特集 2011年9月13日

お祭りを抜けてコンビニに行くとパラダイス

お祭りを抜けだしてそのままデパ地下にまで向かいます
お祭りを抜けだしてそのままデパ地下にまで向かいます

次はデパ地下だ

スーパーはすごい。安いうえに何でもある。あんな祭りがあったとは、世の中は広いものだ。(実際はない)

さあ、そろそろお祭りに戻るか、と思った自分に鞭打って電車に乗ってやってきましたデパ地下。

そう、冒険はまだつづく。私の価値観はぼろぼろに破壊され、足元の靴を探すのに一円札に火をつける日もそう遠くないだろう。
こんなにファンシーなお祭りが今まであったか!?
こんなにファンシーなお祭りが今まであったか!?

超絶ファンシー

このお祭り、洋菓子コーナーから入ったせいか、カステラを焼いたようなふんわり甘くい香りがただよう。

ほどほどの人混みも祭りっぽいといえば祭りっぽい。問題はお祭りを抜けだして一度電車に乗ってるという点か。改札を通るときに(…これも祭りだ)という思いを維持するのは辛かった。

だが、それを乗り越えてのデパ地下お祭り。フタを開けてみたらファンシーなお祭りだ。しかしその甘い香りに誘われて一つください、と言ったなら数千円とられたりする。高いぞ、この祭り。

周りを見渡してみると全員石油王に見える。石油王はお祭りでりんご飴代わりにショートケーキ食べてるにちがいない。
じゃがバターにする?たこ焼きにする?ぼく、トランプマシュマロ!なんて子供が言ったら張り倒しそうだ。
じゃがバターにする?たこ焼きにする?ぼく、トランプマシュマロ!なんて子供が言ったら張り倒しそうだ。
果物が5000円超えてきた。カットパイン300円と比べものにならない。
果物が5000円超えてきた。カットパイン300円と比べものにならない。

関西の情報ネットワークを駆使して

この果物、5,700円だって、すごいな~、と写真を撮っていたら「それやったら、あっちに二万円のぶどうあったで」という声が聞こえた。

スーツを着たおっさんがほれ、ほれ、とうれしそうに向こう側を指さしている。

また出た、イントネーションでそれと分かる同郷の人だ。私たちがいつもいつも下世話な場面で出会ってしまうのはなぜだろう。
石川産ルビーロマン21,000円、これを見つけて喜んでいる下世話ネットワーク。
石川産ルビーロマン21,000円、これを見つけて喜んでいる下世話ネットワーク。
お惣菜コーナーでポテト200g 578円。じゃがいもは一周して普通の屋台になってきた。
お惣菜コーナーでポテト200g 578円。じゃがいもは一周して普通の屋台になってきた。
ビールは福岡の地ビール、ブルーマスター420円。これも屋台に近づいてきた。
ビールは福岡の地ビール、ブルーマスター420円。これも屋台に近づいてきた。
うわ~、こんな濃いビール、お祭りで飲んだらいくらするのだろう?という味がした
うわ~、こんな濃いビール、お祭りで飲んだらいくらするのだろう?という味がした
残してたじゃがバターと並べてみると同化した。意外とじゃがバターの健闘が光った。
残してたじゃがバターと並べてみると同化した。意外とじゃがバターの健闘が光った。

お惣菜コーナーでお祭りに復活

じゃがバターに近いものとしてポテトのお惣菜は578円、屋台のじゃがバターが500円だからそれほど変らない値段だ(こっちにはソーセージもつく)。そしてビールは普段見ないものを選んで420円。これも一杯350円のビールと同じくらい。

なんだかデパ地下はお祭りみたいだぞ。ほどほどに人混みも熱気もあるし、これはお祭りなんじゃないか?

デパートの地下では風情と神輿を抜いたお祭りが毎日行われているのではないだろうか。

組み合わせで天国化するコンビニ

天国からさらに向こう側へ行ってみたら、最後にはお祭りに戻ってきた。毎日お祭りがあればいいな、という思いは昔からみんなあったのだろう。デパ地下はなんとなくお祭りに似ている。

似てたのでお祭りだと思って、そのあとまたコンビニに行った。やっぱり天国だった。

このループが永久に続くといいが、それで終わりだ。今日もスーパーよりちょっと高いよな~と思いながらコンビニを利用した。
食べ物じゃない版もやった。ハンガー10本100円とか、フリマ的なとこに行ってからコンビニに行くと…
食べ物じゃない版もやった。ハンガー10本100円とか、フリマ的なとこに行ってからコンビニに行くと…
マスク一枚200円…ハンガー20本分か、すごい高級品だ!となれる。
マスク一枚200円…ハンガー20本分か、すごい高級品だ!となれる。
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