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特集


エキサイティング火曜日
 
犬の障害物競走

大会までの道のり

出場者の人に、ふだんの練習の仕方など聞いてみた。
「いや、ふつうにしつけや運動してますよ。」
「でもこのための運動ってあるんじゃないんですか?」
「それは週1回、そういうところに行って、専門の先生に付いてもらうんです。」
要はきちんと教えられたことをやり、毎日のしつけをしっかりやるということだろうか。


何を思ったか、係の人に親しみを示す。スタート前の緊張なし。

「これ、大勢の見ている中で1組づつ競技するから、人間も緊張するんじゃないんですか?」
「ええ、最初はねー。でもそのうち頭の中真っ白になっちゃうから。」
「犬は緊張しないんですかね?」
「いや、してないですよ。飼い主が遊んでくれて、ごほうびのオヤツもらえるのがうれしいだけじゃないかねー」


以下、スタート時の「待て」ポーズ・その1 その2 横顔が、犬の影絵を作るときの手みたい

その3 30度。 その4 0度。伏せちゃってる。

その5 緊張感なし。「ほほう〜」って感じで、他人事。 その6 そりかえっちゃってる。

何を思う?動物よ

確かに、競技を終えて出てきた犬は、何を思っているのか、しっぽを激しく振って跳ねながら飼い主にまとわりついているのだった。もうものすごい興奮状態。

競技が上手くいったときは、人間には犬も一緒に喜んでるように見える。もしかしたら確かに、彼らも栄誉や達成感で喜んでるのかもしれないが、本当はどうなんだろう。

競馬で勝った馬が豪華な布をかぶせられていたりするときも、彼らの顔はなんだかほこらしげではある。

「走って遊んで超ハイっすよ!」「オヤツカモンナウ!」とか、ものすごく単純な思考だったりするのだろうか。


 

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