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@search 特別企画
 

無人島サバイバル検索(別冊@search) 
無人島から@search

気がついたら無人島にいた!
もし万が一そのような状況になった場合、検索で窮時を乗り切ることができるだろうか。

今回の別冊@searchはそういう企画です。

(文:工藤考浩 /モデル:安藤昌教/検索:古賀 及子


無人島に打ち上げられた

船が難破して漂流し、気づいたら無人島に打ち上げられていた、という状況を映画などで目にする。
そんな場合、映画の主人公はタフで勇敢でナイスガイで、しかもサバイバルの知識が豊富だ。
しかし、もし実際に無人島に打ち上げられた場合、ただただ途方に暮れるだけで、何もできないのではないかと思う。
そんなときに、@searchの検索がどれくらい役に立つのかためしてみた。
無人島に打ち上げられた人役を演じるのは編集部で唯一無人島が似合う男、安藤昌教である。


打ち上げられた安藤さん

ここはどこの無人島ですか

ここはどこでしょう

無人島に流されて、まず最初に知りたいのはここがどこであるかではないだろうか。
ひょっとしたら火山島で、なにはともかく脱出することを考えなければならないかもしれないし、大洋の孤島だったら衣食住を確保して長期戦に備えなければならない。
そこでまずは、周辺の景色をヒントに自分がいる場所を特定できるのかを確かめてみようと思う。


景色を見るため木に登る

会社で検索してもらおう

安藤さんが見た景色を、会社にいる当サイト編集部の古賀さんにメールで説明して検索してもらうことにした。
会社へメールを送信できる環境があるんだったら、はなから自分で検索した方がいいと気づいたのは無人島に到着したあとだった。
とにかくただ無人島に行きたいという気持ちが先立った結果で起こったミスだ。
企画の根幹を揺るがす矛盾ではあるが、気にせずこのまま進めよう。


シーフレンド1という船
軍艦が見えた

古賀さんへ

どうやら僕は無人島に打ち上げられたみたいです。口の中がジャリジャリします。
いったい今僕はどこにいるでしょう?

ヒント
・シーフレンド1という船が遠ざかっていくのが見えます。
・その向こうには軍艦が停泊しているのが見えます。

どこに打ち上げられたのか検索で、調べて教えてください。

安藤


古賀さん検索してください

さっそく上のようなメールを、編集部の古賀さんに送信した。
ほどなくして無人島にいる安藤さんの携帯電話に返信が来た。


しらべてください

安藤さん
古賀です。

事務所に来ないと思っていたら無人島に打ち上げられていたんですね。
一体何があったんですか。
いきなり検索とかいわれてもそっちが気になります。

気になりつつも、一応検索してみました。
シーフレンド」で検索したのですが、沖縄の渡嘉敷島にあるダイビングサービスの会社みたいです。
ホエールウォッチングとかできるらしいですよ!

あと、口がジャリジャリしているそうなので、 なんとかならないか検索してみました。
(検索:口 ジャリジャリ 対策

富士山に登ると、下山時に砂埃で口の中がジャリジャリするらしい、 ということが分かりました。
慣れた方は使い捨てのマスクをして下山するそうです。
へー。

古賀

検索キーワード:シーフレンド

現在安藤さんが置かれている状況を解決する情報は得られなかった。
たぶんそれは、古賀さんが本気で調べてくれていないからだと思う。
きっと僕が古賀さんと同じ立場だったら、まともになんか検索する気にはならないだろう。
そのあと少しして、もう一件メールが来た。


古賀です。

すみません!
さきほど、ホエールウォッチングのことを 書いたのですが、さらに検索したところ、 どうやらシーズンは1月〜3月のようです。
残念です。

で、「軍艦 シーフレンド」で検索しなおしてみました。
どうやら打ち上げられたのは沖縄じゃないみたいです。

シーフレンド1は横須賀港の“YOKOSUKA軍港めぐり”というのに 使われてる船みたいなので、横須賀の辺でしょうか。

ということは、もしかして猿島なんじゃないですか。
「猿島」で検索したところ、 面積は横浜スタジアムのグランドの約4倍だそうです。
広いのか狭いのか分かりません……。

古賀

検索キーワード:軍艦 シーフレンド

おお!
正しい答えを導いてくれた。
そう、安藤さんが打ち上げられているのは横須賀の沖にある猿島という無人島なのだ。

それにしても、古賀さんは親切だ。
仕事とはいえ、こんな意味不明の企画にもきちんとつきあってくれている。


猿島でーす

東京湾の無人島 猿島

猿島というのは東京湾に存在する唯一の自然島で、正真正銘の無人島だ。
しかし、無人島といっても横須賀から連絡船が一日に何便も通っており、海水浴場やバーベキュー場もあって、ちょっとしたリゾートになっている。
つまり、無人島ではあるけれど、生命の危険は少ない。
今回の無人島で検索サバイバルという趣旨にはもってこいの無人島だ。


これが東京湾の無人島、猿島です

ちゃんと船で渡ってきました

おなかがへった

観光地化されているとはいえ、無人島は無人島だ。
お腹がすいても食べるものはない。
夏休みシーズン以外の土日は売店も閉まっているので、食べるものはじぶんで調達しなければならない。


みんなお弁当もってきている

島にあるもので、なにか食べられるものはないかと島内を調査に出かけることにした。


島を探索中

猿島は要塞だった

江戸時代の終わりころから昭和の初めにかけて、この猿島は東京を守るための要塞だったらしい。
要塞というのが具体的にどういうものなのかはよく知らないが、岩盤を掘り煉瓦が積まれた迷路のような道が、島の中を通っている。


こわい煙突や
こわい壁

 


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