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特集


ロマンの木曜日
 
生活の中でロスタイムを測る
ロスタイムを測る

サッカーの試合にはロスタイムというものがある。45分経って試合終了時間になっても、2分とか3分とか、ロスタイム分延長される。
これを生活の中に取り入れてみたらどうだろうか?
これはロスだなあ、と思った時間を測っていき、24時になったらロスタイム分その日を延長する。そんな目論みのもと、ストップウオッチ片手に1日のロスタイムを測ってみた。

1日のうち、ロスタイムはどれくらいあったのか?

(text by 住正徳


サッカーでのロスタイム

競技規則や教本など。審判になるためには沢山の勉強が必要だ
松村さん。実際にロスタイムを測る様子を実演してくれた
フリーキックを指示する様子

僕の知り合いでサッカー審判の資格を持っている人がいる。
写真家の松村映三さん(50才)は、日本サッカー協会が認定する公認少年少女サッカー指導員で、少年少女のサッカー試合をいくつもジャッジしてきた。

その松村さんに、サッカーの試合におけるロスタイムについて尋ねると「サッカー競技規則」という本を見せてくれた。

第7条 試合時間
「空費された時間の追加」
次のことで時間が空費された場合は、前、後半それぞれ時間を追加する。

競技者の交代
競技者の負傷の程度の判断
負傷した競技者の治療のためのフィールドからの搬出
時間の浪費
その他の理由
空費された時間をどれだけ追加するかは主審が判断する。

サッカーの試合は主審によって全てがコントロールされる。なので、ロスタイムか否かも主審の判断に委ねられる訳だ。

僕には僕の生活をコントロールする主審がいる訳ではないので、生活におけるロスタイムは自分で判断するしかない。
これはロスだな、と思った瞬間にストップウオッチを押し、それをやり過ごしている間のタイムを測る。

ロスタイムの定義が分かったので早速測っていこうと思いますが、ちょっとその前に。
審判の動き方について、松村さんが解説します。


主審の動き
主審は任命された試合に関して、競技規則を施行する一切の権限をもつ。このように後ろ向きで早く走る事も要求される。

副審の動き
副審の任務は主審の決定に従いつつ、ボールがフィールドの外に出た時の合図などを行う。このように横走りする事が多い。

生活のロスタイムを測る上で審判の動き方はあまり関係なかったが、この説明を受けていた時間はロスタイムとして計上しなかった。


それでは次ページから、生活のロスタイムを測っていきます。



松村映三・写真家
1953年生まれ。代表作品集に「雨天炎天」「辺境近境・写真編」(いずれも文・村上春樹)、滾滾遼河(詩・田村隆一)などがある。

 

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