特集 2012年5月18日

もしデパ地下のお惣菜が100円均一だったら

デパ地下惣菜激戦区、渋谷へ

冒頭で告白したとおり、私はデパ地下のお惣菜売り場へ行くとすっかりあてられて何も買えずに逃げ出してしまうことが多い。

いろいろと取り揃っているので迷ってまず疲れ、量り売りの量の感覚がうまくつかめず疲れ、さらに値段の高さに疲れてしまうのだ。

今回は、買わねば帰ってこられないぞと厳しく自分に言い聞かせて乗り込もう。

向かったのは渋谷。東急文化会館跡地にできた「ヒカリエ」はフードコーナーへの力の入れようがすごいと話題だ。渋谷のお惣菜激戦区ぶりもいよいよの事態となっている。
向かったのは渋谷東急のフードショーと
向かったのは渋谷東急のフードショーと
同じく東急の東横のれん街
同じく東急の東横のれん街
そして「ヒカリエ」。正確には「デパート」ではないけれども食品コーナーが注目されているというしここはひとつ。そして「激戦区へ」と息巻きながら回ったのはどこも東急の商業施設だった
そして「ヒカリエ」。正確には「デパート」ではないけれども食品コーナーが注目されているというしここはひとつ。そして「激戦区へ」と息巻きながら回ったのはどこも東急の商業施設だった
ヒカリエは連絡通路の外観の雑さに「いいね!」 と思っていたら
ヒカリエは連絡通路の外観の雑さに「いいね!」 と思っていたら
中身は洗練意外のなにものでもなく改めて財布の中身を確認した
中身は洗練意外のなにものでもなく改めて財布の中身を確認した

がんばって12品買いました

及び腰もいいところで3か所をめぐって合計12品を買ってきた。

本当は15品買うつもりだったのがやっぱりビビッて3品減になったことや、なにを買おうか迷いすぎてとんでもなく時間がかかったことについての詳細は割愛しますがどうか汲んでほしい。

さて、量り売りのお惣菜コーナーでは基本的にお願いすれば何グラムでも(少量でも)買える。今回は100グラムでとお願いした(すると、きりのいいところで100グラム前後を盛ってくれる)。

今回は100円の量に加え、100グラムがだいたいどれくらいなのかにも注目したい。常々量り売り惣菜の100グラムの高い割にあわない少なさにはがっかりしていたのだ。
まずはフードショー中華料理の「横浜桂林」。密封に近いようにシールできるバッグに入れてくれた。こういうのがあるのか
まずはフードショー中華料理の「横浜桂林」。密封に近いようにシールできるバッグに入れてくれた。こういうのがあるのか
出してみるとこんな感じ。上から時計回りで 「くらげときゅうりと蒸し鶏のさっぱり合え」100g 473円(写真は481円分)<br> 「海老チリソース」100g 599円(写真は627円分) <br>「八宝菜」100g 441円(写真は420円分)
出してみるとこんな感じ。上から時計回りで
「くらげときゅうりと蒸し鶏のさっぱり合え」100g 473円(写真は481円分)
「海老チリソース」100g 599円(写真は627円分)
「八宝菜」100g 441円(写真は420円分)

むしろ、安い?!

100グラムでこれっぽっち? それでこの金額! 高い! と、驚く予定だったのだが……どうだろう。正直、あれ? と思ってしまった。

まず、100グラムが結構ちゃんとした量である。

さらに価格もテーブルの上が異様に豪華なことになって合計1604円。ひょっとして、むしろこれは安いのではないか。

もちろん全部とんでもなくおいしい。当然だが外食の味だ。

困った。いきなり金銭の感覚がわからなくなってきた。

そ、そうだ、100円だとどれくらいの量になるんだろう。
100円で何グラムになるか計算、量を計ってみた
100円で何グラムになるか計算、量を計ってみた
これで全品100円。海老チリは中くらいが1尾、八宝菜は鶏肉やホタテまで入らなかった!
これで全品100円。海老チリは中くらいが1尾、八宝菜は鶏肉やホタテまで入らなかった!

