特集 2012年3月20日

地元の人だよりの旅 in 大宮

さて、もう2時過ぎだ。そろそろお腹が空いてきたので何か食べたい所。しかし見渡す限り食事ができそうな場所はなく、それより気になるものが目に入る。

昭和を感じる飛行船

それは動物園の目の前にあった
それは動物園の目の前にあった
寂れているようでいて、大人気
寂れているようでいて、大人気
虚ろな表情のパンダが気になる
虚ろな表情のパンダが気になる
そこは子供向けの乗り物が集った場所だった。主に、100円とかコインを入れてただ上下左右に動くだけのあの乗り物が並ぶ。昭和の匂いを感じながら、子供の頃はたったそれだけで何故楽しめたのだろうと、かつての自分の気持ちが分からず胸がキュンとなる。
自分、もうずいぶん大人だもんな。
とか言いつつ並ぶ
とか言いつつ並ぶ
この遊園場、上部分にある乗り物は大人でも乗れるようだ。別に童心に戻りたいわけでもないが、普段外で気軽にグルグル周る機会は無いし、この公園を上から眺めてみたいと思い乗ってみる事にした。(大人200円)

いちおう友人も誘ったが半笑いで遠慮されたので一人で向かう。
ドアは自分で開けて自分で閉めるタイプ。
ドアは自分で開けて自分で閉めるタイプ。
一人で乗っている私に気をつかいながら、親子が前に乗ってきた
一人で乗っている私に気をつかいながら、親子が前に乗ってきた
子供にありがちな「前の席に座りたい!」欲求は無いので誰かが乗ってくる事を考えて控えめに後ろの席に座る。

すると案の定、後から親子が「すみません、いいですか?」と気をつかいながら同乗してきた。周りから見た時の寂しさは半減するので、もちろんウェルカムである。
ワーイ!
ワーイ!
年を重ね乾いた心になったとしても、こういうものに乗っていると誰かに手を振りたくなるものらしい。もちろん私は友人に向けて手を振った。
隣の親子と一緒に手を振る。まるで自分の夫と子供のように感じてくる
隣の親子と一緒に手を振る。まるで自分の夫と子供のように感じてくる
本物のお母さんはビデオをまわしていた
本物のお母さんはビデオをまわしていた
幸せ家族の思い出に無理やり入りこんだ私と違和感を感じとった子供
幸せ家族の思い出に無理やり入りこんだ私と違和感を感じとった子供
最初の3周ほどは見慣れぬ地の上からの眺めや、幸せ親子の疑似体験ができて楽しかった。しかし10周ほどで止まる頃には手を振るのにも飽き、若干気持ち悪くなってしまった。

「気持ち悪いねー!」と前にいる他人の親子に共感を求める訳にもいかず、無言で飛行船を後にした。やっぱり子供向けの乗り物に一人で乗るのはちょっと寂しいもんだなと思った。今後気をつけよう。
飛行船から見えた梅の花きれい
飛行船から見えた梅の花きれい
ところで大宮に着いてから、寄り道ばかりしてカラス情報以外に地元の人に聞いていなかった。お腹も空いたことだしお薦めの食事どころを聞いてみよう。

代表的な料理が浮かばない大宮で、果たしていったい何をお薦めされるのだろうか?
アルディージャショップに戻り聞いてみる
アルディージャショップに戻り聞いてみる
「あまり知らないんですよねー」とタウンガイドを見始める店員さん
「あまり知らないんですよねー」とタウンガイドを見始める店員さん
さっきよりちょっと手が空いている様子のアルディージャショップの店員さんに、近場の美味しい所を聞いてみる。

しかし皆さんお弁当派だといってあまりよく知らないという。それでも何とか思い出してもらい挙がったのは、駅前にあるというイタリアンレストラン。生パスタが美味しく、雰囲気も良かったとの事。友人に道を覚えてもらい向かった。

地元の人のお薦め2:生パスタ屋さん

あった、ここだ!
あった、ここだ!
ガーン…
ガーン…
惜しくも、10分前に閉店したようだった。

カラスに引き続き、またしてもお薦めにめぐりあう事ができなかった。昨年の八広駅周辺で感じた焦燥感がジンワリとやってくる。これは…マズいパターンの予感がする。
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