特集 2011年9月15日

屋上にあがりたい

高層マンションの屋上は病院風だった

つづいて近くのマンションに向かい、1階の管理人室にいた方に相談をしてみた。結構な高層マンションだし、だめだろうなあと思っていたところ、

じゃあ、ちょっとだけだよ

と往年の加藤茶さんのようなノリで快く許して頂けた!世の中いい人ばっかりだ。
鍵を開ける瞬間が一番どきどきする
鍵を開ける瞬間が一番どきどきする
かなり年上の方だったので、ガキがアホなことしてやがるなと思ってくれたのかもしれない。まったくそのとおりです。

扉の向こうはこんなふうだった。
おお!
おお!
これはまた綺麗な屋上だ。色合いも清潔感がある。管理人さんに尋ねたところ、青いジャングルジムみたいな骨組みは物干し竿で、住人の方がここで干せるようになっているらしい。つまり住人が自由に出られる屋上なのだ。うらやましい。

すごくきれいな屋上ですね!とぼくが言うと、ちょっとだけ微笑んで、

「あっちあっち、スカイツリーが見えるよ」
指差すほうを見ると、
指差すほうを見ると、
スカイツリー!
スカイツリー!
きょうび、スカイツリーなんてどこからでも見える。でもなんというか、ふだん入れない屋上から見てると思うとなんだかすごくいい景色のように感じる。
左側のきのこが気になる
左側のきのこが気になる
ここに見えてるのは換気扇だそうだ。左側のきのこみたいなのもそうなのかな。とにかくいろんなものが珍しい。
入ってきたところの扉がまたいい。屋上といえばやっぱりこの扉だよ。
入ってきたところの扉がまたいい。屋上といえばやっぱりこの扉だよ。
青い物干し竿をみながら、屋外にある美術の展示(インスタレーション)みたいだなとちょっと思った。すごくきれいで、箱根の彫刻の森美術館とかにあってもおかしくない。でも物干し竿。
青を基調とし、光と影をテーマとしたインスタレーションが、見るものの心を洗濯へといざないます。
青を基調とし、光と影をテーマとしたインスタレーションが、見るものの心を洗濯へといざないます。
想像以上にきれいな屋上に驚きながら、管理人さんにお礼をいってマンションを後にした。

物足りない感じはあるが、出られる屋上はある

無理をいって屋上に上げてもらったりもしたわけだが、当初の願いは一部叶って、一部かなわなかったように思う。

まずは、普段入れない場所に入れた!というどきどきがうれしかった。すこーんと抜ける空の開放感もいい。ただ、こどものころのどきどきは結構なところが探検とか冒険心からきてたように思うので、案内してもらった今回では、そこまでは再現できなかった。でもそれはしょうがない。
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