100円が安いか高いかもわからない

上の写真の全部で税込300円である。どうだろう。

八宝菜は鶏肉もホタテも入っていないが、葉っぱとコーンとかぶとしいたけと人参だけでも十分に輝いて見える。これで100円なら問題ない気もする。
麺みたいに細長くないクラゲ、はじめて食べたよ……
麺みたいに細長くないクラゲ、はじめて食べたよ……
さらに海老チリなんて、この味で1尾100円だったらオフィスで夕方売りに回ったら相当売れるんじゃないか。

やっぱりこの価格、高くないぞ!

なんとまさかの展開、ついうっかりデパ地下のお惣菜に丸め込まれてしまった。

しかしこれは中華料理だからこその話だ。

和食だったらどうだろう。自宅で日ごろ作り慣れているだけにデパ地下のお惣菜の高額さもしみじみ感じられるのではないか。

和食ならどうだ

和の惣菜は自宅でも作れるものをあえてチョイスしてみた。どれもおなじみのお惣菜だ。
フードショーの「ゑびすDAIKOKU」の3品 左上から時計回りに 若竹煮 100g 420円(写真は113g)<br>  肉じゃが 100g 294円(写真は134g) <br> かぼちゃ煮 100g 336円(写真は88g)
フードショーの「ゑびすDAIKOKU」の3品
左上から時計回りに 若竹煮 100g 420円(写真は113g)
肉じゃが 100g 294円(写真は134g)
かぼちゃ煮 100g 336円(写真は88g)

100グラム、ちゃんとした量

ここでもやはり100gの量が思った以上に多い。

若竹煮なんて2人で分けてちょうどいいくらいの量だ。「量り売りの100gってほんのちょっとだよな~」という私の常日頃からの思いは一体なんだったのか。

お惣菜の高額さについてはさておき、100グラムの量については完全に考えを改めなければならないぞ。
さらに100円分を取り分けてみる。これで300円。 結構量、あるんじゃないか……?
さらに100円分を取り分けてみる。これで300円。 結構量、あるんじゃないか……?
中華料理に引き続き、まさか和食でも、これで適正価格かもなという思いがじわじわ湧いてきた。

しかもこちらのお店では店頭のポップ文面の魅力がぐいぐい押してきたのにも負けた。

若竹煮の竹の子は鹿児島産だというし(九州や北海道の食材がいいものだと思えるのはなぜなのか)、肉じゃがの使用メークイーンは「手掘り」の上に「ひむろで熟成」させたもの、しかも先日「スーパーニュース」でも紹介された一品だという。

なんか全体的にすごいのだ。でも「ひむろで熟成」ってなんだ。
氷室(ひむろ)で低温で熟成させることで甘みが増ししっとりした食感のじゃがいもになるのだそうです。改めて、これで134g 375円。しかもじゃがいもは手掘りです!
氷室(ひむろ)で低温で熟成させることで甘みが増ししっとりした食感のじゃがいもになるのだそうです。改めて、これで134g 375円。しかもじゃがいもは手掘りです!
食べてみると当然のようにおいしい。カボチャの煮ものはしっかり甘しょっぱく、みたらし団子かという味わいだった。

スーパーのお惣菜と比べてみよう

デパ地下のお惣菜の高級さ、ばか高さに改めて驚くはずが上手く言いこめられてしまっている。なんだこの展開は。このままじゃまずい。こんなはずじゃないのだ。

ハッと気づいて、スーパーへ行ってきた。そう、スーパーの安いお惣菜と比べてみようというのだ。

都内で安いお惣菜を買うとしたらまず駆け込むのが西友。西友の値段の感じをデパ地下の惣菜と比べてみよう。これでデパ地下惣菜の高額さが証明できるはずだ。
うまい具合にデパ地下のお惣菜と似たようなものが売っていた たけのこ土佐煮 140g 198円 <br>肉じゃが煮 174g 198円 <br>かぼちゃ煮 100g 158円
うまい具合にデパ地下のお惣菜と似たようなものが売っていた
たけのこ土佐煮 140g 198円
肉じゃが煮 174g 198円
かぼちゃ煮 100g 158円
西友のお惣菜は「若菜」という路面店も持つお惣菜チェーンが卸したもののようだ。この「若菜」、安いことで有名らしい。これは善戦できそうだぞ。

