クリスマスが近づいてきましたね。
と、ここで素直に「クリスマスにちなんだネタ」をやらないのがデイリーポータルZの心意気ってもんだ。
そうか?そう言い切ってしまうのもまたアレな気がする。世間が楽しくやってるなら、同調するのもいいじゃないか。ただ肯定でも否定でもない、クリスマスへの態度。それを、個人的にも維持していきたい。
ごたくはともかく、今回は「クリスマスばんざいな人と、素直に祝えない人との間を取り持つ」ツリーを提案してみたいと思う。
(乙幡 啓子)
用意するもの:つまみならなんでも
クリスマス関係なく飲みたい、でもいつもの店でエンガワあぶって鮭トバで焼酎、ってのも無理してるみたいでなぁー。でもモミの木買って帰るってか?やってられるか!という方々のために、今回は「つまみツリー」を作ろう。用意するのはあくまで「つまみ」。だがいちおう頭の片隅にはあのモミの木とその飾りを意識するのだ。
そしてあとは簡単。発泡スチロールで作った土台に、つまようじで足場を組んでやるだけだ。
たのしい 飾りつけ
「どろどろどろ〜」
水を切ったもずくを、面倒なので上からどばっとかける。モミの木の緑を、同じく植物である海草で表すのだ。
モリゾーが帰ってきた!とお子さんが騒ぐ前に、できあがった下地に、いろいろオーナメントを取り付けていきましょう。お子さんとたのしくやるのも いいかもしれません。
哀しい、いや楽しい飾りつけも終え、あとはワイン、いや冷酒をあけるだけだ。
冷酒や焼酎とともに食すツリー。なんだか意外とよくできてて、あせる。今度、客に出そう。
「西洋のまねごとなんかできるか!」とテーブルひっくりかえしがちなお父さんがもしいらっしゃったら、ぜひこれを勧めてみてくださいよっと、ウィー。