特集 2011年7月6日

いなかっぺ大将の涙クラッカーを作りたい

鉄道員で号泣

佐藤乙松は、JR北海道の駅長で鉄道一筋40年。なにがあっても鉄道員を務めてきた。そんな乙松の定年間近に奇跡が起きた、という話。鉄道員としてひたむきに生きる様と、夫や父としては不器用な乙松(高倉健さん)の姿に涙が流れた。

途中、二人きりの座敷で小林稔侍さん演じる仙ちゃんが高倉健さんに「ずっと俺と一緒にいてくれ、な、ポー!!シュッシュッシュッシュッ」って迫るとこはビックリしたけど。
問題のポー!シュッシュッシュッのシーン。
問題のポー!シュッシュッシュッのシーン。
かなり増えた涙。
かなり増えた涙。
背景というか映像はすごく綺麗だった。光の表現とかすごい。
背景というか映像はすごく綺麗だった。光の表現とかすごい。

秒速5センチメートルは泣けず

秒速5センチメートルは淡い恋のうつろいを描いた作品で、小学生の頃に始まった恋愛は、それぞれの引っ越しで終わり、それでも男は初恋を忘れられず、女の方はすっかりいい思い出になって結婚間近、という話(超大雑把)。

遠くにいるしかない自分が苦しくて、子供な自分は相手を思いやれなくて、切なくて、ただ時間が過ぎていく、みたいな話。読点が少ないのはオマージュです。

M斎藤さんは5分で泣いたと言っていたが、5分って言うと女の手紙が朗読されつつ、山崎まさよしさんのOne More Time Chanceが後ろで流れるシーンだ。凄く詩的で良いシーンだが、涙は出てこない。僕が中高生の頃にそういう淡い恋をしなかったからだろうか(M斎藤さんの恋について不明)。

これくらいでいいか

5日間、映画とかアニメを見まくって泣きまくって涙を貯めまくった結果、結構な量になった。涙って普通は一滴一滴の雫の形でしか見ることがないので、こうして瓶に貯めてみると涙に見えない。白濁していて、なんだかポカリスウェットみたいだ。

なんかホコリみたいのが漂ってるし、正直言って汚い。涙が美しいってのは都市伝説だった。
エル知っているか、涙は白く濁っている。もっと貯めたいが、そろそろ書かないと締め切りだ。
エル知っているか、涙は白く濁っている。もっと貯めたいが、そろそろ書かないと締め切りだ。

凍らせよう

僕の涙は大ちゃんの涙と違って常温では液体で、アメリカンクラッカーにはなり得ない。どうやって固体にするかって、一番簡単なのは凍らせる方法。ゼラチンで固める手も考えたのだが、一応ゼラチンは食べ物だし最後にスタッフが美味しく食べるのは嫌なのでやめといた。

丸い氷を作る製氷皿はあるが、そういうのはもっと汁がないと作れないので自分でこさえる事にした。こういう時にはエポキシパテが便利だ。
A剤とB剤を混ぜると硬化する。硬化前に形を作って待つだけ。
A剤とB剤を混ぜると硬化する。硬化前に形を作って待つだけ。
半球を2個作ってくっつける算段。ちょっと大きすぎたか。
半球を2個作ってくっつける算段。ちょっと大きすぎたか。
小さめのも作った。最初に球を作って、それにワセリンを塗って雌型を作る訳です。
小さめのも作った。最初に球を作って、それにワセリンを塗って雌型を作る訳です。
半球の大小が2セット完成。
半球の大小が2セット完成。
ちょうどいいスポイトがうちにあったので、それで涙を型に入れた。型にはワセリンを塗っておいたので外すのも簡単だろう。
いよいよ佳境な訳です。
いよいよ佳境な訳です。
4つの型に移したら大体涙が尽きた。なんとか足りてよかったが、失敗したら記事が書けないので(いや、失敗しても書けるか)割とドキドキでアル。
凍るのを待ちます。
凍るのを待ちます。
涙ってちゃんと凍るのだろうか。
凍ったが、なんだか氷が粗い。やっぱ塩分入ってると凍りにくいか。
凍ったが、なんだか氷が粗い。やっぱ塩分入ってると凍りにくいか。
おお、凍った。次は、涙を型から抜いて半球の平らな面同士をくっつける。間に涙を塗ってまた凍らせれば溶接の要領でくっついて球状の涙氷が出来るはず。

さて、型から外すか。と、ピンセットで外そうとしたら、割れた。
全部割れた。
全部割れた。

あわわわわわ

当サイトの工作では大体、型から外すとこで失敗する。今回もそのパターンに則ってちゃんと失敗した。いや、ちゃんととか言ってる場合じゃない。

しょうがないので室温に出しておいて涙が溶けたら糸を入れた。

凍ったら糸を引っ張れば氷が抜けるという目論見である。今度こそ上手くいくか。
紐を引っ張れば抜けるイメージ。
紐を引っ張れば抜けるイメージ。
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