デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

特集


ロマンの木曜日
 
新しいヘアスタイルのご提案

ヘアメイクの大島さんに協力をあおぐ


ヘアメイクの大島さん(花粉症)

今回の「ちょんまげ」アレンジプロジェクトでスタイリングを担当してくれるのは、プロのヘアメイクであり友人の大島さんだ。

大島さんは音楽プロモーションビデオやテレビCMなどで数多くのヘアメイクを手がけている。常に最先端のモードを取り入れるスタイリングには定評があり、「ちょんまげ」を現代風にアレンジする、という難易度の高い挑戦にはうってつけの人物だ。

とは言え、大島さんには「ちょんまげ」ヘアのスタイリング経験はなく、まずはオーソドックスな「ちょんまげ」がどんな形をしているのか、ネットで調べる事から始まった。


ネットで「ちょんまげ」の型を確認

「ちょんまげ」の基本型が分かった所で、次はそれをどうアレンジしていくか、ブレスト会議に入る。


図に描いて検討

検討の結果、「ちょんまげ」を上に立てるアップ系と下に垂らすダウン系の2系統に分けてアレンジを考える事にした。アップ系4種類とダウン系3種類の全部で7種類。そう、七人の侍である。


カツラを被りスタイリングしてもらう こういう妖怪見たことある

山田かつらさんに作ってもらったベースカツラを装着する。細かく計測しただけあってフィット感はバッチリだが、このまま自分の頭に変わってしまったら大変だ。「マスク」ってそういう映画だっただろうか。観ていないので分からない。


黙々と「ちょんまげ」ヘアをスタイリングする大島さん

住「バーコードヘアってアメリカ人が特許持ってるの、知ってます?」
大島さん「えっ? 本当ですか?」
住「ええ、ネットにもほら、ここに載ってますよ
大島さん「本当ですね。スタイリングの方法まで細かく定義されてる」
住「そうなんですよ。このスミスっていう人が考案者なんです。だから、僕たちもこのちょんまげヘアがうまくいったら特許を取れるかもしれないですよ」
大島さん「そうですね。がんばります」

2人のモチベーションが更に上がる。

しかし、特許を取ると具体的にどんな得があるのか、全く分かっていない。例えばバーコードヘアの場合、あのヘアスタイルにしたい場合スミスさんに了承を得る必要があるのだろうか?


思い通りにいかず、悩む大島さん

結局、7つのスタイリングを完成させるまでに4時間以上の時間を費やした。毛先の微妙な流れにまでこだわる、大島さんのプロ根性が伝わって来た。

次ページで新しいヘアスタイルのご提案をさせていただきます。



 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.