機器はうったえる
そんなわけで、街へくりだした。
自動販売機しかり、やはり機器ものは業務用メッセージの宝庫だった。公衆電話からパーキングメーターまで、道ばたにある機器という機器に取り扱いに関するステッカーが貼ってある。
図1、おなじみの非常灯には「パネルの外し方」が。こんなに公にしてしまってもいい情報なんだろうか。うっかり誰かに外されかねないぞ。パネル。
行く手に機器があれば足を止めてジッと読む。このペースだと近いうちに街じゅうを取り扱えるようになりそうだ。役に立つかは別にして。
to 業者 from 業者
街にあるメッセージは取り扱い方法だけとは限らない。例えば、業者さんから業者さんへの連絡もそこらじゅうに書いてあった。
図2も図3も電話番号明記だ。6600ボルトの電気が流れているというなか大変に不謹慎であるが、公衆電話の落書きによくある「愛人募集 電話XX-XXXX-XXXX」なんてのを思い出してしまった。
なんだかもう、混沌と
業務用メッセージ、探すぞ! と意気込んで出てきたが、探すまでもなくガンガン見つかった。街をあるけば業務用注意事項にあたる。
普段歩き慣れている道に広がる知らない世界。私には必要なくても、誰かにとっては重要なのだとは思うのだが、この氾濫ぶり、かなり手に負えない。
その上、目で文字を追っていると、この際無視してもいい業務用ではない公共の看板も気になってきた。
図4はあくまで公共向けなのだが、業務用以上に意味がサッパリだ。なんだこれ。
調べたら「地区内残留地区」とは、ビルなど頑丈な建物が多く建ち、震災時も基本的に避難場所への避難は不要と考えられる地区のことだそうです。
いかんいかん、今見るべきは業務用。軌道修正。さて、道ばた探索ですでにお腹一杯の状態なのだが、これはまだ甘い方なのだ。さらに業務用メッセージであふれかえる場所がある。駅だ。