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11月のテーマ:冬

DVDガイド

冬に関するDVDガイド

こんにちは。デイリーポータル編集部のイシザキです。
今回は冬にちなんだDVD紹介ということで、ここ5年間冬に公開された作品で、オススメのタイトルを集めてみました。どうでしょう?
こうして年ごとに作品を並べてみると、タイトルからそのとき起こった出来事を思い出したりして、けっこう感慨深いものです。5年前の1997年当時は、2002年がものすごく遠い未来に思えていたのですが、あっというまに今に至ってます。もはや、「2001年宇宙の旅」も去年の話ですから。
ちなみに1997年の流行語大賞は「失楽園」でした。




ブックガイド ハリーポッターと賢者の石
ワーナーホームビデオ 2,831円
2001年冬公開作品。


世界的大ベストセラーの映画化第一弾。

両親のいない主人公のハリーは、おばさんの家に居候している少年。しかもなんと階段の下に住んでいます。いまどき珍しく、天井の低い物置みたいな部屋で寝泊りし、おばさん一家に家事を強いられ…。もう児童保護法に触れちゃいそうな、散々な生活を送っているのです。

しかし、本当はハリーは偉大なる魔法使いの子供だという。もちろん彼も魔法の素質があり、映画の後半でその才能に目覚めた後は、お約束の大活躍。勉強はできるしスポーツも大活躍、「あれよあれよ」とみんなにうらやまれる立場になっちゃうわけです。

まさに現代版シンデレラストーリー。「しょせん血筋の良し悪しかよ!」とか文句言わず、素直な気持ちで鑑賞するのが○。

ハリーポッターと賢者の石


ブックガイド バーティカル リミット
ソニーピクチャーズエンタテインメント 4,700円
2000年冬公開作品。


K2を舞台に繰り広げられる、登山アクション(??)映画。山に取り残された妹を助けるために、兄役のクリスオドネルが雪山レスキューに挑むという。

雪山なだけに雪崩がやってきたり、クレバスに落ちそうになったりは当たり前。「妹のためならエンヤコーラー」というわけで、山から山へ飛び移る大ジャンプまで挑んじゃいます。

アクションも激しいけど、兄弟愛も激しい。ちょっと引く。

バーティカル リミット


ブックガイド アナライズミー
ビクターエンタテインメント 4,700円
1999年冬公開作品。


元祖カメレオン俳優、ロバート・デ・ニーロとコメディアンのビリークリスタルが出演。

かの「ゴッドファーザー」のマフィアボス役など、シリアスな演技の印象が強いデ・ニーロですが、ここではパニック症候群に悩まされるマフィアのボス役をコミカルに演じております。さっきまでシリアス顔で「殺すぞ!」とかメンチ切ってたのに突然ワーワー泣き出したりして、いい年したおっさんが号泣している姿はかなり笑えます。

しかし泣いている顔でもインパクト充分。相手役のビリークリスタルとの掛け合いも絶妙。コミカルな演技でもしっかり魅せるところは、「さすがデ・ニーロ」と感心する作品。

アナライズミー


ブックガイド リング
ポニーキャニオン 4,700円
1998年冬公開作品。


ハリウッドのリメイク版が現在公開中。この映画を見てから、テレビの砂嵐が怖くて仕方ないひとも多いことでしょう。(かくいう自分もそのひとり…)

呪いのビデオを見たら、7日間以内に死んでしまう。しかも、どうやったらその死を回避できるかがわからない。どうにもこうにもならずバタバタとみんな死んでいってしまう。そんな「不条理の恐怖」を描いたホラー作品。ほんとうにおそろしいです。

特に、ラストで貞子がテレビから出てくるシーンは圧巻…。肩のカクカクした動きがよりいっそう恐怖を誘います。実は先日ハリウッド版の「リング」も見たのですが、あのシーンはやはり日本版の勝ちですね。

リング


ブックガイド タイタニック
20th Century Fox Jp 4,900円
1997年冬公開作品。


いまや「レオナルド」といえば「熊」ではなく「ディカプリオ」。彼の名前を世界中にとどろかし、不動の人気を作り上げたのがこの作品といっても過言ではないでしょう。

この映画公開後、ディカプリオが恋人役のケイト・ウインスレットを船の先端で抱きかかえる、あのシーンをまねするカップルが世界中に氾濫。両手を広げて船の先端に立つのは危ないです。やめましょう。

ご存知のように映画はフィクション。1912年に沈没した実際のタイタニック号に、ミュージシャン細野晴臣のおじいさんが唯一乗船していた日本人で、生還した話は有名。

タイタニック


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