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コネタ


名古屋コネタ
 
名古屋コネタ60本ノック

安藤(?):にゃー。
古賀:よーし、よしよし、ゴロゴロゴロ。って……誰ですか?
安藤(?):ゴロゴロゴロ。安藤さんちの猫です。へちまといいます。
へちま:安藤さんは酒飲んで寝ましたので代わりに。
古賀:じゃあ、今日はへちまと古賀で進行します
古賀:いやいやいや!そんなサイトじゃないですから、デイリーポータルは人間が運営しております!
へちま:にゃー。
古賀:……。じゃあせっかく猫が出てきたところでこんなネタを



名古屋コネタ52


キャッツカフェの巨大パフェ『ネバーギブアップ』

名古屋のキャッツカフェというカフェで巨大パフェ、その名もネバーギブアップを売っているらしい。大盛り挑戦企画は大食漢の僕がやるしかないでしょう、というわけでさっそく挑戦してきました。(梅田カズヒコ

でか。

うーん、何から食べようか。

いただきます!

10分後。(前の写真の表情と見比べてみてください。)

20分後。すでにスプーンを持ってない。

ギブアップでした。

ピッチャー?

店内でしばし待つこと10分。僕の前に出てきたのは上のでかいパフェだった。

店員「お待たせしました、ネバーギブアップです」
梅田「これ、容器がピッチャーですよね?」
店員「いや、パフェ用の容器です」
梅田「どう見たってモルツって書いてますが」
店員「ははは……」

店員さんは笑ったまま奥に引っ込んでしまった。かなりの衝撃をくらったものの甘い物は嫌いではない。さっそく食べてみる事にした。
いちご、メロン、キウイ、ブルーベリー、ラズベリー、オレンジ、プリン、ヨーグルト、チーズケーキ、シュークリーム……ありとあらゆる思いつくかぎりのデザート類をぶちまけてるけど、これがなかなかおいしい。あ、これは完食できんじゃないか? 僕は無心で目の前のパフェと格闘を続けた。

しかし3分の1を越えたあたりで、突如ペースダウン。大量の生クリームはこれでもかとばかりに胃袋を広げにかかってくる。それに口の中が冷たくて舌が凍り付いて器に貼り付きそうだ。

 

罰ゲーム用?

この『ネバーギブアップ』は生ビール用の2リットルの特大ピッチャーに山盛りパフェが敷き詰められている。2.5リットルといったところ。本来は4人から8人で注文して小分けにして食べるものらしい(もちろん今僕はそれを一人で食べている)。まれに一人で食べる人もいるらしいが、大食い競争やパーティなどでの罰ゲームとして食べるらしい。と言う事は何か。僕は今罰ゲーム中なのか?

出来る限り食べ続けたが、約7割食べ終わったところで限界だった。それでもおよそ1.5キロの生クリームやらアイスやらフルーツやらを食べました。
実は取材一日目がいきなりここの取材で、その時僕はこの名古屋取材は頭や体力より胃袋勝負なんだと確信しました。

 

キャッツガーデン パルコ店

名古屋市中区栄3-29-1 名古屋パルコ西館8F
TEL 052-238-0517
アクセス/地下鉄名城線矢場町駅下車 徒歩1分

このあとすぐ飲み会があったのですが、ほとんど食べ物を口にできませんでした。夜ご飯がパフェってさぞかし僕の身体もびっくりしたのではないでしょうか。
これからも体力と気力が続くかぎりはいろんな事に挑戦しようと心に誓った日でした。

あ、本来はむさ苦しいひげの男性が行くようなお店ではなく、洒落た男女がデートでくるようなきれいなお店です。



古賀:いや、店名が「キャッツ」なだけなんですが
安藤:ああごめんなさい今起きました、安藤です。ネバーギブアップ、っていう名前がいかしますな
古賀:よかった。おどかさないでくださいよ。いきなり猫と対談させるなんて。
古賀:さておき、確かにいいネーミングです
安藤:梅田さんの表情もいいです
安藤:不幸を背負った感じで
古賀:「10分後。(前の写真の表情と見比べてみてください。)」って書いてあるんですが最初の表情からして疲れてますよね
安藤:病んでます。梅田さんといえば、僕は一緒にサボテンを食べに行きました



名古屋コネタ51


春日井市ではサボテンが食べられる

安藤 昌教

春日井市、落合公園の中にあるグリーンパレス春日井。結婚式にも使われるその建物の中にあるレストラン春菜では春日井名物サボテン料理が食べられる。そういえば僕はかつて沖縄でかなりえぐいサボテンアイスを食べたことがある。その思い出が今ではトラウマとなっていて、サボテンと聞いたときあのえぐさが脳裏をかすめた。

運ばれてきたサボテンカルボ(サボテンパスタのカルボナーラ)は予想通り派手な緑色をしていた。一目でただ者ではないことがわかる。一口食べた梅田さんがつぶやいた。「なんとなく苦い気がします」。そうだろうそうだろう、それがサボテンのえぐみなんだよ。恐る恐る僕も口に運んでみた。


緑がまぶしいサボテンパスタ。

え、うまいじゃん

普通にうまいのだ。ぜんぜんえぐみも苦味もない。色こそ緑だけど、その他の点でサボテンを連想することは難しいだろう。思うに梅田さんの言っていた「苦い気がします」は入っていたピーマンを食べたのだと思う。あと「かすかに玉ねぎみたいな味もします」とも言っていたけど、それもたぶん入っていた玉ねぎを食べたんだと思うよ。

デザートに注文したサボテンアイスも同じように普通においしかった。かなり構えてかかっていたので少し拍子抜けな部分もあったが、これで僕の中のサボテンのイメージがずいぶんアップしたことは間違いない。


サボテンアイスはおしゃれな様相。

サボテンには牛乳の30倍ものカルシウムが含まれているらしい。良薬口に苦し、というが、春菜のサボテン料理はどれもお世辞抜きにおいしかったです。




古賀:梅田さんの味覚に鋭い突っ込みが入ってます
安藤:ええ。明らかにパスタ自体はうまかったです。
古賀:見た目にもおいしそう。
安藤:あそこは結婚式の披露宴会場に使われるレストランでして。
古賀:そんなレストランに男二人。取材って悲しいですね…
安藤:梅田さんと二人で食事して、デザートに1つのアイスを二人でつつきました。やっぱりお互い言葉すくなでした
古賀:むちゃくちゃ仲良さげにしゃべってても気持ち悪いので、それで良かったんだと思います
安藤:ええ。取材のあと、同じホテルに泊まっているのに帰りは別々でした。
古賀:え、いや、そこは一緒に帰ってきましょうよ!
安藤:まあ、その辺はあいまいにしたまま今日はこの辺で!
古賀:えー! まあいいか。猫のへちまによろしくお伝えください。

 

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