特集 2011年7月23日

コンビニで昆虫採集

明け方、最後の大物ラッシュ

灯りの下で虫たちと戯れているうちにすっかり空が白んできた。楽しい楽しいコンビニ虫捕りもいよいよ終わりかと撤収作業に移ったその時、バララララ!という大きな羽音とともに黒い影が駐車場の照明に飛び込んできた。
カブトムシだ!しかも今度はオス。
カブトムシだ!しかも今度はオス。
おおお。かっこいい。やっぱりカブトムシはオスのほうが魅力的だね。まさに王者の風格。こうなると大きなクワガタも捕まえたくなるがそううまくは…
うまくいった。しかもペア。
うまくいった。しかもペア。
捕れちゃった。文句なしの大型ノコギリクワガタ。子供のころはこういう湾曲した大アゴを持っている個体を「水牛」と呼んでありがたがっていたっけ。
しかもメスも一緒に仲良くご来店だ。
そしてまたカブトムシ
そしてまたカブトムシ
さらにカブトムシも数匹追加できた。終了間際に大物たちのラッシュだ。
調べてみると昆虫が灯火に飛来する時間帯には2つのピークがあり、ひとつは空が暗くなった直後、そしてもうひとつが明け方なのだそうだ。ならばこのラッシュにも合点がいく。
最後の獲物、オオゾウムシ。
最後の獲物、オオゾウムシ。
今回の虫捕りで最後に足元で捕まえたのがこの虫。たぶんこいつは朝になって飛んできたわけではなく夜の間中僕の足元にいたのだと思う。地味すぎて気づかなかっただけで。いい虫なんだけどね。

雑木林でリリース

実は今回、捕まえた虫の一部は虫かごにキープしていた(とても全部は入れられなかった)。
それがこちら。
虫天国。(マウスオーバーでモザイクが外れます)
苦手な人にとっては地獄絵図そのものである。こんなに過密な環境が虫たちにとって心地よかろうはずがない。
虫捕りは十分楽しんだことだし、早く逃がしてやろう。
バイバイ
バイバイ
おそらくこの虫たちの出身地だろうと思われる、ローソンの近所の雑木林に連れて行き、クヌギの木の根元に放してやった。
皆喜び勇んで思い思いの方向へ消えていった。その後姿は野生を取り戻した獣のようにとても生き生きとして見えた。
でもあいつらのうち何匹かは今夜にはまたローソンにたむろしてるんだろうなあ…。
虫はやっぱり森の中にいるのが似合います
虫はやっぱり森の中にいるのが似合います

予想以上に大漁

何かしら捕まるだろうとは思っていたが、まさかコンビニでこんなにバラエティ豊かな虫が捕れるとは思ってなかった。
そして、ただ待っているだけでどんどん虫がやってくるというのが予想以上に楽しく、夢中になってしまった。
効率的にして快適。これはまさに新時代の昆虫採集の形なのではないだろうか。
さあ、皆さんも今夜は郊外のコンビニに出掛けてみてはいかがですか?
あ、それからどうやら虫はファミリーマートやセブンイレブンでも遜色なく集まってくるようですよ。
途中でのぞいたセブンイレブンにもばっちりカブトムシが来ていました。
途中でのぞいたセブンイレブンにもばっちりカブトムシが来ていました。
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