先生のお手本
では、実際に「2円以上、7円以下」をいっしょに作ってみることにしよう。今回、デイリーポータルZからは手先が器用なライターに参加してもらっている。乙幡さんとべつやくさんである(これまでの2ページも横にずっといました)。
それぞれが素材を持ち寄っているためテーブルの上は大変な散らかりようである。お母さんに見つかったら怒られそうだ。
いざはじめて見ると意外に悩む。かわいいものと、そうでないものの対比。懲りすぎてはいけない(ような気がする)し、ヘンな文字を貼ったりするのも狙いすぎているような気がするし…。ニスィーベさんのこだわりを堪能したあとだと緊張する。
ニスィーベさんの作品作りにしばし注目することにした。
………。これは、やっぱり逆のものの対比なんだろうか。
「そうですね。汚いっぽいところに、中山エミリという…」
照れながらも認めてくれた。しかし週刊プレイボーイには「広末涼子」の文字もあった。なぜに中山エミリなのか。
「文字の、大きさがちょうどよかったんで…」
難しいことを言うのかと思ったら超簡単なことだった。そんなところで乙幡さんが手を挙げた。作品ができたという。
これはどうなんだろう。ちょっと安易ではないか。でもニスィーベさんの答えは
「いいですね。完成」
え、いいの?思ったよりも(思った通り?)敷居が低いのか。