガムテープの芯。例によって寸法はてきとうである。
強化モデルの歯車素材は、ガムテープの芯。例によって寸法はてきとうである。
切ってるとき、カッターが折れてあわや大惨事という事態に…強度は十分そうだな…。
切ってるとき、カッターが折れてあわや大惨事という事態に…強度は十分そうだな…。
試作2号機 ガムテープ芯モデル
脱線した。それもこれも、寸法をまったく測っていない私が悪いのである。うう。
エスカレーターの脱線事故なんてあんまりきいたことがない。ホワイトバランスを変えたらホラーみたいな写真になった。。
エスカレーターの脱線事故なんてあんまりきいたことがない。ホワイトバランスを変えたらホラーみたいな写真になった。。
つぎに、寸法の誤差は無視して、芯と土台を強化したモデル。
試作3号機 ガムテープ芯強化モデル
なんとかまわるようになった。かなりがたついているが、歯車はこれでよしとする。
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