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特集


フェティッシュの火曜日
 

本場の木彫りの熊を買う

がおー

北海道に行った。

ホッケ、シシャモ、タラ、カニ、じゃがいも、いろんなものが本場だ。みんな買って帰る。みんな買って帰るもので忘れてはならないのが木彫りの熊だ。

なかば冗談のように「どこの家にもあるもの」と揶揄される木彫りの熊だが、北海道のとある町が発祥だという。

木彫りの熊の本場で本物の木彫りの熊を買おうじゃないか。(林 雄司


八雲駅の看板。期待に胸がふくらむ。
日本酒、いくら、せんべい、コロッケ…。あれ?熊は?
たぶんメインストリート

その町は「八雲」

札幌から2時間半。函館から1時間の町である。ここが木彫りの熊 発祥の地なのだ。

あのユニクロのフリースぐらいどこの家にでもある木彫りの熊がここ発祥であることはあまり知られていない。

しかし発祥の地だ、町のあちこちに木彫りの熊があったり、いろんな種類の木彫りの熊が売られているかもしれない。そうだ、空港で買うよりも安いかもしれないぞ(秋葉原にくる外国人観光客の気分)。

駅の構内にあった特産物の棚だって………、あれ?ないや。まあたまたまということもあるし、町で木彫りの熊を探してみよう。

 

商店街にかかってる旗から木彫りの熊だ

きれいな町を歩くと、頭上にかけてある旗が木彫りの熊であることに気づいた。やっぱりここだ。盛り上がってるぞ!(旗が木彫りの熊じゃなくて、木彫りをしている熊だったのだが、この際こまかいことは気にしない)

………と思ったけどそれっきり熊をモチーフにしたものを見かけなかった。

お金のことは言いたくないが、札幌からここまで片道で6000円かかった(北海道って広いですね)。ありませんでした、で終わるのはまずい。

ほら!熊が木彫りしてる!
この熊は違うし(日本ハムのキャラクター)
ガーデニングはうさぎだし…
これに至ってはなにがなんだか

 

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