パック売りだったので全体の量を計ってから100円の量を分けてみた。
スーパーの土佐煮(左)はカップからはみ出す勢い。これで100円! 右はデパ地下の若竹煮で、面白いくらい田舎VS都会の様相
スーパーの土佐煮(左)はカップからはみ出す勢い。これで100円! 右はデパ地下の若竹煮で、面白いくらい田舎VS都会の様相
カボチャ煮もスーパーの方(左)は100円でてんこもり
カボチャ煮もスーパーの方(左)は100円でてんこもり
肉じゃがもスーパーのは(右)ごろごろ。
肉じゃがもスーパーのは(右)ごろごろ。
100円の量の違い、思った以上だ。

やはりデパ地下のお惣菜はしっかりと高かった。

デパ地下の肉じゃがは100円分だとじゃがいもの量がスライス程度になってしまうが、スーパーでは食べごたえを感じるまで食べられる。

もちろんスーパーの肉じゃがのじゃがいもは氷室で貯蔵してないし、手掘りでもない。カボチャもみたらし団子の味はしないけど……。
一体どうやって煮たらみたらし団子風味になるというのか
一体どうやって煮たらみたらし団子風味になるというのか

みんなちがってみんないい

けしかけたのは私だが、デパートとスーパーを戦わせるのはやめだ。ケンカはやめよう。二人を止めよう。

スーパーのお惣菜は安いそしてそれなりにおいしい。デパートのお惣菜は高い、そしてとってもおいしいし豪華だ。

考えてみれば当たり前のことだ。世界はそういう風にできているのだ。

しまった。達観してしまった。買ったデパ地下のお惣菜はまだ残っているのに。あとは静かな気持ちで食べてみようか。

残り半分の様相はどうなっているのか、続いては何がなんだか分からないお惣菜が登場です。

おしゃれ惣菜という世界

デパ地下のお惣菜売り場はときに、この物体は何でござろうか、と思うようなものも売っていて(そしてそれが高額で)私を惑わす。

特にあれだ、外国のお惣菜をおしゃれに売る店がそうだ。

おしゃれすぎて何がなんだか分からないことになっているのはパリコレだけじゃなくデパ地下でもそうだった。

いつもは恐れをなして逃げ出していたのだが、今日は真正面からぶつかってみよう。
東横のれん街のDean & DeLucaの2品そら豆とイチジクのタブレサラダ 100g 525円<br>オレンジとキビナゴのエスカベッシュ100g 525円
東横のれん街のDean & DeLucaの2品
そら豆とイチジクのタブレサラダ 100g 525円
オレンジとキビナゴのエスカベッシュ100g 525円
どうだ!

でかい声で誰かれかまわず突きつけてみたくなる2品である。何しろとっかかりが少ない。

そら豆にイチジクを持ってくる意外性に加え「タブレ」という謎のワード。同様にオレンジとキビナゴで「エスカベッシュ」もわからない。

おいしいものの好きな方には「これが分からないなんて!」と思われてしまうかもしれず恥ずかしくもあるのだが、ワーワー騒ぎたい心をどうか分かって欲しい。
そしてこれで100円分。ビジュアルも輪をかけてわからない感じになった。
そしてこれで100円分。ビジュアルも輪をかけてわからない感じになった。
最初から分からないので100円でこれだけです、と言われてもポカンとするばかりだ。

そして徹底しているのが、見た目だけじゃなくて味もなかなかに分かりにくいということである。

キビナゴの味付けは南蛮漬けが近いといえば近いか。調べてみると「エスカベッシュ」というのはフランス料理の南蛮漬けだということだった。しかし添えられているのは堂々としたオレンジだ。

