特集 2012年3月7日

東京から中国経由で地元に帰る(8000円の航空券で)

空港行リムジンバスは木張り床

今年1月から佐賀-上海便を就航したのが中国のLCC・春秋航空。しかもキャンペーン価格として発表された航空券の価格がなんと3000円!すげえなあ、「酔っぱらってちょっと遠い所からタクシーで帰っちゃったのら~」みたいな値段で海外ですよ。

トップページでも、おお!祐徳稲荷神社(日本三大稲荷神社のひとつ)と熱気球が誇らしげに映っておる。
春秋航空のHP。
春秋航空のHP。
こんな光景は実際見たことないです。
こんな光景は実際見たことないです。
ちなみに「日本三大稲荷」って言われてる神社って8社くらいあるんですってね…(wikipedia調べ)。まあそれはいいとして。

さらにその春秋航空、既に茨城-上海便を運行している。こちらは航空券最安値4000円。てことは1万円かからずにで東京から佐賀へ帰省できるんじゃないの?茨城-上海-佐賀と乗り継ぐことで。

ちなみに羽田-佐賀便の航空券は、正規料金だと3万5千円とか。早めの予約で割引しても1万3千円前後だ。航空券の値段でいえばこれはもう圧勝!
ということで発売日ネットに張り付き
ということで発売日ネットに張り付き
3000円のチケットゲットや!
3000円のチケットゲットや!
そして当日…無事飛行機に乗りましたとさ。めでたしめでたし。
そして当日…無事飛行機に乗りましたとさ。めでたしめでたし。
と、あっさり終わってしまっては単なるお得情報で終わってしまうので、もうちょっと話を大きくしてまいりましょう。ちなみに茨城-上海は最安値4000円なのだけど、その限定席は売り切れてたので5000円の席を購入しました。それでも8000円で茨城-上海-佐賀ですよ!

東京方面から茨城空港に行く方法については、大塚さんが片道500円で乗れる東京駅発茨城行きのバスについて記事を書いていたので、自分が茨城空港までの道のりについて触れる必要はないだろう。東京駅から楽々チンですよ。
と、思ったらバスが予約で満杯。かー!
と、思ったらバスが予約で満杯。かー!
平日の便だからと侮っていたら…。ということで東京駅→茨城空港直行バス(500円)の予定が、日暮里駅→石岡駅(1280円)+石岡駅→茨城空港直行バス(600円)に…。これから5000円の飛行機で上海に行くというのに、東京から茨城までで1880円てなんかもう感覚がおかしい!
ガラガラの常磐線に乗って(2時間弱)
ガラガラの常磐線に乗って(2時間弱)
ガラガラの石岡駅バスターミナルへ。
ガラガラの石岡駅バスターミナルへ。
待ってろ磯山さやか!
待ってろ磯山さやか!
地元バスには「か」て書いてある。
地元バスには「か」て書いてある。
ちなみにバス「か」は「かしてつバス」の「か」です。何台か通常のバスをスルーしたところに空港行きバスがやってきた。いわゆるリムジンバスですな。広い座席にゆったり座って空港へ向かうとしますか。
こっちは予約制じゃない。
こっちは予約制じゃない。
リムジンぽさはない普通のバスな車内。
リムジンぽさはない普通のバスな車内。
だって足下は木張り床だもの。
だって足下は木張り床だもの。
いわゆるリムジンバスとは違う空港バス。たしかに席は広い。なぜなら長椅子が多いから。あらためて大塚さんが乗った東京-茨城空港バスとは違うねえ…。ま、乗れればいいのだ。車内の広告も味あるしな。特に茨城県警。
バッファロー吾郎みたいな交通安全ポスター。
バッファロー吾郎みたいな交通安全ポスター。
茨城県民は「わらなっとう」で覚えるのか。
茨城県民は「わらなっとう」で覚えるのか。
この手のあいうえお作文式の標語って「おあしす」とか「いかのおすし」とかいろいろあるけど、わらなっとうほど地元テイスト溢れたのははじめて聞いたなあ。

と、海外話になるはずが茨城でまだ留まっております。ちなみにもうちょっと留まります。というか先に言っておけば、今回の旅行で一番高まったものが茨城空港にあったんですよ、困ったことに。

別の飛行機でハイテンション!

