1524位 「路線図」。 皆、全国津々浦々で、今日この瞬間も路線図を探しているのでしょうな!
かく言う私は路線図を眺めるのが大好きだ。あまり乗らない私鉄の駅で電車待ちの間は、路線図を穴の空くほど凝視している。なんでこんなに飽きないで見ていられるのか、自分にもよくわからない。もちろん手帳にも、別売りの手帳用路線図をファイルしております。
しかし、停車駅が変わったり新しい路線が増えたりすると、それをアップデートするのがつい後手になりがち。それに、JR版と地下鉄版、それに各私鉄も入った総合版になると、それらを日々携帯するのもお荷物だ。
何か違う携帯方法はないものかと思い、作ってみたのがこの「ビーズ織り・路線図ブレスレット」です。
(乙幡 啓子)
さて果たしてどこの路線にするか
簡単に「路線図ブレスレット」とか言ってるが、よく考えるとえらい作業である。よく考えなくとも、やめたくなる作業である。
自分の故郷の上毛電鉄なら線一本で済むのだが、東京にいる自分としてはやはり東京近郊の路線図を携帯しないと意味があるまい。というわけでいくつかプリントアウトしてみた。
だってこんなんですよ。
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左下が東京の地下鉄路線図、右上がJR。
無理。無理だ。自分の手持ちの「ビーズ織り機」では、4cm×9cm の世界を織りなすのが精一杯だ。
というわけで、自分のホームグラウンド、というかホームレイルウェイであるところの、東急電鉄の路線図を作ることに決定した。よく使う路線であり、携帯して実用に、という理にかなっている。
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東急ならこれくらいの作業でよし(失礼)。 |
エクセルに手でいちいち転写しました。割と好きな作業です。 |
さて、東急には8路線(横浜から乗り入れるみなとみらい線を入れたら9路線)ある。ということは9色ビーズを用意しなければならないが、手持ちのビーズでなんとか間に合いそうだ。多少サイケな出来になるかもしれないけども。
夜中にビーズ皿ひっくり返して、叫んだりしてます。
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その前に、ビーズ織りとはどうやるのか、久しぶりなのでおさらいしてみたいと思います。
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設計図を見て、1段目の分だけ針に糸を通す。 |
張っておいた縦糸の隙間に1つ1つ下からはめていく。 |
指で下から押さえる。 |
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針をお尻のほうから、縦糸の上を通して入れていく。 |
1段完成。 |
引っ張って幅を調節し、糸を結ぶ。 |
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