将棋の駒に「Z」と彫ってもらう
そうだ、今日は将棋の町天童市に人間将棋を見に来たんでした。
それを思い出させてくれたのは将棋駒のテント。経済産業大臣指定の伝統工芸士 國井天龍さんが飾り駒の実演をしていた。その場で名前を駒に彫ってくれるのだそうだ。聞けばアルファベットでも大丈夫だとか。じゃあ、「Z」って彫って下さい。
「取材? Zって新聞の名前なの? Z通信?」
いやいや、「デイリーポータルZ」っていうんです。誤解を解くか解かぬかの間に手早く「Z」が彫られていく。彫り上がりはアルファベットにも関わらず完璧に将棋駒な書体だ。さすが、経済産業大臣指定。ありがとうございました。しかし「Z通信」って何だったんだろう。
国際交流のテントでは、イタリアのマスロティカで人間将棋ならぬ人間チェスというものがあることを知った。天童市とは「人間ボードゲーム」つながりで友好姉妹都市提携をしているんだそうだ。
「ウチの市、人間を駒にして将棋やってるんだぜー!」「えっ? ウチも人間でチェスやってるよ」「おお、じゃあ友達になるか」「なろう、なろう!」
そんな感じだろうか。いいなあ。そんな友達同士なら絶対喧嘩しないだろうな。ちなみに人間チェスは、毎偶数年に行われていて、今年も9月にあるそうだ。……ふーん(行ってみたい)。
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