バスに乗って約30分、茨城空港に到着。まあ空港の様子については再度大塚さんの記事を参照してもらう感じでいいでしょ。空港までの過程も無駄に書きたくなかったんだけど、まあ仕方ない。情報としても有益だろうし。
茨城空港、着。ひろびろ。
茨城空港、着。ひろびろ。
空港内写真もそんないらないだろうし、ちゃっちゃとチェックインしてのんびりしますかね…と空港の奥に目を向けたら、そこに衝撃の展示が!
ええええF4ファントムじゃないですかかかか!!!
ええええF4ファントムじゃないですかかかか!!!
そうだ!茨城空港は航空自衛隊の百里基地と共用の空港。そして百里基地といえば新谷かおる&史村翔の漫画『ファントム無頼』ですよおおお!!(要は漫画の舞台だってことです)
はあ、もううっとり。
はあ、もううっとり。
強引にツーショット。ひゃひゃひゃ!
強引にツーショット。ひゃひゃひゃ!
文庫版で買い直すほど好きな漫画だけにこれは不意打ちだった。というか忘れてた。いやー、もう十分みなぎった!もう帰る!(帰りません)とでも言ってしまいそうなくらいひとりキャッキャしてしまいました。

さて幸先よい出会いもあったところで、とっとと機上の人となりますか。カウンターで航空券を受け取って荷物チェックからの出国審査へ。
他の航空会社と基本変わりませんが、
他の航空会社と基本変わりませんが、
席を指定するのは有料です。
席を指定するのは有料です。
並んでると職員の人が「足下広い席いかがですか?」と聞いてくる。こういう所でお金を取るのが格安航空なら、それに乗るこちらもそう簡単にはお金出さない。シブチン旅行だ。

航空券を受け取る段階でいちおう「窓側がいいですか?通路側?」と希望は聞かれるけども、基本的にはおまかせ。今回はひとり旅なので並びとかどうでもいいし。
ペラっとした航空券を渡され
ペラっとした航空券を渡され
出国審査終えて待合室へ。免税店なんかもあります。
出国審査終えて待合室へ。免税店なんかもあります。
空港の大きさ的には日本の玄関・成田空港の30分の1くらいだろうか…。荷物チェックに出国審査場もコンパクト。お客さんはやはりというか中国の人が多いようだ。これから飛行機乗るというので子供のキャッキャ率が国内便より高い気がする。おじさんもさっき飛行機見てキャッキャ言ってたし、似たようなもんだ。

ちなみに今回の上海便、13時過ぎの出発で17時(日本時間)くらいに着くのだけど、機内では食事はない。ビーフオアチキン?なんてことは聞かれないのだ。なぜかというと、それが格安航空だから。ということで飛ぶ前に昼飯にどら焼き。
甘いもので腹を溜めておく。
甘いもので腹を溜めておく。
うどんとか定食出す店もあるんだけど「ここでお金使っては格安航空券で行く意味がない!」と思ってしまう貧乏性のわたくし。到着したら日本より割安なご飯がいっぱいあるはず!「旅だから豪華に」じゃなく「旅だからこそここでは質素に」と考えてしまうのが格安航空、な気がしてきた。

とかどら焼きを食べながら考えてると機内案内が始まった。さらば茨城さらば日本。口の中はあんこたっぷり。
飛行機はこの入り口から
飛行機はこの入り口から
通路を歩いて2、3分で
通路を歩いて2、3分で
もう飛行機到着。ほんとバスターミナル感覚だなあ。
もう飛行機到着。ほんとバスターミナル感覚だなあ。
待合室から機内というと、ボーディングブリッジ(空港から飛行機へ直に繋がる通路)かバスという印象だったけど、この気軽な近さは新鮮だなあ。

