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特集


ひらめきの火曜日
 
回転寿司新メニュー開発対決

はいっ、各社スタート!
魚屋で6年バイトしていたという腕前
「もう帰ってもいいっすかねえ」「ええ?!」
adoreチーム、素材からすでに美味しそう

キッチンスタジアムへ

各社代表が集ったのは、都内のある区民センターの調理室。ここが本日のキッチンスタジアムとなる。学校の家庭科室みたいな場所で大の大人、全12名が平日の昼間にこぞって回転寿司メニューを作りあおうというのだから、なかなか夢みたいな状況だ。

制限時間は2時間。料理のカンが鈍いため、この時間が短いのか長いのかよく分からない。とにかく調理にとりかかる。

ズバッ、ズババー!

ん? 背後から景気のいい音が。振り返ると探偵ファイルチームのテーブルではいきなり丸々一匹の魚の解体ショウが始まっていた。まじで?!
競合他社はかなり気合いをいれてきているようだ。

 

格好ばかりは完璧に

「古賀さん、これ、よかったら着てください」

慌てて材料を袋から出していると、ウェブマスター林さんが白衣を手渡してくれた。早速着替える。林さんは和風ダイニングバーの調理人風に、私は調理専門学校のパンフレットの人風に。わーい、コックさんみたいだー。

…いやいや、惑わされてはいかん。ユニフォームをばっちり決めたところで寿司ができあがる訳でもなし。

「やあ、形だけしっくり決まるともう終わったって気になりますねえ」

しまった、林さんはすっかり仕事を終えた気分になっている。いや、まだ終わってません、というか、何も始まってませんから。

隣のテーブルではexciteチームが鼻歌をうたいながら料理している。みなぎる余裕。
「バルサミコ持ってきましたよ。うち、置いてあっても全然使わなくって」
「ちょっと入れるだけで随分味違いますよ」
会話もプロっぽい。しかし、バルサミコって何だろう。

「何ですかね、バルサミ粉って」
林さんも分かってないようだ。が、多分「粉」ではないと思う。
(バルサミコはイタリアのお酢のことだそうです)

このままだと他社の空気に飲まれてしまう。いい加減、巻き返し開始です。

exciteチーム、あくまでもこのキャラで
ご飯はこんな食堂みたいなガスの大釜でまとめて炊いてもらった

 

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