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24時間ウェブ総集編 vol.1

走馬燈のように駆けめぐります


デイリーポータルZのサイト開設3周年を記念して、2005年10月7日11時から8日11時まで「24時間ウェブ」を開催しました。

大きな事故もなく、無事24時間が終わりました。おつかれさまでした。24時間、アクセスし続けてくれた皆様もおつかれさまでした。

きのうに引き続き、総集編をお送りします。ライター本人に裏話と解説つき。(林 雄司

薬を持参していた住さん。顔色が悪い。

YS11 萌えー

木造駅のしゃこちゃん

トンビと観覧車

住さんが撮ってくれた写真

まずは僕と住さんの24時間を振り返ります。

住さんからのメール

はやしさま

24時間WEB、お疲れ様でした。感想をお送りします。

熱を抱えての参加となってしまいました。熱さえなければもっともっと楽しめたのに、と残念でなりません。思えはこの24時間、移動しながら常に薬局を探し続けていた様に思い ます。林さんがこないだ風邪をひいた時、一番高いユンケルを飲んだら治ったと言っていたので。

でも、結局ユンケルを手に入れる事は出来ず、東京に帰ってすぐ、一番高いユンケルを飲みました。

そんな訳で、2日目も朝から体調が悪かったのですが、林さんは僕以上に具合悪そうでした。二日酔いで。ですから、2日目は二人ともかなりのローテンションだったのですが、浅虫温泉で黙々とピエロに着替える林さんを見て、勇気をもらいました。「熱」くらいなんだ、と。

体調の話はその辺にしまして、ちょっと見て来た感想です。

廃船

船の科学館という建物の脇に、廃船がたくさん置いてありました。あれは展示なのか捨ててあるのか、良く分からなかったのですがとても恐かったです。
科学館の方に飛行機も展示されていて、それを見た林さんが「あっ、YS11だ」と型番で呼んでいるのを聞き少し引きました。

木造駅

駅に着いたらすぐに読者の方から声をかけてもらいました。いつも見ていてくれてて、この日も朝から見てたので僕たちを待っていてくれたの です。凄く嬉しかったです。お二人から青森の話を色々と聞きました。
木造周辺の畑では土偶が頻繁に掘り返されるらしいのですが、掘り起こした農家の人たちはそれをすぐに発表せず、家で寝かしとくのだそうです。その方が価値が上がるから。いい話です。
それにしても、木造駅は寒かったです。

浅虫温泉

天気が悪く嵐の一歩手前、って感じでした。10時30分過ぎに着いたのですが、最初は僕たちしか客がいませんでした。子供用の機関車トーマスの乗り物から、時々思い出したかの様に楽し気な音楽が流れ、それが一層寂しさを助長していました。本当は観覧車に乗ってフィナーレ、という予定だったのですが、観覧車は運休でした。とんびに集られていて東欧の面倒臭い映画の様になっていました。

しばらくすると家族連れがぱらぱらと現れ、段々遊園地らしくなって来ましたが、その中でも林ピエロは浮いていました。なんでだろう? 遊園地とピエロ、相性いいはずなのに。

遠い所をちょっと見てくるのはとても楽しかったです。またやりたいです。その時は万全の体調で望みます。初日の夜、林さんが飲んでいたビール、本当においしそうだったから。

リアルタイム更新は忙しかったけど楽しかったです。来年もやりましょう。


林・住さんのリアルタイム更新企画

>> ちょっと見てきて、遠いけど <<

 

全然違う場所でした

じゃあこの廃船はなんだったんだ?

実は…

再び林です。青森を移動中に、ちょっと見てきてで青森港の廃船をリクエストしてくれたgenteさんからメールをいただいました。詳しい場所を地図で示してくれていた。

genteさんからのメール

場所ですが、おおよそここになります。防波堤があって、ずっと先まで行けるようになっていて、その先のところに廃船が数隻あったんです。

その防波堤は途中が鉄の歩道橋のようになっているんです。で、両側に侵入できないよう扉がついていて。でも10年位前に行ってみたらその橋部分がなくなっていたので、先の方まで行けないかもしれません。

あと、その時点で遠めで見た限り船は半分以上沈んでいました。10年位前の時点で。だまっていてすみません。

場所がぜんぜん違った。10キロぐらい離れている。しかも10年前の時点で半分以上沈んでいたって…。こええ。

ということでgente さん、ごめん。全然違う廃船を見てきてしまいました。


木造駅前 午後6時。左の明かりが神武食堂。


木造が面白かったよ

リアルタイム更新では書ききれなかったですが、木造駅が面白かったです。

林:「駅とは別に繁華街とかあるんですか?(ほら、駅と離れて県庁の周りとかに繁華街があるじゃないですか)
奥村さん:「いいえ、ここがメインストリートです」
林:「………、駅前のあの食堂、神武食堂って言うんですね。遺跡があったりするから、やっぱり、神武天皇から?」
奥村さん:「あ、あれは『かみたけ食堂』ですよ。名字ですね」
がーん。奥村さん、木村さん、わざわざありがとうございました。なにかグッズをあげたかったんですがなかったんで名刺をさしあげました。

 

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