そしてLCCでよく言われるのがいっぱいまで乗客を乗せるための席の狭さ。春秋航空も例外ではない。まあ、身長181cmの自分にとっちゃだいたいの飛行機は狭いのだけど…。
参考になりづらいですが、春秋航空。(飛び立つ前に撮影してます)
参考になりづらいですが、春秋航空。(飛び立つ前に撮影してます)
こちら、帰りに使ったANA便での席。
こちら、帰りに使ったANA便での席。
うーん、写真だとあまり変わらないですね。ただ楽なのがどっちかと言われれば、それはANA。春秋航空はリクライニングシートじゃない固定席だし。写真撮るのにあまり上までカメラを持っていけず、ちょっと窮屈そうな部分に春秋航空のコンパクトさを分かってもらえれば。

とはいえ結果でいえば4時間近く座席に座ってて、決して楽ではなかったけど、他の飛行機に比べてつらかったかというとそれほどでもない、というレベル。着陸前、最後にCAさんが体操講座もやってくれるし。
説明書きがすごいリーゼント。
説明書きがすごいリーゼント。

あくまで経由だけど一泊はせねばなるまい

さて4時間ほど経って上海に到着。しかし忘れてしまいそうだけどこれは帰省の旅なのだ。あくまでも目的地は佐賀。ここは通過点通過点…にしては広すぎるな、上海浦東国際空港。どこまでが空港の敷地なのかぜんぜん分からない。
タラップを下りてバス移動。空港で地平線が見える風。
タラップを下りてバス移動。空港で地平線が見える風。
さて空港に入って次の目的地へ…なわけですが。
さて空港に入って次の目的地へ…なわけですが。
タイトルのとおり、茨城から上海経由で佐賀に向かうのが今回の目的。ならばここで乗り換えて佐賀行の飛行機に乗るのが当たり前なんですが、茨城-上海便は週5便なのに対して、佐賀-上海便は週2便。しかも茨城→上海が夕方着で、上海→佐賀便は朝9時台の飛行機。ということで、最低一泊はしなければいけない。

ということで予約していた宿に向かいます。窓なし・シャワートイレ付き1泊1400円。着いてわかったのが若干の下水道の匂い付き。まあ漫画喫茶レベルの値段で寝れるのなら文句いいません。
リニアモーターカーに乗って
リニアモーターカーに乗って
フリマ状態の歩道橋を抜けて
フリマ状態の歩道橋を抜けて
宿に到着。壁は血痕ではなくてたぶんデザイン。
宿に到着。壁は血痕ではなくてたぶんデザイン。
宿についたのはもう薄暗くなったころ。やることといえばまずはメシ。茨城であえてドラ焼一個で我慢したからね!でも食べたのは吉野家という…。ファストフードについ入ってしまう自分がうらめしい。ある意味、精神的おふくろの味なのだから仕方がない。
日本にないメニューを見たら食べるでしょ、そりゃ。
日本にないメニューを見たら食べるでしょ、そりゃ。
コーラ・茶碗蒸し付きでした。
コーラ・茶碗蒸し付きでした。
さて腹は満たした。そして実家に帰ることを考えると…お土産だ。そう、「あくまで帰省のついでに上海に寄る」だと「お土産買って帰らなきゃな…」てのが頭をよぎらざるを得ないのだ。ニッポンジンはオミヤゲ至上主義なのだ。ということでスーパーに向かってお菓子類をごそごそと購入。
スーパーでみつけた「私が作りました」な米。
スーパーでみつけた「私が作りました」な米。
ちなみに自分は今回が初・上海。それほど時間がないとはいえ、合間にぶらぶらしながら街を見てるだけでもやっぱ違うな上海。同じ中華圏でも香港や台湾とはぜんぜん違う。ということで目についたものをいくつか。
海外お約束の変な日本語。
海外お約束の変な日本語。
見えづらいけどDVD屋に「渋谷タワレコ」て書いてあった。たぶん海賊盤屋。
見えづらいけどDVD屋に「渋谷タワレコ」て書いてあった。たぶん海賊盤屋。
あと日本では気にするけど、あちらでは気にしてない(たぶん)であろうこんな事。
電車の中で傘を乾かす。
電車の中で傘を乾かす。
とても近寄りたくないマンホール。
とても近寄りたくないマンホール。
あと店員が平気でお客の前を割り込んでくるのには驚いた。というかむしろおかしくなった。日本のラーメン屋の頑固店主みたいなのが優しく見えるぞ、なんか。

