衝撃映像「あっ!うんこでた」
というコーナータイトルだが、別に18禁のコーナーではない。むしがうんこをするシーンをVTRで流しているのだ。で、気になるのがBGMがクラッシックの名曲、「威風堂々」であることだ。
これがまた妙にあっている。肝心な部分でスローモーションになる映像にぴったりである。ナイス選曲。この点についても坂本さんに質問してみた。
「『うんこは堂々とするものである』って職員のアイデアで、流してみたらすごくあったんで決めました」
とのことだ。「うんこは堂々と」。なるほど、うんこを照れたりするのは人間だけだ。
「天敵に見つからないようにうんこを飛ばす虫はいますよ。」
うんこで居場所がばれると食べられてしまうのだ。うんこが恥ずかしいどころか、命がけである。たいへんだな、むし。
うんこで成長を数えてみよう
1万個のうんこが展示してあった。カブトムシの幼虫はさなぎになるまでのあいだに約1万個のうんこをするそうだ。
その内訳は
1齢幼虫→2齢幼虫:1832個
2齢幼虫→3齢幼虫:1350個
3齢幼虫→さなぎ:6059個
(「○齢幼虫」は脱皮の回数のことで1年のことではありません)
大人になるまでにするうんこが約1万個なのだ。成長をうんこの数で考えるという視点が新鮮だ。僕も自分に当てはめて考えてみた。
………。毎日じゃなくてときどき便秘したとして…。
数そのものよりも、受験勉強や仕事のことで悩んだこととかがちっぽけに思えてくる。うんこじゃないか。(みなさんも計算してみてください)
という逃避はさておき、かぶとむしの幼虫は1万個のうんこをして体の大きさが約1000倍になるそうだ。1万個もうんこしてまだそんなに大きくなるのか。
すごいなきみら。
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