南蛮漬けを食べながら急にオレンジが大変みずみずしい。ざっくり言うと宇宙的である。

一方「タブレ」というのはクスクスのサラダのことだそうだ。なんでクスクスが入っているんだろうと思っていたが、クスクスのサラダだからだった。
せっかくだから目に焼き付けておこう。これが「タブレ」だ!
せっかくだから目に焼き付けておこう。これが「タブレ」だ!
高いけれど超スタイリッシュだし食べたことがなくて面白いし楽しいのだった。結局値段の元はとれている計算である。

これがデパ地下の落としどころか。

デパ地下のお惣菜には思想だってある

さて、デパ地下にはおしゃれなお惣菜もあれば、思想のあるお惣菜もある。

ヒカリエにベジタリアンやマクロビオティックの手法を取り入れたお惣菜を並べているという店があった。
ヒカリエのハワイアン・デリ・カンパニー with アイランドベジーの2品スプリングポテトサラダ 100g 378円<br>ひじきと季節野菜のマリネード 100g 483円
ヒカリエのハワイアン・デリ・カンパニー with アイランドベジーの2品
スプリングポテトサラダ 100g 378円
ひじきと季節野菜のマリネード 100g 483円
ポテトサラダは大豆のマヨネーズを使用していて通常のマヨネーズよりもカロリー的にも低いそうだ。
こちら、100円の量。少ないが、薬みたいなものなのかなという思いも発生し、じゃあこれくらいでいいのか・・・と黙った
こちら、100円の量。少ないが、薬みたいなものなのかなという思いも発生し、じゃあこれくらいでいいのか・・・と黙った
ちなみに、ポテトサラダというとなぜだろう肉屋で売られているイメージではないか。

せっかくなのでこちらデパ地下のポテトサラダと比べてみたい。

我が家の近所にもおいしいポテトサラダを売る肉屋があって、実はそれほど安くはないと感じていたが、思想のポテトサラダとはどれくらい価格が違うのだろう。
近所の肉屋のポテトサラダ。「147」というのは値段なのだが、なにやらかっこいい
近所の肉屋のポテトサラダ。「147」というのは値段なのだが、なにやらかっこいい
100円分をカップに入れて比べてみる。 デパ地下に比べると肉屋のポテサラはまるで安かった…! そして妙にいい写真風
100円分をカップに入れて比べてみる。
デパ地下に比べると肉屋のポテサラはまるで安かった…! そして妙にいい写真風
うむ。やっぱりデパ地下のお惣菜は高い。

高いが、でもいいのだ。だってマクロビだから。

肉屋のポテトサラダにはコーンが入っていた。デパ地下のポテトサラダにも黄色い何かが入っていたのだが、結局何なのか分からずじまいであった。おなじみだと思っていたポテトサラダが、ああ、こんなにも遠い。

ひじきのサラダは味も荒々しくて「体にいい!」というアピールがあまりにもダイレクトに胃まで届いた思いがした。

なんだろう、「ありがたい」という表現がぴったくりくる。

ただただ、高いお惣菜発見

ここまで、高額さもその理由を背景にむやみに「高い高い」と騒がずにきた。

しかし最後の最後で見つけましたよ。何しろ高価な1品が。

これまでお惣菜はどれも100グラム前後で買っていたのだが、あまりに高いので50グラムしか買えなった。ご紹介しましょう。こちらです。
ヒカリエ「りょくけん」 北海道赤井川村産のホワイトアスパラのボリート 100g 1260円(写真は50g 630円)
ヒカリエ「りょくけん」
北海道赤井川村産のホワイトアスパラのボリート 100g 1260円(写真は50g 630円)
100gで1000円を超えてきた。しかもこれ、お惣菜なのか。野菜そのものじゃないのか。

調べてみると「ボリート」というのはイタリア料理版おでんのようなものだそうだ。そうか、じゃあお惣菜か、いや、それはこの際どちらでもいい。すべてを乗り越えてのこの高額。

