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イラスト化 リレー小説 「メガネ君」




みんな、たくさんの投稿どうもありがとう!
みんなが投稿してくれたエピローグ第13話には
その他にもまだまだグッときたものがたくさんあったので、
ここでドバッと紹介させていただくよ!




●(by ていすさん)

ごごごごごごごご・・・・
 
世界が揺れた。
やがて間もなく絶望の静寂が訪れる。
何が悪かったのか、などと考える余裕は彼らにはなかった。
全てはメガネ君が悪いのだ。
静寂はすぐに復讐の炎に包まれた―――
 
 
メガネ君は帽子の学生と共に、7つ目のドラゴンボールを探していた。
しばらくすると、あのジャパネットたかたのスタジオへ繋がる穴を見つける事ができた。
「あそこだ!」
と叫ぶが早いか、走り出すが早いか、メガネ君は勢いよく穴に飛び込んだ。
どしーん!
メガネ君は大きくしりもちをつくと辺りを見回した。
2年前と同じジャパネットたかたのスタジオ、そして電化製品を紹介するたかた社長の姿がそこにあった。
ごちごちごちーん!
と、その時、後から穴へ飛び込んだ学生が運悪く社長に頭からぶつかった。
学生は大声で叫んだ。
「誰だ!大事な生放送を邪魔するヤツは!」
社長もそれに返し、叫んだ。
「うるさい!僕の帽子が傷んだらどうしてくれるんだ!」
何かがおかしい。2人は顔を見合わせた。
そう、社長と学生は頭をぶつけた所為で心が入れ替わってしまったのだ。
「うわー!こんなもさい顔やだよ!」
「ふざけんな!そりゃコッチのセリフだヨ!」
しばらく言い合っていたが、社長の心を持つ学生は鬼の持つ6つのドラゴンボールを一瞥すると、傍にあった箱を開けながらこう言った。
「ここに7つ目のドラゴンボールがある。シェンロンを呼び出して元に戻してもらいましょう。」
姿は学生だが、その訛りはまごうことなく社長のそれであった。
学生もそれに同意し、シェンロンが呼び出された。もちろん青島である。
「あのう、元の姿にもどして欲しいんですけど。」
2人が願い終わらない内にメガネ君が言葉をさえぎった。
「ちょっと待った!せっかく願いがなんでも叶うんだ。どうせなら元より強く生まれ変わってみないかい?」
「いやあ、別になあ。」 「ああ。」
学生と社長は乗り気ではないようだが、ここで諦めるメガネ君ではない。
「お前たちは何の為に生まれてきたんだ!そんな貧弱な力で世間に流される事しか能がない自分が嫌にはならないか!この世に生まれたなら強くなりたいと思うのが当然だろう!」
メガネ君の鬼気迫る演技が功を奏したのか、学生や社長だけでなく青島までも心を動かされていた。
メガネ君は更に心にも無い演説を続ける。
「民主主義だ、国民主権だと言ったところで結局権力を持っているのはブルジョアや役人だ。本当の意味で我々に力はない。だから、今こそ大きな力を我々一般市民が持つ時ではないのかっ!」
話の主旨がどんどんずれているが、感情的な口調は皆の心に響いた。
「そうだそうだ!強く生まれ変わろう!」
メガネ君はニヤリと笑うと両手を天に伸ばし、言い放った。
「強さを欲する者達に鬼の力を!」
 
―――煙が立ち昇り、学生達は鬼に変わった。
元に戻ったメガネ君は動揺する鬼達に、2年前、自分が鬼にされた時の事を語った。それこそ鬼の首を取ったように。
そして呆然とする鬼達を尻目に去っていった。
意気揚揚と去っていくメガネ君だが、ジャパネットたかたのスタジオの様子が全世界に生放送されている事を知らなかったのはまずかった。
メガネ君の偽りの演説に感化された世界中の視聴者は皆鬼に、「一般市民が力を持つ」という嘘が誠になってしまっていたのだ。
これから世界中の人から鬼のように襲われようとしているとも知らず、メガネ君は呑気に歩き続けた。
メ〜ガ メガ♪ メ〜ガ メガ♪
陽気な鼻歌が街に響いていた。



  まさに革命的な作品だね!



●(by 陸さん)

そして、その学生は、ドラゴンボールの最後の1個を鬼に渡してしまいました・・・
鬼「ありがとう!」
学生「いやいや・・・」
そしてその学生は帰ってしまいました・・・
鬼「ひっひっひっひっひ・・・これで俺は人間になれるぞ!はっはっは〜!」
でもそれは全部偽物でした。
鬼「何だコレは!!全部偽物じゃないか!!・・・うわ〜ん!!!」
鬼は泣いてしまいました・・・
実は、あの学生はメガネ君の友達だったので、鬼にドラゴンボールを渡す時にこう忠告されていました。
メガネ君「あいつに俺は騙されたんだ。だから、敵討ちしてくれよ。」
 
これにてこの話はおしまい!
めでたしめでたし(?)
 

  やっぱりめでたいのがイチバンだよね!


●(by Y・Yさん)

そして、依頼を受け持った彼は、
ドラゴンボールの旅へと進むのであった・・・・!。
数日後・・・・青森の洞窟でなにか光ってるもの発見!なんだ・・・・
っと彼がそっと近ずいてみたら・・・・、なんとそれはまさしく
 
ドラゴンボールであった!
 
だが、彼はその見つけたドラゴンボールを素直に鬼に渡さず・・・
オークションで売ったのだった・・・・!。
しかもスタート値段は1円!安!
 
それから数日後・・・・
 
彼は値段を見てみた・・・・・なんと100万円まで行ってるではないか!
メッセージが1通来ていた・・・・彼はそのメッセージを見てみた!
なんと、鬼からのメッセージであった!
鬼からのメッセージはこうだった・・・・・!。
『なぜ素直に俺に渡さなかった・・・』
『・・・・今からお前のところに行って食ってやる!』
それを読んだ彼はふるえた・・・・・!
 
数分経過・・・・
 
ピーーーンコーーーン
ピーーーンコーーーン
ピーーーンコーーーン
っと三回ベルが鳴った・・・・!
彼は汗まみれであった・・・・!
彼は、鬼を退治する方法はないかと考えた!
そこで彼の足元に豆が転がってきた!
彼は、いい作戦を思いついた!
鬼が扉を壊した・・・・
 
戦闘開始!
 
彼は鬼に豆をまいた!
「鬼はーー外、福はーー内」
鬼は
『怖いよ〜おかぁちゃ〜ん」
っといいながら逃げていった・・・・!
彼はほっとした!
これで鬼にストッキングされる事もない!。
これで本当に終わったんだろうか・・・・!。
いやまだ終わっていない!
鬼がいるまで戦いは終わらない・・・!!!
 
終わりなき戦い!冒険・・・・
きっと彼はドラゴンボールを7個すべて集める事ができるだろう・・・・
 
          エンド
 

  もっともな 鬼激戦シーンに萌えたよ!



イラスト化できなかったけど、
みんなの作品すごくグッときたよ!
萌えたよ!

ぜひまた投稿してみてくれたらうれしいよ!




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