ちなみに最初見かけた時は開いてたけど、帰り通ったらもう閉まってて入れなかったのがこのお店。
クンフー粥!かっこいい!
クンフー粥!かっこいい!
字面的には強そうだけど、「ラーメンマンに背骨を折られたブロッケンマンが入ったラーメン」みたいなのだったらどうしよう、という気がしないでもない。
いちおう夜景的なところも行ってみましたけどね。
いちおう夜景的なところも行ってみましたけどね。
カップルや観光客集団の中で片手を伸ばして自分撮り…。ひとりで行くところではないですね、やはり。いやいや、あくまで上海は中継点だから!東京から大阪への夜行バスに乗った時の名古屋のサービスエリアみたいなもんだから!

と、ひとり旅のむなしさをちょっぴり味わいつつ、さて佐賀に向かいますか。少しだけでも異国気分は味わえたし。
上海白木屋は行きたかったなあ。
上海白木屋は行きたかったなあ。

空から見た有明海にグッと地元モード

さて佐賀に向かう朝。佐賀行きの飛行機は朝8時半(現地時間)発。その1時間前に到着するのを目標とすれば電車だと微妙なので、街でタクシーを拾って空港を向かうことに。

そしたら上海のタクシーは凄いな!昼間から日本の「歩行者優先」っぷりに比べると「車優先」な感じだったけども、車が少ない朝方の飛ばしっぷりったら。そりゃ急いでくれるにこしたことないけど、100キロ近くのスピードで飛ばしながら、30秒に1度か2度は車線変更する勢いで進むのはさすがに怖いよ!というか怖すぎて面白いよ!ゲームの『クレイジータクシー』みたいだ。
動画撮っておけばよかった。後悔!
動画撮っておけばよかった。後悔!
そんなカミカゼタクシーのおかげで時間どおりに無事到着。しかし茨城空港に比べると若干カウンター業務は混み気味。佐賀行きってどのくらい乗客いるのかな?と思ってたけど、けっこういるじゃん!

そこそこ並びつつ、さらにクレジットカード確認で別カウンターに行かされたり、ややたらい回しされながらも搭乗時間には問題なく間に合った。若干早めに行くのがおすすめです。
尖端恐怖症には地獄のような浦東空港搭乗口。
尖端恐怖症には地獄のような浦東空港搭乗口。
日本の地方都市と海外著名都市がごっちゃという違和感。
日本の地方都市と海外著名都市がごっちゃという違和感。
佐賀行きもお客さんいっぱい。
佐賀行きもお客さんいっぱい。
「賀」の字がちょっと違う。
「賀」の字がちょっと違う。
さて、これからが本格的な帰省なのだけど、やっぱこの大急ぎ感とか手間かかる感はやはり「海外」だなー、当たり前ですが。というか緊張の質が国内と海外だと違う。やっぱり「実家に帰る」じゃなくて「日本に帰る」だ。
漢字でなんとなくわかる優先席。でも「残」て何だ?
漢字でなんとなくわかる優先席。でも「残」て何だ?
日本同様に手荷物検査からの出国検査。搭乗時間になり、今度はバス移動で飛行機へ。この辺りは徒歩かバスか以外は行きと変わらないので省略します。
行列のできるカウンター。
行列のできるカウンター。
エアポートバスで飛行機へ。
エアポートバスで飛行機へ。
佐賀へと向かう翼。
佐賀へと向かう翼。
再びの春秋航空なので特に書くことはナシ。ただ、決定的に違うのが乗ってる時間!当たり前だけども近いだけに佐賀-上海は行きのほぼ半分の約2時間で着いてしまった。3000円でわずか2時間で海外、ってお手軽すぎるぞ佐賀空港。

