デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

特集


ひらめきの月曜日
 
マッサージチェアツアー

闇夜に光るガラス張りのお店

揉まれ歩き4軒目
「hhstyle.com 原宿店」

毎回デイリーポータルZの特集の舞台といえば河原や公園、実家などがメインだが、今回は帝国ホテルタワー、汐留シオサイト、OZONEときて、最後は裏原宿まで漂着だ。

こんな慣れない場所を取り上げて大丈夫だろうか、明日あたり読者の皆さんに槍でも振りやしないか。いや、振るとしたら私に向かって振るのか。刺さるとやだなあ。

そんなわけで、最後の舞台はhhstyle.com 原宿店さんです。


現場は3階と案内され 「2001年宇宙の旅」みたいな階段をのぼってゆく

この佇まいでマッサージ機能付き?
あ、リモコン。確かにマッサージチェアだ
もみ玉について語る石野田さん
おお、ちゃんと揉んでくれてます!
マッサージとは別のリラクゼーションも取扱中
ついでなので、かっこいいスタッフの皆さんに囲んでもらう

デザイナーズマッサージチェア

こちらにあるマッサージチェアは「NF-01」。深澤直木さんという世界的なデザイナーの方によるデザインの一品。つまりあれだ、デザイナーズマンションのマッサージチェアバージョンみたいなものですな。そのまんまですが。

「コンセプトがラウンジチェアですから、マッサージ機能は“ちょっとついてると嬉しいな”ぐらいのものだったんです。でも、座っていただくと分かると思いますが、そんなに捨てたもんじゃありませんよ」

ご案内いただいた企画担当の石野田さんは詳細にマッサージ機能について説明してくれた。

「体のラインに沿って効果的なマッサージができるように、シーソー四つ玉式という方式をとってるんです。モミと指圧をランダムに繰り返すこともできます。」

もともとマッサージチェアは銭湯にあるような物をイメージしていた私だ。これまで体験してきた3カ所のショールームで既にそのイメージは変わっていたが、それでもこういったエッジィな家具のお店で「モミ」とか「指圧」という言葉が飛び交っているのは文字通りツボを突かれる思い。

「もちろん15分で自動的にスイッチが切れるようにもなってますし、マッサージチェアとして完全に機能します」

マッサージチェアの一度の稼働は15分まで。これ、薬事法、つまり法律で決まっているのだ。それ以上はかえって逆効果になるおそれがあるからだそう。

石野田さんもおっしゃるとおり、体験してみると、グイグイゴリゴリちゃんと揉んでくれた。お見それしました。

そしてここでももみ玉の撮影である。どうですか、撮れますか、と心配そうな石野田さんだが、そうですね、表面からだと突出がカバーで見えなくて厳しいようねので、横から撮りますから大丈夫ですよ、と余裕のわたくし。

なんでしょう、最初に比べたこの慣れ者加減は。

 

もみ玉ムービー5
「NF-01」
movie

今回は、肩こりを緩和し、もみ玉の撮影能力を向上させた取材となった。思わぬ一石二鳥。各ショールーム、お店のみなさんには大変なご協力をいただきました。ありがとうございました。

取材協力
hhstyle.com
原宿本店
 東京都渋谷区神宮前?6-14-2
 03-3400-3434
 12:00〜20:00
青山店
 東京都港区北青山?2-7-15
 NTT青山ビル?エスコルテ青山
 03-5772-1112
 11:00〜20:00

 


困ったことが起きた。欲しくなってしまいました、マッサージチェア。もう虜だ。ヘタに何軒もまわってしまったものだから、もし今お金ができて買えるとなっても、どれを買ったらいいか本気で悩む。どれだ、どれを買えばいいんだ。いや、その前にどうしたらお金ができるというんだ。ああ。

それにつけても、今回は実はどこも一人でうかがったため、私がマッサージチェアに座っている写真は全て案内してくださった方々に撮影してもらった。

「なんというか、こう、ボゲーっとしてる感じで、お願いします」

そんな無理なリクエストに皆さん笑顔で応えてくださり、心のマッサージまでされて帰ってきた次第です。

ナショナルセンター東京にて一輪車マシン試乗。広報の齋藤さんがしゃがんで煽り構図で撮影してくれた。



 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.