林:検索実況中継も2回目を迎えました。
住:前回は火事騒ぎに巻き込まれて大変でしたね。
林:ええ、新宿はお祭り騒ぎでした。
住:なので今回はガラッと雰囲気を変えて。
林:そう、大森のふるさとの浜辺公園にやってきました。
住:突然大森に現れた人工浜ですね。
林:何か、凄いでしょ。
住:ええ、何か凄いです。でも、まだ浸透してないみたいですね。
林:タクシーの運転手さんも知らない。
住:ここに来るまで大変でした。
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ふるさとの浜辺公園 |
ここを選んだのは失敗だったのか
林:じゃ目につくものを、検索していきましょうか。
住:まず、「大森、ふるさとの浜辺公園」で検索してみますか。
林:ああ、まずそれいきましょう。
鈴木:じゃあ、検索します。
住:って、あなたは?
林:あ、今回は検索のエキスパートとして、アットサーチの開発メンバーの鈴木君が来てくれました。
鈴木:アットサーチの鈴木です。よろしくお願いします。
住:開発メンバーとは心強い。
林:そう、気に食わないページを下の方に表示したりしてるんですよね?
鈴木:まさか!そんな事ありません。
住:そうですよ。鈴木君に限ってそんな事。
林:ですよね。じゃあ「大森、ふるさとの浜辺公園」を、鈴木君。
鈴木:じゃあ、早速。えーと…大森、…ふるさと……。
林:あ、グーグルで検索しようとしてる!
住:そこはアットサーチで行きましょうよ。
鈴木:そうでした。アットサーチで検索します。
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浜辺で検索する3人と後ろから様子を見守る広田さん |
鈴木:よいしょっと。「ふるさとの浜辺公園」出ました。
住:あ、746件。
林:おー。746人もいないっすよねぇ、ここに。
住:いないですねぇ。きっと50人もいない。
林:穴場ってことでいいんじゃないですか。
住:ああ。検索数よりも、実人数が少ないっていう?
林:別に穴場じゃないか。
住:僕ら、無理矢理、検索と絡めようとしてますね。
林:ここ……、選んだの失敗でしたね。
鈴木:でもいい場所ですよ。
住:ね、場所はすごく。
林:うん、まあ、検索なんかはもうどうでもいいやって。
鈴木:なんかそんな気になってきますね。
住:2回目にして早くも企画主旨が……。
林:そうでした、ちゃんと検索していきましょう。
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検索を続ける |
小豆島の砂らしい
林:ここの砂、なんか小豆島から持ってきたらしいですよ。
住:あ、それじゃあ検索した方がいいんじゃないですか。
鈴木:了解です。えー、小豆島。よいしょ。
林:あ、そうです。あずきしまって書く。
住:さすが開発者、入力が速い。
林:うん、速い。でも、通信速度が遅くて、あれですね。
住:64kですからね。いくら入力が速くても、検索に時間がかかりますね。
鈴木:こればっかりは、どうしようもないですよね。
林:普段はデスクワーク?
鈴木:ええ、デスクワークです。
住:じゃあ外に出ることは?
鈴木:ほぼないですねえ。
住:ないですか。
鈴木:だからお二人みたいに外に出て、どんなことするのか興味津々で来たんですけれど。
林:こんなにダラダラで。
住:グダグダで。
一同:あははははは。
住:お、ようやく検索されましたね。
林:ん? あ、そうそう小豆島。
住:78700件。絞り込みますか?「小豆島、砂」あたりで。
鈴木:砂でいきますか、じゃあ、すぐやりますね。
鈴木:えっと、44600件。砂風呂の話ばっかりみたいです。
林:砂風呂かぁ。小豆島としては、ここに砂を渡したことをあんまり言いたくないのかな。
住:いやいやいや、そんなことないでしょ。
鈴木:これ持って帰れば、砂風呂できるんですかね?
住:砂風呂ってそもそも何ですか?砂に埋まるんですかね?
林:たぶんそうです。
住:温かくして?
林:じゃあ「小豆島、砂風呂」で検索してみましょう。
鈴木はい「小豆島、砂風呂」。
住:お!836件。
林:それが多いのか少ないのか、よくわからないですね。
鈴木:通常の温泉浴の3、4倍の効能があるみたいですよ。
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「あら、そうなの?」と広田さん |
林:これ持って帰って砂風呂しますか。
鈴木:でも相当な量が必要ですね。
住:埋まらなきゃいけないですから。
林:ここに埋まっちゃえばいいんじゃないんですか。
住:いや、寒いですって。
林:開発が嫌になったらここに埋まって。
鈴木:嫌になる度にですか?
住:いいじゃないですか。それ。
林:何かわかるかもしれない。あ、あそこ初期化してない!とか。
鈴木:そしたらすぐ会社に戻らないといけないですよ。
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瞬!ワードで上位に入った言葉にインスピレーションをうけてまんがにします。実写とまんが的表現のハイブリッドはライクア「エビちゃんシアター」。もちろんリスペクトで言ってます!
(林雄司) |
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