そんな距離以外は「どうせ同じ日本だしね~、関東も九州も変わらないよね~」と思ってたら、いい光景を見ることが出来た!この日の席は窓側(確認無しで決められてた)だったのだけど、佐賀空港へ降りる前の海を見たら…有明海に海苔棚(海苔の養殖設備)が海に広がってるじゃないすか!すげー。地元だけどこんな風景初めて見た!
有明海に広がる海苔棚。(写真は35ミリカメラで撮影)
有明海に広がる海苔棚。(写真は35ミリカメラで撮影)
着陸前、かなり低空飛行に!棚というか海苔そのものみたいだ。
着陸前、かなり低空飛行に!棚というか海苔そのものみたいだ。
空港直前で旋回して真下に海苔棚を見ながらの着陸。これは関東じゃまず見れない。昔から知ってる光景だけど、まったく違う視点から見たことで。なんか一気にふるさとモード入っちゃったなあ。

うぉー、となってる間に飛行機は空港に着いて機外支度。ただ考えてみると佐賀空港は1月にこの国際便が開通したばかり。わずか3ヶ月で入国審査場とか慌てて作ったのだろうか?もともと国内便しか予定してなかっただろうに。
ボーディングブリッジに左右で日本人・外国人に分かれる表記が。
ボーディングブリッジに左右で日本人・外国人に分かれる表記が。
すごい急ごしらえ感。こういうガムテ技術て日本だけ?
すごい急ごしらえ感。こういうガムテ技術て日本だけ?
入国審査所そのものは写真撮れませんでしたが、いかにも急ごしらえな感じで、審査官がいるブースに加えて制服が足りないのかジャンパー着た人が整列させたりおおわらわ。「トイレはこっちですよー」てな案内をしている。伝わってくるウェルカムな空気。

外国人の方が圧倒的に列は長く、日本人はけっこうあっさりと荷物を受け取って上陸。あらためて茨城→佐賀、長かった…。空港に降り立つと、歓迎されてるけど中国語ですよ、やっぱ。
歓迎の横断幕。熱烈歓迎!
歓迎の横断幕。熱烈歓迎!
こっちも全部漢字で中国語ぽいけど違う。
こっちも全部漢字で中国語ぽいけど違う。
出たところで何かお客さんに配ってます。
出たところで何かお客さんに配ってます。
佐賀のピンバッチでした。
佐賀のピンバッチでした。
琴奨菊関は空港のとなりの福岡県柳川市出身だそうです。そして無料のバッチプレゼント。これ毎回あげてるんだったら、就航2ヶ月でもまだまだかなりの歓迎体勢だなあ。