ホワイトアスパラガスは本気を出すと相当高いということはうすぼんやり聞いたことがあったが、こういうことだったのか。

食べてみると、むちゃくちゃに濃いアスパラガスの味がした。おでんみたいにしっかりした出汁の味はせず、やっぱり野菜そのもの! という感じだ。

「グリーンアスパラガスを食べているみたい!」と思ったが、それはホワイトアスパラガスに対して分かっていなさすぎの感想である。

さらに100gで1000円を超えてくると100円分がフォトジェニックだった。
一口もないという衝撃
一口もないという衝撃
海原雄山みたいな人たちは、つまりこういうのを食べているということでいいだろうか。

わたしは普段適当なものを食べているとき、ふと「ここに海原雄山がきたら怒り散らすかな…」といらぬ心配をすることがある。が、100gに1260円もかけなければいけないのだとしたら、もう怒られても仕方がないや。

怒られたら怒られるままうなだれようという、自分の食生活全般についてへんな諦めがついた。
同じお店「りょくけん」でもう1品 フルーツトマトのカプレーゼ風 100g 599円 100g 599円は最初に登場した海老チリソースと同じ値段!
同じお店「りょくけん」でもう1品
フルーツトマトのカプレーゼ風 100g 599円 100g 599円は最初に登場した海老チリソースと同じ値段!
これはなかなか見ごたえのある200円。これでようやく胸を張って言える。「高い!」「少ない!」ありがとう!
これはなかなか見ごたえのある200円。これでようやく胸を張って言える。「高い!」「少ない!」ありがとう!

100円ショップ開店です

意外な値段の妥当性にふれ、かと思えば諦めるしかないような高額商品も出てきてだいぶ振り回された。

なにはともあれ、ここに12品のお惣菜の100円分が明らかになりました。
全部ひとつ100円、デパ地下12品
全部ひとつ100円、デパ地下12品
12品、1200円である。

ホワイトアスパラガスの登場でせっかく「デパ地下、高い!」という思いにたどり着いたのに、こうして並べてみて「はい、1200円」と言われるとまた、それほど高くもないかなと思わざるを得ない。

これにお味噌汁とごはんをつけたら2000円くらい取れそうだ。
下にスーパーと肉屋の惣菜も並べてみた。急に沸き立つボリューム感
下にスーパーと肉屋の惣菜も並べてみた。急に沸き立つボリューム感
さらに、スーパーではひとつ49円のメンチカツとコロッケも買ってきたのだった。2つで98円……。カップに入れるとこのとおり
さらに、スーパーではひとつ49円のメンチカツとコロッケも買ってきたのだった。2つで98円……。カップに入れるとこのとおり
全部並べて100円ショップで店を出すとしたらこんな具合か
全部並べて100円ショップで店を出すとしたらこんな具合か

どれを選ぶかはあなた次第

どれも全品100円です。そういわれたらどれを選ぶだろう。100円の価値の触れ幅の広さ、結構なことになっている。

少なくともアスパラガスのさきっちょは私には選べないと思うのだが、海老チリ1個は十分魅力的だし、みたらし団子味の(まだ言ってます)カボチャなら1ブロックでも100円で食べたい。

ただし、おなかがすいていたら迷わず選ぶのはコロッケとメンチカツセットですな。

生きるひと、おいしいものが好きなひと

「ちょっと高いけど、作る手間なしでプロの味が食べられる」。デパ地下のお惣菜というのはそういうものだ。

そういうものだけど、私はそのことについてどうもピンときていなかったのだ。今回バーンと買ってみてちょっと慣れたというか、なるほどそういうことかとデパ地下のお惣菜に歩み寄れた気がする。

死んだ祖母はデパ地下で迷いもせずにお惣菜を次々に買っていたのをよく覚えている。

単純に金遣いが荒いのかなと思っていたものだが、おいしいものが好きな人だったので、単純に食べ物をお金を出し慣れているというのも一つあったのかもしれない。

私ももう少し、ただ生きているだけじゃなくて、ちゃんとおいしいものが好きになってもいいのかもしれないのうと思って無い髭をなぜました。
左:100円 右:98円
左:100円 右:98円
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