古賀:背骨の周りがこってます。古賀です。 乙幡:本歯がやっと入りました、乙幡です。極楽です。 古賀:ああ、よかったですね!かめるんですね(乙幡さんはしばらく歯を痛めていた) 乙幡:「喜びも」かみしめております・・・。 古賀:じゃあ、今日の一発目は間違いなくこのネタじゃないですか。このときも噛めなくて大変そうでした
津島神社の銘菓「あかだ」「くつわ」を取材しに、「あかだ屋清七」さんにお邪魔した。
あかだ・くつわとは、神社ゆかりの油菓子。あかだは薬師如来の持つ薬「アキャダ」、あるいは赤団子のなまりともいわれる伝統の厄除菓子。くつわは、神官の乗った馬のくつわに由来するといわれる菓子。主に米の粉を練って油で硬く揚げてある。
いたって素朴な、懐かしいような味。由緒ある菓子のいわれや、昔から変わらない製造手法などの話を聞きつつ店内を見回すと、周りの雰囲気と違ってやけにきらびやかな一角がある。
こちらのお孫さんの雄大君が、12歳にして、某テレビのTVチャンピオン(頭やわらかIQ王選手権)でなんと2連覇したそうで、そのトロフィーや写真が飾られているのだった。しかも、その雄大君の妹とお母さん(つまりここのお嫁さん)も、「親子なぞなぞIQ王選手権」で優勝したそうだ。
どんな家なんだ。 TVの演出で岩から出てくる雄大君の写真も、まるででっかい「あかだ」をかかえているようである。
あかだと頭やわらかIQ王。
伝統とTVチャンピオン。
厄除と眞鍋。
相反する2つをいっぺんに消化しようとしてもしきれない、意外な津島の思い出だ。
東京ではハトの数を減らす都の政策のため、公園でハトのえさを売っているのを見なくなった。
しかし、名古屋ではまだハトのえさを売っていて、ハトにえさを与えることができるのだ。大須観音の境内にはハトのえさ専門の店まである。
蚤の市開催中のため、ハトはいなかった。しかしハトにとってのパラダイスであることを知って満足だ。すると乙幡さんから
「テレビ塔の下にもハトのえさ売ってましたよ」
との情報をもらう。
「そりゃ林さん行かないと」
とも言っていた。あれって善意のようですこし揶揄してるよな、と思いつつも、翌日、ひとりでテレビ塔に向かってしまった。ハトよ!
しかし肝心の売店が見つからない。テレビ塔の受付の人に聞くと休みの日だけ出ている店だそうだ。ハトに土日なんて関係ないのに。ハト中心ではなく、人が商売の中心なのだ。しかたない。ハトは金を持っていないからな。
しかしハトのサンクチュアリはまだここに残されていた。東京のハトよ、向かうなら名古屋だ。