上野、不忍池そばにあった屋台は、昔ながらの看板の屋台だった。色あせた感じと黄色のふちどりが、小学校の校旗みたいだ。
バナナの形はふぞろいだった。3つに切ってあるものは、おでんのようだ。まぶす飾りも、玉と棒状のスプレーが混ざっている。 作る人の性格によって、形状が変わってくるものなんだろう。
外国人観光客も買っていた。珍しいのか。そういえばチョコバナナは、日本ローカルな食べものだ。
隅田川ぞいのお花見は年齢層が高い。高齢者がたくさん歩いていた。
これはバナナの屋台無いかも、おばあちゃんはチョコバナナなんて食べないもんなあ……と思っていたのだが、探したら、あった。
先っぽにコアラのマーチが付いているタイプだった。ビニール袋につつんで、持ち帰り出来るようにしたものも、たくさん並べていた。
そうか、子供へのおみやげ用に買う人がいるのか。