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■ふくよかな女神様
鶴見の「ゴム通り」というすごい道路がはじまるところに自由の女神がいる。ゴム・自由の女神・ラブホテル。
ラブホテルの看板をかねている女神のため、頭部とたいまつ部分に電飾が仕込んである。撮影したのは午後5時ぐらいであったが、すでに点滅していた。ぴかぴか。その自由なアレンジも自由の女神ならでは。オープンソースのプログラムのようだ。
顔はふっくらしていてどこか東洋人的。親しみやすい。駅に背を向けて海のほうに向かって立っている。この部分はニューヨークの自由の女神といっしょ。ラブホテルの自由の女神らしく、白を基調とした女神像である。
手に持っている書にはなにもかいてなかった。ニューヨークの自由の女神が手にしているのはアメリカの独立宣言書だという。ということは川崎が日本から独立するときにここに日付が刻まれるのだろうか。そう考えるとどきどきする。僕らは歴史の証人だ。
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