いまや中国からの観光客はすごい数だというし、実際この日の飛行機の乗客数はほぼ満席といって差し支えないほど多かった。軽く自分の予想以上。
がんがん浮かれて海外に行ったり来たりすればいい!
がんがん浮かれて海外に行ったり来たりすればいい!
茨城空港と佐賀空港は規模や雰囲気もなんか似てました。東京の人が格安航空券を買って茨城空港へ行くように、福岡や隣県の人が格安狙いで佐賀空港に行くのでしょう。選択肢が増えるのはいいことだ。
駐車場やターミナルの規模なんか似てる。どこか牧歌的な空気とか。
駐車場やターミナルの規模なんか似てる。どこか牧歌的な空気とか。
さて空港は街中心部と離れてるので、駅行きのバスへ。今度はちゃんとリムジンなバスです。ターバン巻いたインドっぽい人が日本人女性をナンパしていた。「店持ッテルヨー」とか言って。いままでそんな光景佐賀では見たことない。さすがワールドワイドだ。
空港からのバス、最前列に座る。
空港からのバス、最前列に座る。
5分くらい経ってもほぼ同じ風景。荒野か。
5分くらい経ってもほぼ同じ風景。荒野か。
映画「悪人」で舞台になったらしい駅。(でも見てない)
映画「悪人」で舞台になったらしい駅。(でも見てない)
とりあえず中心部まで到着。既に入っている夜の予定までしばらく街をゆるゆるぶらぶら。
あちこちにある恵比須像にただいまー。
あちこちにある恵比須像にただいまー。
います、という事実の確認が出来るスナック。
います、という事実の確認が出来るスナック。
さっきまで中国モードだったのが、知ってる風景を歩いてるだけでじわじわと地元モードになってる自分を感じる。ひさしぶりの地元で昔と変わった道を歩くのって、旅行じゃないんだけど旅行みたいな、もしくはその逆…といった茫洋とした感覚になる。

夜になり、居酒屋で友人の歓待を受けることに。もう地元を離れて10年余り、普段方言を使うことはまずないのだけど、やっぱりというか、不思議なことに友人に会った瞬間に地元の方言がペラッペラ出てくる。この感覚はいまだに不思議だ。

いや、いつも以上に不思議な感覚がある。それは茨城空港では共通語、上海ではほぼ日本語使わず、そして佐賀では佐賀弁、と言葉がコロコロとこの数日で変わったからだ。なんか身体というか唇が言葉の変化に戸惑ってる。自然と異国のような言葉がぺらぺら出てくる自分。それがちょっと面白い。
いかの刺身とか超美味かとです。
いかの刺身とか超美味かとです。
いかの天ぷらもえらい美味かです。
いかの天ぷらもえらい美味かです。
もう言葉も振る舞いも東京の人…のような気になってる自分。しかし中国経由で地元に帰ることで一度リセットさせられた感じが奇妙だ。関東から海外に行き、また関東に戻ってたら味わえない感覚。だからこそいつもよりちょっと深く地元感を楽しめたような。

ちなみに中国経由効果として、自分が見たことない漢字を見るとどこの国にいるのか一瞬わからなくなります。たとえばこんな佐賀のバス内の光景。
ハングルとかあるだけになおさらわからない。
ハングルとかあるだけになおさらわからない。
さて、航空券8000円での上海経由での帰省と題してきたこの旅。それについては間違ってはいないけども、大きな誤解を与えそうなので値段についてのネタばらしを最後に。

海外旅行したことある人ならご存じだと思うのだけど、飛行機って国内便に乗る場合は航空券の代金で全部入り、つまりそれ以上お金を払うことはない。しかし海外便だと航空券代金に加えて空港施設使用料や燃油代などを払わなければいけないのだ。しかもこれがけっこうかかる!
航空券はたしかに3000円だけど…。
航空券はたしかに3000円だけど…。
けっきょく茨城→上海は1万円で上海→佐賀は8680円。
けっきょく茨城→上海は1万円で上海→佐賀は8680円。
ということで実際の飛行機代は全部込みで18680円なのでした。この数字を見て「なんだ、大手航空会社の割引料金より結局高いじゃねえか!」と思うか、「おお、海外寄ってその価格は安い!」と思うか?

国内旅行で飛行機利用というと時間短縮の意味も大きかったりするけれど、こういう「余裕ある飛行機旅」もLCC登場で今後アリなんじゃないでしょうか。東京-オーストラリア-大阪で帰省とかが新しい!

佐賀名物といえばブラモンだ。これはグリモン。
佐賀名物といえばブラモンだ。これはグリモン。

成田派はおいてけぼり

中国経由で地元に帰れるよ、という話だけだと10行くらいで終わってしまうので、おもいっきりダラダラと書いてしまいました。茨城と佐賀空港利用者だけに送るような記事でスマン!
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