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特集


ロマンの木曜日
 
毛むくじゃら
毛深!

ほ乳類の体毛って気持ちいい。特に猫。あの触り心地といったらなんだろう? 撫でてるだけで癒される。そんな猫の触り心地を、普段良く触る物で代用してみてはどうだろうか? つまり、身の回りのものを猫の様に毛むくじゃらにするのだ。

という訳で、今回は身の回りの物を毛むくじゃらにしてみた。

(text by 住正徳


フェイクファー各種
触り心地を確認
「猫バス」の布を切り分ける店員さん

触り心地の良さのイメージは猫バス

いきなり私事で恐縮なのだが、僕には4才の娘がいる。その娘が、ちょっと前まで暇さえあれば「となりのトトロ」のDVDを見ていた。それまで「となりのトトロ」を見た事のなかった僕も、娘と一緒に何度も見ているうちにトトロの虜になってしまった。特にあの「猫バス」なんて最高じゃないか。最近では、娘よりも僕の方がトトロを見たいくらいなのだが、娘の関心は「ふたりはプリキュア」に移ってしまい、トトロに飽きてしまった。

それはさておき、今回はあの「猫バス」の様な触り心地を目指したい。
目指したい、と言っても実際に「猫バス」に乗った事も触った事もないので、そこは想像で「猫バス」の触り心地を実現するしかない。

服地の専門店へ

そこで訪れたのが服地の専門店「ユザワヤ」だ。ここなら「猫バス」ライクな触り心地が見つかるはずだ。

店員さんに「猫っぽい触り心地の生地はありますか?」と聞くと、フェイクファーのコーナーに案内された。色々な毛並み、色々な色のフェイクファーがごっそりと積まれている。

「猫バス」の特徴は、
・茶色い
・フサフサしている
の2点だろうか。「猫バス」に適当と思われるフェイクファーをいくつか触ってみる。その中から一番触り心地のいい布を選び店員さんに切り分けてもらう。どれくらい必要か検討がつかなかったので、1メートル幅×3メートル購入した。ユザワヤの大きなビニール袋いっぱいになってしまい、こんなに買ってしまってどうしよう、と帰りの京浜東北線の中で軽く後悔したが、仕方ない。この布をフルに活用して身の回りをフサフサさせていきます。



 

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